桂歌丸とは、落語家である。生ミイラ、理科室のガイコツ、はげちゃびんではない。
1936年横浜市生まれ。本名は椎名巌(しいな いわお)。落語芸術協会所属で、落語芸術協会5代目会長を務める。怪鳥ではない。5代目古今亭今輔、4代目桂米丸に師事。当初は新作落語を中心としていたが、現在は古典落語を主としており、廃れてしまった落語の演目の発掘などを積極的に行っている。古典落語以外にも「化粧術」の芸は当初から遊女を見てきた(後、化粧品のセールスマンを務めた)歌丸の十八番芸である。
笑点メンバーの一人としても有名。病気が理由で一時期療養していたことはあっても、放送開始時から現在まで45年以上出演し続けている。着物の色は黄緑色だったが、最近深い緑色に変わった。2006年からは5代目三遊亭圓楽降板を受けて司会者を受け持つ。「ハゲ」「死去」「冨士子(歌丸夫人)」ネタでいじられることが多い。ちなみにハゲについては放送初期からだいぶ危ない状況であった(だいたいは6代目圓楽の仕業)。
また、アニメ作品『落語天女おゆい』にも本人役で声優として出演。やけに増毛されている。
回答者時代は風刺を効かせた答えが多く、司会者やメンバーにケンカ売るキャラクターだった。落語の人物で言うと「がらっ八の八五郎(うるさくておっちょこちょい)」
笑点と言えば罵倒合戦であるが、特に酷かったのは三遊亭小圓遊との罵倒合戦だった。小圓遊を知らない人のために簡単に述べると
罵倒合戦から延長して、ただのケンカということもあり、歌丸曰く「笑点だか成田(闘争)だかわかんなくなった」と言うほど酷い状況であった。ある時に視聴者から文句言われて、小圓遊と和解するもすぐに手を洗ったという逸話もある。しかし、若いころは一杯のかけそばをすするほどの仲であり、時同じくして落語芸術協会の理事になるほど、戦友でもあり、親友でもあった。しかし、1980年の小圓遊の急死してしまうのである。
その後は三遊亭楽太郎(後の六代目三遊亭圓楽)との罵倒合戦に発展していく。きっかけは歌丸に今後の笑点でのキャラクターについて相談したところ「俺のことでもいいから」と答えたためである。なお、楽太郎が六代目圓楽に襲名した時に歌丸に感謝の言葉を述べているほど、歌丸を尊敬している。
そして、回答者から司会者になって以降は早いうちから三波伸介の手法をベースに司会進行していく。
ジジイなど言われるが、まだまだ元気に司会をしてほしい
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最終更新:2025/12/12(金) 19:00
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