終わらない戦い・・・
終わらないART・・・
私は戦う・・・
残機・・・尽きるまで・・・ッ
トリビーから登場の『残機尽きるまで私は戦う。』は、REGとARTのみを搭載したタイプのマシン。REGでの獲得枚数は平均42枚と少なめな為、ARTをメインにコインを増やすタイプとなっている。
本機のARTへは常に4種類存在するREGからの突入のみとなっており、各REGからは100%ARTへと突入する。その際に初当たりとなるREGの種類によって、ART消化中のナビ(ベルの押し順)の平均獲得個数が変化する仕組みだ。
ナビ個数の平均は赤7揃いのREGが最も多くなっており、次いで青7揃いのREG、その下に異色揃い……となっている。
REG中は左右どちらのリールを最初に停止させるかの2択ミニゲームになっており、その結果によってART中のナビ個数が変化。また、REGを引き当てた ときの内部状態によって、1ゲーム目からの押し順ナビ回数が変化し、超高確で引き当てれば5回のナビが発生するため大チャンスとなる。内部状態は32ゲー ムの周期でランダム変化。レア役などによっての移行抽選ではないので注意しよう。
ARTは1ゲームあたり1.9枚増加、ナビ個数が尽きるまでARTが継続するシステム。ナビ個数はART中のレア役などによっても加算抽選が行われ、強ス イカ当選ならばナビ追加確定。弱スイカは当選しにくいがナビ個数が多めで、弱チェリーは当選しやすいが獲得個数が少なめ……といった特徴あり。
また、ART終了直後はリベンジゾーンと呼ばれるART引き戻しゾーンに突入し、ここでのボスバトルに勝利すればART再突入。ボスバトルは液晶上部分に 表示された「残機」が無くなるまで継続する。残機はART中のREG成立や、ハズレ成立などで最低でも1機以上上乗せする仕組み。
なお、ボーナスとの同時当選期待度は、強スイカなら30%、弱スイカなら10%、チェリーなら6%となっている。
この機種は、機種自体としてはなかなか面白い、まずボーナス合算が1~6の設定を通して、同じという点が目を引く。おおよそ引きで勝負することになるのだが、店側がメリハリをつけたい場合に、引きで勝負する台は敬遠されがちになる。某掲示板では、そこそこの評価といったレスが多いが、いかんせん導入店舗が4月30日現在で、なんと全国87店舗ほどしかないのである。
導入時期は2011年3月6日、気づいている人もいるだろうが、エヴァンゲリヲン真実の翼 と導入日が一緒という過去がある
同時期の導入として
パチスロモンキーターン
パチスロ創聖のアクエリオン
残機尽きるまで私は戦う ←
エヴァンゲリヲン真実の翼
等があり、恐ろしい激戦区に飛び込んだ機種といえる。
それだけであるならば、エヴァやアクエリオンを導入し、店側がある程度利益を出した状態で、ART機(おおよそバライティー)の充実を図る意味で、選択される可能性も残されていた、しかし、3月11日、記憶に新しい東北関東大震災の影響で、その目すらもつぶれ、初期導入した店舗以外はほとんどが導入せずにいる現状がある。
今後の展望としても、5月にはマジカルハロウィン3などを控え、店舗側もおそらくは導入しづらい状況にあるのは明らかである。
そして極めつけは、トリビーの残機がリアルに尽きたという状況である。地震がなければあるいわ・・・といわざるを得ない状況に、全国の残機尽きるまでのファンは涙した。
声優にはあの初音○クの 藤田咲さん を採用、ゲーム中では、普段の藤田さんのキャラではなかなか聞くことのできない、暴言 かなり厳しい言葉回しを聞くことができる。「○なす」「○す」「ぶっ壊す」「こーんのやろー!!」等
ドMの方は、この台ではまって、「○なす」「○す」などといわれた日には、一種の天国が見えることだろう。
このパチスロ機の中で、主人公の残機ちゃん(仮)が「いくよ~バルバロッサ!!」と叫んでいる場面が見受けられる。
ここでバルバロッサという機体名称がどういう意味を成すのかを少し考察してみる。
バルバロッサとは神聖ローマ帝国皇帝だったフリードリヒ1世の渾名である【Barbarossa(赤髭)】 ヨーロッパでは名君としてその名を呼ばれる存在である。直訳すれば赤髭となるが、偉大さをこめて機体に名をつけた、残機ちゃんの思い入れがうかがえる名前である。
しかし、バルバロッサという名称には、別の隠された意味合いがある。
そう、第二次世界大戦中にドイツ軍が用いた、1941年6月22日に開始された、ナチス・ドイツによる、ソビエト連邦奇襲攻撃作戦の秘匿名称である。【Unternehmen Barbarossa ウンターネーメン・バーバロサ】
この作戦を簡略に説明すると、ドイツ軍による、ソビエト首都(モスクワ)への直接攻撃(ただし、モスクワへ至るまでの主要都市を焦土に変えて)である。
おそらく機体の名称、バルバロッサは、このバルバロッサ作戦に由来するものと思われます。本機種中にも、バルバロッサによる敵本拠地への攻撃が見受けられ、ボーナスに入る際の台詞でも「敵のコアを叩く」「敵の本体を叩く!」など、力強く宣言されている場面があります。
バルバロッサ作戦では、ドイツ軍の侵攻はすさまじく、キエフ陥落、ウーマニ包囲戦等、数々の成功がありました。しかし、本作戦はモスクワまで届くことはなく、満足な冬季装備がなかった為、ドイツ軍は撤退せざるをおえませんでした。
本機種でも、ARTをいくら続けても、敵を陥落されることができず、ただただ消耗戦を強いられる残機ちゃん(仮)の影を重ねてしまいます。
機体の名前より、少し考察をしてみましたが、バルバロッサという名前の裏には、終わりなきART(撤退せざるを得ない)という意味合いが、あるのかも知れません。
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最終更新:2025/12/07(日) 07:00
最終更新:2025/12/07(日) 07:00
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