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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 |
「ここはまえの記事とは別の記事、そして当記事は永遠の闇……」
永遠の闇とは、ペプシマンファイナルファンタジーIXのラスボスである。
永遠の闇「ここはおまえたちの世界とは別の次元、そして私は永遠の闇……」
ジタン「だ、誰だ!?」
永遠の闇「恐怖は生きるものがこの世に生を授かったときから(以下長文略)」
ジタン「だから誰だ(#^ω^)ピキピキ」
(戦闘終了後)
永遠の闇「だが、これが終わりではない」
永遠の闇「私はいつでも復活する」
永遠の闇「この世に生あるものと、そして死が存在する限り……」
ジタン「だから誰なんだお前は(#゚Д゚)ゴルァ!!」
FFに限らずRPGのラスボスは突然訳も分からず登場するキャラが多いが、この永遠の闇はその唐突な登場っぷりはトップクラスである。いきなり登場して自分の好き勝手に喋るので、主人公ジタンとの会話が咬み合わないのも無理はない。
銀色のハゲマッチョという容姿がかのペプシマンに酷似していると言われ、当時のプレイヤーの間でそう呼ばれることが多い。
ファイナルファンタジーIXは発売当時コカコーラとコラボしており、その時期にはペプシマンのCMが流行っていたこともあってか、その関連性を指摘する人は少なくないが真相はまさに永遠の闇である。
・・・少々真面目に考えると・・・。
ゲーム中のマダイン・サリの壁画に書かれた隠し文(↑動画参照)には『召喚獣から伝承がうまれるのではなく 伝承から召喚獣がうまれるのであれば 伝承が人の想いからうまれるのであれば 新たな召喚獣の伝説を我らが残そう』と書かれている。
よって、召喚獣は本来クリスタルに蓄積された記憶から生まれクリスタルを守る高エネルギー体であるが、マダイン・サリの召喚士によると伝承から召喚獣が生まれる可能性があるとされている。
作中の召喚士一族は伝承が召喚獣を生む奇跡を目にする前にインビンシブルが起こした嵐でエーコとガーネット以外は志半ばで全滅してしまっている。上記の動画の召喚壁イベントの全文を読み解いていけば分かるが、村ごと滅ぼされる直前にあった召喚士たちがその可能性に懸け自分たちが亡き後もエーコを守ってほしいという願いを元に創り出した召喚獣が"モグ"こと"マディーン"と推測される。
トランスクジャは倒される間際にジタンたちと共に生命の誕生と記憶の循環を司るクリスタルを道連れに破壊し死の恐怖から解放されようとする。
前述の通り召喚獣とはクリスタルの記憶から生まれクリスタルを守る存在である。
製造者のガーランドすら扱いが厄介だと捉えるほどの特別自我の強いクジャというジェノムの個体は、誰よりも強い死の恐怖に苛まれる故に世界の崩壊を望んでおり、最悪な事にこれまで起こした戦争で死んで行った人々、マダイン・サリの召喚士たち、そして強大な生への執着を持っていたブラネの魂を取り込んだ後だった。
永遠の闇はは死の恐怖の集合体とも言えるクジャの願いにクリスタルが呼応し誕生した、謂わば"死"そのものを具現化された召喚獣であることが窺い知れる。
ちなみに25thアルティマニアで記されている当初のFF9のラスボスはなんと黒魔法"デス"を使用した時に表れる死神というトンデモ設定であった。
問題は、ラスボスは主人公に直接的に因縁のある相手に決まってるだろJKという固定概念があるプレイヤーに、いわゆる「ポっと出」としか思われなかった点である。ジタンたちが最終的に見出して守ろうとした「生きる希望」に真っ向から立ち塞がる「死」そのものを体現した間接的に因縁のあるラスボスで、死というものはあらかじめ対策はできても実際どの瞬間どういう形でやってくるかは分からない、だから唐突に現れる・・・そんな意図があったと考えると納得できなくもないが、キャラの台詞が直接的ではなく遠回しな表現の多いFF9の中でも謎の存在っぷりが目立つため、暗闇の雲やゼロムスやネオエクスデスあたりも急に出てくるラスボスだが、それらと比べて永遠の闇は絶対に許さない扱いされることが多い。どうして差がついたのか・・・慢心、環境の違い。
ディシディアシリーズにはなぜか武器の名前で登場している。
因みに海外版では名称が「Necro」になっている。(necro=死,死体)
こちらを複数ステータス異常に冒す「グランドクロス」、残りHPを1にする「青の洞窟衝撃」、高性能威力の「ニュートンリング」のコンボによっては最大レベルでも油断はできない。
グランドクロスは全16種類の状態異常をランダム、低確率で発生させる。確率的に状態異常が無いというのはほぼあり得ないためかならずなにかしらの状態異常があると考えたほうが良い。
さらにグランドクロスの後は高性能威力のニュートンリングを必ず使ってくるため状態異常が多いとこのコンボだけで軽く全滅してしまうほどになる。
かと思えばケアルガを使ってちまちま体力回復をはかったり、「バードキラー」という飛行属性の敵に大ダメージを与える地味なアビリティが効いたり、ラスボスとしてそれどうなのよ的な所もある。
ネオエクスデスのように本体以外に敵として選択できないダミーが3つあり、このダミー3つが本体とは別に行動を起こすため、MPがゼロなのに魔法を使ってきたり、猛烈な速さで連続攻撃をかますように見えるのである。
ダミー自体も「フレア」「ホーリー」「メテオ」などを使ってくる。また、戦闘不能が増えると使う魔法が弱体化する特性があるため弱体化後は「ファイガ」「ブリザガ」「サンダガ」なども使う。復活させたりすると元に戻るが。
しかしHPは54100しかないので、9999ダメージを余裕で与えられるバランスブレイカー技(「盗賊のあかし」「竜の紋章」「カエル落とし」)が複数あるおかげで、パーティの組み合わせによっては呆気無く果てるのであった。
FFのラスボスはHPが高めなのが多い中、例外でHPが低い。その前に戦うトランス・クジャなどの方がHPが高い。
レベルを最大まで上げても苦戦する場合があるためHPやレベル関係無しに普通に強い珍しいラスボス。
また、低レベルパーティで挑んでも工夫次第で勝てなくもない(下の動画参照)。
永遠の闇とのバトル曲「最後の闘い」は名曲の評判高いがやっぱり「ペプシマンのテーマ」としての知名度も高い。
「だが、これが終わりではない」
「関連項目はいつでも追加される」
「この世にニコニコ大百科(仮)と、そして唐突なラスボスが存在する限り……」
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最終更新:2025/12/10(水) 19:00
最終更新:2025/12/10(水) 19:00
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