池松壮亮とは (イケマツソウスケとは) [単語記事]

池松壮亮（いけまつそうすけ）とは、ホリプロ所属の日本の俳優である。

概要

1990年7月9日、福岡県福岡市生まれ。日本大学芸術学部映画学科監督コースを卒業。映画、ドラマ、舞台俳優。

姉に劇団四季の女優・池松日佳瑠。4人兄弟の2番目。

プロ野球選手が子供のころの夢で、小学校から中学まで野球部に所属。高校では硬式野球では俳優活動と両立できないとして軟式野球に転向。軟式野球部では副キャプテンをしていた。

大学では映画監督の勉強をしており、卒業制作で監督を務めた「灯火」は、2015年に下北沢トリウッドで短編集のうちの一篇として若手監督たちの作品群と共に上映された。

特技は乗馬、水泳、ピアノ、書道、ラグビー。好きなものは映画とエレファントカシマシで、映画を年間200本見ると語ったこともある。

現在ではドラマや映画を中心に、テレビCMでも活躍中。

10歳のころに劇団四季のオーディションを受け、合格。「ライオンキング」のヤングシンバ役で芸能界デビューを果たす。その後は劇団ひまわり系列の事務所に所属して子役として活動。

2003年にトム・クルーズ主演の「ラストサムライ」で映画初出演。これを受け第30回サターン賞では若手俳優賞にノミネートされた。

2005年の「鉄人28号」では1万人を超えるオーディションを勝ち抜き、主人公金田正太郎役に選出され、映画初主演。

同2005年の映画「ONE PIECE TNE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」で声優に初挑戦。

2009年には人形劇「連続人形活劇新・三銃士」で主人公ダルタニアン役の声を演じる。

その後高校卒業後、大学進学の際に東京に移り、2013年に大学を卒業してからは役者一本で活動。

2014年、俳優活動が評価され、様々な映画賞で助演男優賞を受賞。また第39回エランドール賞では新人賞を受賞した。

2016年の映画「デスノート Light up the NEW world」では竜崎役で主演。

2018年に主演を務めたドラマ「宮本から君へ」が2019年に映画化。この映画での演技が評価され、第93回キネマ旬報ベスト・テンなど多くの映画賞で主演男優賞に輝いた。

2023年3月公開予定の映画「シン・仮面ライダー」において、主人公本郷猛役を演じることが、2021年9月30日の「シン・仮面ライダー対庵野秀明展」で発表された。