緑ケ丘保育園沖縄落下物自作自演問題とは、米軍普天間飛行場近くの「緑ケ丘保育園」の屋根に円筒状の物体が落下したトラブルである。
(本記事は「自作自演が疑わしい」という意見のニコニコ大百科ユーザーにより作成されたため、記事名が「緑ケ丘保育園沖縄落下物自作自演問題」になっている。ただし「自作自演だとする主張の根拠が曖昧」という指摘もあり(本記事「関連リンク」参照)、「自作自演」と断言できるものでもないことにも注意されたい)
緑ケ丘保育園は「米軍ヘリの通過時に落ちてきたために米軍ヘリから落ちた部品と思われる」と主張した。
しかしこの点について、後述するような様々な理由から「捏造だ」という非難がネット上で盛り上がっていった。
これとは別に12月13日、宜野湾市の普天間第二小学校の運動場に米軍普天間所属のCH53E大型輸送ヘリコプターの金属製の窓枠が落下した事故があるが、こちらは整備の問題といわれており全くの別なので注意。
事の始まりは2017年12月7日、金井創牧師(日本キリスト教団佐敷教会)は普天間バプテスト教会の緑ヶ丘保育園に落下物があったと証拠写真を公開。落下物は透明の筒状でプラスチック製とみられ、長さ約9.5センチ、厚さ約8ミリだった。米軍ヘリかオスプレイと名指しし、園児に当たったら大変だったと述べる。神谷武宏園長らは同じ7日に「米軍ヘリが上空を通過後に『ドン』という音がした」と述べる。
この落下物はヘリコプターの部品であり、重量は213グラム。これについて①「213グラムは重いので、もしヘリからの落下であれば相当の衝撃で部品がわれるか破損する上、屋根の損傷も相当なものになるはずである」、②「213グラムは缶コーヒーと同じ程度で軽いので、ドンという音はしないはず」などの「矛盾点」を指摘し始めるネットユーザーが出現。(①と②が互いに正反対だが、これは個人の感性の問題であろう)
これらの「矛盾点」を突きつけられた金井創牧師は「ネトウヨ」と一括りにして言い返した。
米軍は調査の結果「いずれのヘリからも部品はなくなっていない」と発表。ただし、保育園側が提示した部品自体は本物のヘリの部品であり、センサーに被せておくカバーで飛行前に取り外すはずのものだった。
その後「当該部品は取り付けた状態でヘリを飛行するものではない」「海兵隊の友人が3年ほど前からこのタイプは使われてなく現在はでっぱりのあるケースになっている。つまり3年という時空を超えて熱を帯びて落ちてきたという話になる」などと専門知識や海兵隊に詳しい人のネットの(主にTwitterの)書き込みが現れ、さらにマスコミ報道により証言がバラバラだった(跳ねた回数が1回と2回と3回、1度目の衝撃音の約8秒後に、二度目が記録されていた)事などを受けて、「金井創、緑ケ丘保育園側、左翼の自作自演」だと大手右派マスコミや右派有名人が「捏造疑惑」を主張して非難し始める事態に発展。金井創牧師はFacebookに投稿していた証拠写真の投稿を削除することになった。
一方。また緑ケ丘保育園の保護者らは2017年12月12日にトラブルの原因究明や園上空での米軍ヘリ飛行禁止を求める嘆願書を県などに手渡した。
その後沖縄県警は2017年12月18日に県議会米軍基地関係特別委員会で、「トタンのへこみが見つかった件について、当日の現場での調べでは『へこみは確認できなかった』」「落下物について『米軍側に確認しているが正式な回答はまだもらっていない』」「衝撃音を聞いた保育士や屋根にあった落下物を確認した園長の話から『物体が落ちたのは間違いない』」などと証言した[1]。
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最終更新:2025/12/07(日) 00:00
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