浅井成実(アサイナルミ)とは、コナンの登場人物である。成美とよく誤植される。
声優は折笠愛。
※ネタバレ注意※
『ピアノソナタ「月光」殺人事件』にて登場。
挑戦状を受け取った毛利小五郎一行が東京都の離島(架空)である月影島を訪れた際、最初に出会った村人である。
外見は横毛を耳にたらし黒髪ポニーテールで前髪を真ん中分けしている。とても可愛い顔立ちをしている26歳の女性。
職業は女医をしており、月影島診療所で働いており、作中の時点で島の診療医師歴は2年になる。また、この島で事件が起きたときに検死も行った。
実は男性でこの物語の犯人である。本名は麻生成実(アソウセイジ)。身勝手な理由で父親の麻生圭二を含む家族全員が殺されたことを知り、その件の当事者である男ら4人に殺害という手段での復讐を決意する(成実本人は本土の病院に入院していたため道連れになることなく生き残った)。しかしその一人である亀山氏に下心を見せられた際「自分は麻生圭二の息子だ」と告白するとその事実の衝撃で心臓麻痺で逝ってしまった。成実はこの時に他の3人を計画的に殺害することを思いついた。
その一方でその復讐を止めたいがために毛利探偵(およびコナン)を月影島に呼んだ。
女医という立場を利用し、検死で死亡推定時間をズラしたり、力技による殺害方法で女と思われている自分を容疑者から外すなどして見事に捜査の目を欺いていたが、コナンの推理により見破られてしまった。そして逃げ出した成実は公民館へ向かい、火をつけた。
この事件のテーマ曲はピアノソナタ「月光」。
「オレの手はあの4人といっしょ…もう血みどろなんだよ」
「ありがとうな、小さな探偵さん」(暗号文)
そう言いながら炎に焼かれながら自殺した。
この人物は唯一、コナンが自殺を止められなかった犯人である。推理で自殺に追い込んでしまったことをコナンは心から悔やんでおり、後のエピソードで服部平次に「あのまま(犯人を)死なせてやった方がよかったんやろか・・・?」という問いに対し「推理で犯人を追いつめて、みすみす自殺させちまうような探偵は、殺人者と変わらねぇよ」と答えている。そして実際に犯人を死なせないように行動している。(例:探偵たちの夜想曲の犯人)
この月影島連続殺人事件は作者も「お気に入りの話」として挙げており、ファンの間でもコナン史上屈指の名ストーリーと呼ばれている話である。単行本第7巻に収録されているので、是非ともこの記事に来た諸君には一度読んでいただきたい。編集者は強く勧める。
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最終更新:2025/12/12(金) 21:00
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