混沌の黒魔術師とは、遊戯王OCGに存在するモンスターカードである。
| 名前 | 混沌の黒魔術師(効果モンスター) |
| ステータス | 星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2600 |
| 効果 | このカードが特殊召喚に成功した時、 自分の墓地に存在する魔法カード1枚を選択して手札に加えることができる。 このカードが戦闘によって破壊したモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。 このカードはフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。 |
マジシャンズ・オブ・ブラックカオスのリメイクカードであり、基礎ステータスは全く同じである。
というか英語読みだったのが日本語訳にされて効果が付与されたというか。
デュエリストには「混黒」という略称で呼ばれていた。
現役時代は聖なる魔術師と双璧を成す「魔法カードの回収が出来るカード」として名を馳せた。登場してすぐの時は苦渋の選択で3枚まとめて墓地へ送り、死者蘇生で蘇生→回収のループを組むことで3枚場に出す事も容易だった。除外されたとしても、パックの同期である次元融合で即復帰と除外がほとんど苦にならなかった。
登場から3カ月ほどで制限カードに指定されたが、それでも魔法使い族の切り札として長らく使われた。
次元融合を使えばこのカードを始め5体のモンスターを並べることが出来るが、モンスターを除外出来るカードは限られていた。しかし異次元シリーズ(相手を除外するか、除外された時に効果を発揮する)や、神剣-フェニックスブレード(墓地の戦士族を2体除外すれば回収できる装備魔法)を利用する事で除外モンスターを増やし、次元融合でそれらをフィールドに出す事で総攻撃8000ダメージや、キャノン・ソルジャーでこのカードを射出し、次元融合でまた復帰、回収のループでも1ターンキルが可能であった。
そして2007年。ドグマブレードというソリティアデッキが誕生する事になる。
墓地の魔法カードの数で相手にバーンダメージを与える罠カード「マジカル・エクスプロージョン」。このカードも「サイバー・ヴァリー」の第二効果で除外して次元融合→復帰&回収のループでドローエンジンとして活躍した。
魔力倹約術を使えば無限ドローすらできたのだ。
そうして1ターンで大量の魔法カードを墓地に送り、相手のターンになったら「マジカル・エクスプロージョン」を発動してバーンで相手のライフを0にする、というものだった。
これが決定打となり、2008年9月の制限改訂でついに禁止カードとなってしまった。
聖なる魔術師も一足早い2008年3月に禁止カードとなっており、これより魔法カード回収の双璧は両方禁止になってしまった。
なお制限に復帰するまでの約7年、無意味になってしまったカードが1枚存在する。「光と闇の洗礼」である。
ブラック・マジシャンをリリースしてこのカードに代える速攻魔法だが当然禁止カードのこのカードは使えなかったため発動そのものが不可能であった。
「遊戯王デュエルモンスターズGX」にて、武藤遊戯のデッキ(レプリカ)を盗んだデュエルアカデミアの生徒・神楽坂が使用。フィールドの「ブラック・マジシャン」に対して「光と闇の洗礼」を発動してデッキから特殊召喚した。
このとき「死者転生」を回収しており、このカードで後に「クリボー」をサルベージして使用している。
なお、遊戯は原作・アニメ通してこのカードを一度も使用していない。神のカードが抜けた穴を埋めるために入れたのではないかという話もあるが、詳細は不明である。
このパックの目玉の一つだった。
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最終更新:2025/12/06(土) 18:00
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