焼け野原ひろしとは、声優・藤原啓治の代表作『クレヨンしんちゃん』の『野原ひろし』と、焼け野原をかけた造語である。
転じて、
- ゲーム『キングダムハーツ』シリーズの登場キャラクター『アクセル』のこと。
- 藤原啓治が演じる、冷酷非情にして「炎」に縁のある悪役のこと。
概要1
2004年11月11日発売の『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』で初登場したアクセルの声優が藤原啓治であることと、アクセルの属性が「炎」であることから考えられたものであるようだ。もともと2ch ニュース速報(VIP)板の『一行で笑わせるスレ』で、「焼け野原しんのすけ(5)」が定番ネタとして存在しており、そこから派生してこのネタが誕生したと思われる。
概要2
藤原啓治が演じる悪役の中でも、特に高レベルの能力や強烈な個性を有する悪役に限って何故か「炎」に縁があることが多く、最近ではこちらの意味で使われることが多くなっている模様。
- アリー・アル・サーシェス(機動戦士ガンダム00)
イノベイターであるリボンズ・アルマークにさえ「人間の枠を超えている」と言わしめる程の戦闘スキルや判断能力を備え、ビジネスマンとしての振る舞いも心得ている。その一方で、作中の主要人物を次々と殺していった恐るべき男。セカンドシーズンではアルケーガンダムを駆り、アザディスタン王国を文字通り焼け野原にした。
- 松永久秀(戦国BASARA)
戦国BASARA2英雄外伝にてNPCとして初登場。後のBASARA3宴でプレイヤー武将に昇格。史実に従ってか、爆炎を用いた攻撃とその速度はまさしく苛烈。その野心と冷酷非情さを遺憾なく発揮し、前田慶次(戦国BASARA)と豊臣秀吉(戦国BASARA)との友情を修復不可能なところまで追い詰めた。アニメ「戦国BASARA弐」でも真田幸村に一通り話をした後、ホーンテッド安土城を焼け野原にした(正確には爆破だが)。
- マグマ団首領・マツブサ(ポケットモンスター アドバンスジェネレーション)
原作ゲームで言うルビー・サファイアに相当するAGだが、炎タイプのバクーダは使えども炎技は一切使ってこない為、呼称にはいささか違和感が生じている。リメイクに期待か。
- ジェイク・マルチネス(TIGER&BUNNY)
特殊能力者NEXTであり、能力を持たない普通の人間を見下す凶悪犯罪者。主人公の片割れであるバーナビー・ブルックスJr.の両親を殺害し、自宅を火の海にした。その他にも様々な犯罪を犯し、刑期250年の長期受刑者として刑務所に収監されていた。同士クリームのテロ行為により、シュテルンビルト市民の命と引き換えに釈放されるが…。
- 杉の木(カッコカワイイ宣言)
自分のことを人間だと思い込んでいた杉の木が、自分勝手な振る舞いをする人間を始末しようとする鳥を、 ギャロップのような火の馬と説得していたが、自分が杉の木だと知ると態度を豹変。スギ花粉を振りまき暴れだすが、 杉の木をなだめていた火の馬の火が自分に燃え移った。
- ウラジミール・R・マカロフ(Call of Duty:Modern Warfare2)
前作で倒されたイムラン・ザカエフの後を継いだロシア超国家主義派の新たなリーダー。ザカエフ以上に冷徹な性格で、空港テロを切っ掛けにアメリカを焼け野原にした。
続編のModern Warfare3でも登場し、その魔の手はヨーロッパにまで及ぶことになった。
- 主任(アーマード・コアⅤ)
「企業」という組織に所属するACパイロット。
その腕、指揮能力に関しては一定の信用を得ているようだが、マイペースであることを望み、軽口も好む。作戦継続困難な味方をこき使う、フレンドリーファイアをしても悪びれない等、達観した価値観を持つ。
作中では何度も主人公に追いつめられるも、自分の機体が炎上してもなお笑い声をあげて戦いを挑み続ける様は恐怖を覚えたプレイヤーも多かろう。
- 釈迦堂刑部(TVアニメ版 真剣で私に恋しなさい!)
最終回のラスト、アジトで板垣家の面々と手に入れた金の使い道(主に今日の晩飯)について口論になり、勢い余って投げてしまったタバコがダイナマイトを詰めた箱の山へ。なんという爆発オチ…
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