狐面の男(SILENT HILL f)とは (キツネメンノオトコサイレントヒルエフとは) [単語記事]

※※注意※※
この記事は、『SILENT HILL f』について少しネタバレをしています。

狐面の男とは、『SILENT HILL f』の登場人物である。CVは泰江和明。

概要

『SILENT HILL f』の主人公である深水雛子が、超自然的な現象に巻き込まれる中で何度も登場し彼女を導く、和装で長い白髪に狐のお面を被った謎の男性。

通称「メロ狐」。

優雅な立ち振る舞いから出身が高貴なことを伺わせる。

物腰は柔らかいが見るからに怪しげで、思い出のセルロイド人形は「狐の男を信じちゃダメ」と助言してもいる。

雛子曰く「まるでお伽話の中の人のよう」。

どうやら雛子のことをよく知っているようだが……

キャラ人気は非常に高く、Pixivやxではたくさんのファンアートが投稿されている。

雛子は私のものだ。

指も唇も、搾りたるひ臓の最後の滴まで。

何人も、指一本、触れることを許さぬ。

何度も言う。

雛子は私のものだ。

その正体は雛子の結婚相手である常喜寿幸。

過去に狐に襲われた際、雛子に助けられて以来、雛子のことが大好きで一途に彼女のことを想っている。

何でも瞼を閉じると雛子の面影でいっぱいになり、勉強に身が入らなかったり軽い不眠症を患ったりするほど。

独占欲の捌け口を学問への集中に注ぎ、雛子のために人間界の事を学ぶなど、惚れた相手を振り向かせるための努力も怠らない。　

若干DV気質もあるが、逆DVを受けた相手に対しても寛容。

同じく雛子のことを想っている修とのやりとりは完全に乙女ゲーム。

一緒にいるうちに段々雛子への要求がエスカレートしていく。

執着心や独占欲がとても強いが、物語が進むにつれてこの異常なまでの愛情も常喜の家系に代々かけられた「狐の呪い」の影響であることが明らかになる。