皆城総士(みなしろ そうし)とは、XEBEC制作のアニメ『蒼穹のファフナー』、および同名のノベライズ作品の登場人物である。
CV:喜安浩平
人類再生計画「アーカディアン・プロジェクト」を遂行する要塞都市・竜宮島において、島の防衛戦略の中枢を担うべく人工子宮から生み出された少年。
ファフナーパイロットに特有の「天才症候群」を発現させており、彼の場合は複数の事象を並列的に処理できる脳機能という形をとっている。
名前のミーニングは「皆・城・総士」。その名の通り、戦士(ファフナー)を総べる存在であり、楽園という閉ざされた城の守護者であり、その責任と苦痛に押し潰されそうになりながらも、皆のために耐え続ける。
人工的な操作を受けて出生するのが常である竜宮島の子供たちの中でも、フェストゥムの因子を組み込まれた他の子供達とは異なり、瀬戸内ミールの因子そのものを遺伝子の段階から免疫系レベルで組み込まれた『特別製』であり、竜宮島を守ることが存在意義のすべてだと幼少の頃から教育されてきた。妹である皆城乙姫が、因子移植どころかフェストゥムと同化された状態の『コア』として島の最深部に封印されている事情と併せて、彼の中では強固な責任感が根付いている。
そのように自分を押し殺してきた反動として、本編開始の数年前にフェストゥムと同種の同化能力が発現し、親友であった真壁一騎との同化を試みるも反撃に遭い失敗に終わる。その際に左目を傷つけられて失明するが、これが契機となって自己を確立し、同化能力を喪失する。
この経験から、一騎に対して心の底から依存しており、「自分のことをわかってもらいたい」という強い願望を持っている。また、「見えない左目」というアイデンティティを手放すことへの本能的拒否から、器質的には同世代中でも最高レベルのパイロット素養を持ちながらも、(機体と一体化することで視力が回復せざるをえない仕様の)ファフナー・ノートゥングモデルの操縦が不可能となっている。
上記の理由と、天才症候群がもたらす適性により、複数のファフナーを統括運用する戦術システム「ジークフリード・システム」の搭乗者となる道を選ぶ。
肉体を失いフェストゥムの側にいたが、一騎とは常にクロッシング状態にあり、一騎に語りかけていた。
「空を綺麗だと思う」特異なフェストゥム・来主操に出会い、操が竜宮島に向かうよう仕向ける。
操の身命により肉体を取り戻し、竜宮島で研究者として活動している。
フェストゥムとの戦闘時は統括型に戻されたジークフリード・システムに搭乗する。
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最終更新:2025/12/15(月) 14:00
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