相模線

相模線とは、神奈川県茅ヶ崎市の茅ケ崎駅と相模原市の橋本駅を結ぶ東日本旅客鉄道の路線である。

概要

相模線 基本情報 運行事業者 東日本旅客鉄道 総路線距離 33.3km 総駅数 18駅 軌間 1067mm 最高速度 85km/h

JR東日本が保有・運行する鉄道路線である。 全区間でSuica及び相互利用ICカードが利用可。

神奈川県茅ヶ崎市の茅ケ崎駅から東海道本線と分岐し、神奈川県を南北に走っている。途中の厚木駅で小田急小田原線と、海老名駅で小田急小田原線・相鉄本線と接続している。橋本駅では京王相模原線と横浜線に接続しており、一部列車が横浜線に乗り入れ八王子駅まで直通運転している。また、橋本駅はリニア新幹線の停車駅となる予定である。また一部に茅ケ崎駅〜海老名駅の列車もある。

全線単線の路線である。駅での交換待ちの停車時間が長いため、車内保温のために通年で半自動ドアを使用している。

4両編成のJR東日本E131系500番台と同じく4両編成の205系500番台で運転され、日中は概ね20分間隔のダイヤが組まれている。茅ケ崎駅から橋本駅への所要時間は約50～60分。

かつては寒川駅から寒川支線が伸びていたが、1984年3月末に廃止されている。JR化後もしばらくは非電化路線であり続け、キハ30形・キハ35形が使用されていたが、1991年3月16日に全線電化されている。電化後は205系が投入されたのち、2021年からはE131系が導入され、現在に至る。

駅一覧

全列車各駅に停車する。全駅神奈川県内。※：列車交換の不可能な駅

駅名	乗り換え路線		所在地
茅ケ崎駅 ちがさき	JR東日本	東海道線(上野東京ライン)・湘南新宿ライン	茅ヶ崎市
北茅ケ崎駅 きたちがさき
香川駅※ かがわ
寒川駅 さむかわ			高座郡 寒川町
宮山駅※ みややま
倉見駅 くらみ
門沢橋駅※ かどさわばし			海老名市
社家駅 しゃけ
厚木駅※ あつぎ	小田急電鉄	小田急小田原線
海老名駅 えびな	小田急電鉄	小田急小田原線
	相模鉄道	相鉄本線
入谷駅※ いりや		※唯一の無人駅	座間市
相武台下駅 そうぶだいした			相模原市	南区
下溝駅※ しもみぞ
原当麻駅 はらたいま
番田駅 ばんだ				中央区
上溝駅※ かみみぞ		※唯一の高架駅
南橋本駅 みなみはしもと
橋本駅 はしもと	JR東日本	横浜線(八王子駅まで一部直通)		緑区
	京王電鉄	京王相模原線

発車メロディ

相模線の発車メロディは茅ケ崎駅(ご当地発車メロディ 加山雄三「海 その愛」)以外全て共通で、通称「近郊地域20番」あるいは「近郊地域20-1番」を採用している。(かつては上溝駅のみ「せせらぎ」のフェードアウトver.を採用していた。)

　♪相模線発車メロディ