秋月型にたらふく食べさせ隊とは (アキヅキガタニタラフクタベサセタイとは) [単語記事]

秋月型にたらふく食べさせ隊とは、粗食極まる秋月型姉妹に贅沢をさせてあげようという、保護欲を掻き立てられた提督の集まりである。

概要

秋月
- マルナナマルマルです。司令、朝食の用意、こちらです。簡単で……すみません。（7時時報）
- ヒトフタマルマルです。司令、握り飯と沢庵のお昼です。あ、簡単ですみません……。（12時時報）
- ヒトサンマルマルとなりました。司令、すみません。夕食は豪華に頑張りますから！（13時時報）
- ヒトキュウマルマルです。熱々の麦飯、沢庵、そして牛缶に、お味噌汁も！どう？（19時時報）
- フタマルマルマル。はい、秋月、今日はすこし奮発してしまいました。どうでした？（20時時報）
照月
- マルナナマルマル。朝ごはんです、提督。今朝は、麦飯と菜葉の味噌汁と沢庵！うひひ、麦飯は大盛りにしておきました！（7時時報）
- ヒトフタマルマル。はい、お昼です。お昼は加薬ご飯のおにぎりです。どう？（12時時報）
- ヒトキュウマルマルれす、提督。むぐむぐ……間宮さん、おいしいれす！（19時時報）
- フタマルマルマルです、提督。うーん！お腹いっぱい食べましたぁ！幸せ！（20時時報）
- フタフタマルマル。お夜食です、提督。今晩はちょっと贅沢に善哉（ぜんざい）作りました。甘くって元気出ますよ？（22時時報）
- 提督、桜の季節ですね！春は好きかも。何か、ウキウキするっていうか……。ねっ提督、お花見しましょ！おにぎり作るから！（春限定ボイス）
- 提督、秋月姉見なかった？そう、せっかく缶詰分けてあげようと思ったのに……。あ、提督、一緒に食べます？これはね……。（ケッコンカッコカリ後母港ボイス）
涼月
- マルナナマルマルとなりました。提督、朝食はこちらに。今朝は麦飯とカボチャの煮っころがし、カボチャのお味噌汁です。さ、いただきましょう。（7時時報）
- マルハチマルマルとなりました。提督、おかわりはもう大丈夫ですか？お味噌汁、まだありますよ。カボチャのお味噌汁、おいしいですよね。うふふ。（8時時報）
- ヒトフタマルマルとなりました。提督、少し手を止めてお昼にいたしましょう。今日はふかし芋をご用意しました。意外とおいしいですよ。はい、どうぞ。お茶もご用意しますね。（12時時報）
- ヒトハチマルマルとなりました。そろそろお夕食の支度をしますね。あまり材料が……ないのですが。（18時時報）
- ヒトキュウマルマルとなりました。提督、お夕食をこちらに。カボチャの煮っころがしとゴボウのお味噌汁、あとお芋の炒め物です！召し上がってください！（19時時報）
- フタマルマルマルとなりました。煮っころがし、お口に合いましたか？よかった。お醤油とお酒とお砂糖の塩梅、あと、落とし蓋の扱いがポイントなんです。本当は、味醂もあるといいのですが……。（20時時報）
初月
- マルナナマルマル。提督よ。朝食の支度ができた。麦飯に沢庵、芋の味噌汁だ。さあ、遠慮せず食ってくれ。腹いっぱい食えるっていうのはありがたいことだな。幸せだ。（7時時報）
- ヒトフタマルマル。間宮かぁ、一度来てみたかった。カレーを頼んでもいいのか？申し訳ない。では頼む。（12時時報）
- ヒトサンマルマル。お昼のカレー美味しかったぁ。良いものだな、カレー。良いものだな、間宮。（13時時報）
- ヒトキュウマルマル。ところで夕飯はどうする？また麦飯を炊こうか。缶詰も少しなら持っている。一緒に食べよう。（19時時報）
- フタマルマルマル。提督、お前こんなに料理がうまいなんて。卑怯だぞ。はむっ……こんな美味しいものが！この肉はなんだ？え、カツレツ？知らない料理だぁ。（20時時報）
- 姉さん、その握り飯は？花見の準備？あ、そうか、もうそんな季節か！僕も手伝ってもいいか？塩は少し濃いめにしよう。（春限定ボイス）
- 雨が続くな。少し体が鈍りそうだ。こんな日は、缶詰の整理でもしよう！あ、これ、膨らんでいる……駄目だな。（梅雨限定ボイス）

以上が秋月型駆逐艦4人の食に関するセリフである。

食事と言えばただのおにぎりに沢庵がつく程度か、麦飯にみそ汁が関の山。牛缶などの缶詰を大切に保管しており、それを放出して食べる食事は奮発贅沢。カツレツ（豚カツなどのカツ）なんて見たことも無い。涼月が着任すると、ふかし芋や煮っころがしなども食べていることが判明するものの、節米食は相変わらず。
また、提督が料理を提供すると提督の料理を大絶賛する（飛龍・蒼龍・長門の時報によりプロ級であることが分かるが）。
腹いっぱいまで食べること自体に感謝を忘れず、間宮に行こうものならクールな初月でも顔を綻ばせていっぱい食べる。花見の席に持っていく料理ですら、まずおにぎりが出てくるほどである。

ちなみに初月が持っていた缶詰が膨らんでいると言っているが、缶詰というものは製造時に不備がない限り、その長い賞味期限を過ぎて密封のまま中身が悪くなってしまった時に発酵現象等で内部の空気が変化して膨らむことがある。一般家庭では押入れの奥で存在を忘却されていたものでもない限りまずお目にかからない状態である。どんだけ出し渋っていたのだろうか。

生まれた時点で既に物資に厳しい戦中であったその身の上から、このように食の基準がとても控えめである。しかし艦これの世界では平和なリアル現代と全く同様の食生活が普通になっており、倹約は良いことではあるが、食を楽しんではいけない理由はどこにも無い。
放っておけばいつまでもこの質素な食で暮らしていそうな秋月型を「贅沢な食事をさせてあげたい」「贅沢な食事を見せた秋月型姉妹の反応を見たい」と感じる提督は少なくなかったようで、「秋月型にたらふく食べさせ隊」の名の下に、主に静画で日々秋月型に贅沢を教えている。

こんな秋月型姉妹だが、クリスマスとバレンタインの時だけは七面鳥を焼いたりチョコをホイホイくれたり、他の艦娘と同様である。