サザ(ファイアーエムブレム) 単語

ミドリカゼカッコワライ

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サザ(ファイアーエムブレム)とは(笑)である。

概要

ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡と続編の暁の女神に登場。盗賊として加入する。

蒼炎の軌跡時代

大器晩成スキルを持ち、高い成長率を誇るもCC不可能なためあまり強くならない。
それ故に同じ盗賊でありながらアサシンにCCするフォルカと比較され『地雷』と呼ばれることが多かった。
しかし『人を探している』、『HPが0になっても撤退扱い』、『大器晩成スキル』といういかにも成長的なフラグを残したので、続編での飛躍が期待されていた。

暁の女神時代

発売前の発表では主役のような扱いで公開される。
ソフトのパッケージも飾っており、いかにも何かやってくれそうな雰囲気を出している。
ゲームにおいても序盤で頼りになり、味方が育ちきっていない1部において活躍した。
ミカヤの守護神としての立場は漆黒の騎士に譲ってはいたものの、前評判に対しさほどの差異は見受けられなかった。

 

 

 

 

 

 

 

が、良かったのはそこまでである。

3部に入ると1部で強かったのが嘘の様に役に立たなくなる。
そもそも盗賊という職業上戦いには不慣れであるにも拘わらずサザは強制出撃により戦闘することが多い。
加えてCCがイベントによるものということもあり、他の仲間に追い越され次第に影が薄くなっていく。
このため「ミカヤは俺が守る」という言葉は次第に嘲笑の対象となり、
さらに3部終盤においてティバーンに無抵抗で捕まるヘタレっぷりも披露してしまう。
またアイクをやたら担ぐ発言や自分を卑下した発言が多く小物ぶりが目立つようになる。

4部以降は敵が強くなりさらに彼への風当たりは強くなる。
ようやくCCの機会が訪れるが……職業は一般職密偵であった。
他のイベントCCした者が殆ど専用職であるにも拘わらず密偵である。
魔戦士(ニンジャ)でも盗賊戦士(シーフファイター)でもなく密偵である。

また、奥義「瞬殺」も問題で、この奥義は『発動すると敵の残りHPを1にする』というものなのであるが
これが発動すると攻撃すれば死ぬ相手でもHPが1残ってしまうため
普通なら相手が死ぬ戦闘でも相手が死なず、下手すると反撃で逆に死ぬという場合が生じる。
他の奥義の殆どは『発動すれば相手は死ぬ』仕様であるため余計にサザが邪魔になる。
さらに同じ密偵なら敵をすり抜けられるヘザーの方が使い勝手が良く、また4部終盤で加入するフォルカは蒼炎と同じくアサシンであり、奥義も相手を必ず死亡させる『滅殺』と完全にサザの上位互換になっていた。
このため「サザUZEEEE!」と思うプレイヤーが続出した。

だがプレイヤーの不幸は続く。4部終章で『強 制 出 撃』という罰ゲームが待っていた。
最大HP50、守備が低い、通常攻撃が通らない、奥義で相手が死なない、精霊にフルボッコにされるなど強制出撃が仇になる場面が頻発する。
そしてラスボスとの戦闘では遂にサザの存在がプレイヤーの逆鱗に触れた。
ボスが全体攻撃をしてくるのでどうしてもサザがやられやすくなるのである。
このためリセットをするのが面倒になったプレイヤーは彼を担いでラスボスを倒す羽目になる。

故にシステムや展開的に致し方ないとは言え、足を引っ張り続けたサザはネタキャラの代表格になった。

ネタキャラ

上記のようにサザは各種掲示板やFEサイトで叩きの対象となったのは言うまでも無い。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とはよく言われたもので、
ユニットとしての強さとは無関係であるヘソだしルック等への指摘も止まらなかった。
しかしサザの悲劇は続いた。
暁の団の面々がグレイル傭兵団の下位互換でしかない状況を憂い
北米版ではメンバーそれぞれに専用武器を持たせたが、サザにだけ専用武器が手渡されなかったのである。

 
よってこれらのネタ要素に加え主人公の一人として設定されてるにも拘わらず序盤しか役に立たないことにより
サザはジェイガン系のネタキャラとして扱われる事が多い。(2ちゃんねるの各FEスレでは鉄板化している)
加えて己を卑下し自己を咎める姿勢は多くのプレイヤーから批判され、ウザキャラとしても地位を獲得。挙げ句の果てには「ミカヤ守る」という台詞を「ミカヤ守る」とネタにされてしまう。
一方でネットでのサザへの侮蔑行為に対して一部ユーザーの弁護もあったが、誰もサザを庇いきれなかった。
以下アンサイクロペディアでのサザの扱い。

緑風(笑)
後に暗黒面に落ちる危険性があるいらない子。守護(笑)、瞬殺(笑)などのスキルを持つ。フォルカを一方的にライバル視しているが、勝っているのは目に優しいところぐらいである。口癖は「ミカヤが俺を護る!」。本名はデイン貴族「ウィリアム=ユトリベルグ=サザーランド6世」である。最近は不憫な子扱いに憤慨し、親友(?)のトパックに「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」など訳の分からない言動で八つ当たりし始めた。彼の先輩に当たる緑の弟氏も彼の荒みきった行動に対して、「マホカンタ。」と遺憾の意を表明している。

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関連項目

  • ファイアーエムブレム
  • いらない子
  • イラナイツ
  • 漆黒の騎士
  • 身の程をわきまえよ
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