義を見てせざるは勇無きなりとは、論語の中の一節である。
「義」は儒教の五常(仁・義・礼・智・信)の一つで、正しい行いのこと、「勇」は勇気のことで、人として当然行うべきこと、正しいことと知りながらそれを実行しないのは、本当の勇気がないからだ、という意味である。
日本のことわざだと勘違いしている人もいるようだが、孔子の論語、為政第二の二十四、「其の鬼に非ずして之を祭るは諂うなり。義を見て為さざるは勇無きなり」という文が出典である。
対義語としては、触らぬ神に祟りなし(物事にかかわりさえもたなければ、災いを招くことはない)があげられる。
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最終更新:2025/12/09(火) 00:00
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