自治厨とは、親切を拗らせた押し売りの一例である。
動画、掲示板、チャット等で荒らしが発生したり、コメントが脱線したり、関係ないネタが紛れ込んだりするのは、
ほとんどの人にとっては、恐らく余り気持ちの良いものでは無いと思われる。
そのため、各自が好き勝手にやっている状況に何らかのルールを持ち込み
沈静化(=自治)しようとする者が出てくるのは自然の摂理とも言える。
が、無意無策でこれを行おうとすると、当人の善意悪意に関わらず、
多くの視聴者にとっては許容範囲内なのに、食ってかかるせいで要らぬ議論を発生させて混乱を招いたり、
必要なものまで排除して熱気や活気をそぎ落としてしまったり、
盛り上がってる所をいわゆる「スレ違い」であると話の腰を折ってきたりする者はやはり居り、
これを配慮が足りない=厨であると定義したものが自治厨である。
自治厨とされるものは多くの場合、自分が正義であると信じているようだが、
実際は人間の多様性を理解できておらず、正義ではなく自分が気に入らないから文句を言っているだけであり、
そのコミュニティで予め定められてきたルールとは別に、己の中のマイルール(俺ルール)を作り出して、
それをコミュニティの枠の中に勝手に持ち込み、周囲の人間に遵守させようとしている行為であるともいえる。
我慢か思慮か、あるいはそのどちらもが足りていない人なのだろう。
他にも、荒らしが自作自演したり、荒れさせる目的で意図的煽る場合もあるようだ。
さらに自分が荒らしていると言う自覚のない荒らしや、自意識過剰な荒らしが、
正当な注意を促している者を自分が気に入らないと言う理由で見境なく自治厨認定することもあり、
この「自治厨レッテル張り自治厨」こそが真の自治厨であると言う厄介なケースもある。
ともかく、その存在が明らかな荒らしなのであれば、粛々と通報するようにした方がいい。
「荒らしに反応したら、あなたも荒らしかも?」
「自治厨に反応したら、あなたも自治厨かも?」
なお、予めコミュニティで定められたルールを遵守し、そのルールに則って行動する者、
注意を促す者は自治厨ではない。
(荒らしが己の正当化のために、そのような人間へのレッテル張りに自治厨と言う言葉を用いるケースがある)
人間は、個人個人異なる価値観を持って生きています。
同じ対象のものでも自分とは違う感じ方をしたり、似た感じ方でも細部では些細な点が全く違っていたりします。
許容できる基準点も人様々です。
全ての価値観が画一化された世界は、多様化を望めず、
曳いては少数派とされる人達への差別や排他的隔絶的な、
決して良くは無い感情へと繋がってしまう事があります。
ネット上ではただの文字でも書き込んでいるのは生きた人です、
何事もやり過ぎては良い結果は生まれません。
近づき過ぎず離れ過ぎず、適度な距離感を保って快適なネットライフをお送り下さい。
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最終更新:2025/12/12(金) 14:00
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