血のつながらない兄弟姉妹とは、文字通りそういうことである。
また、ここでは半血の兄弟姉妹についても多少触れる。
などの理由により、生物学的な兄弟姉妹ではないが、兄弟姉妹としてやっている関係のこと。
よく、欲しいものは何かと聞かれた子どもが「お姉ちゃんが欲しい」と言って親を困らせた、なんて笑い話があるが、姉が今いない人でも後天的に姉が出来るということは起こりえる。
萌え要素、関係性萌えのシチュエーションにもされがちであり、遺伝子的な繋がりはないので、相手に恋愛感情を抱いたり、百合が生まれることもある。当然ながら行為に及んだとしても、「ヨスガる」には該当しない(「ヨスガる」の記事における「ヨスガれない作品」の理由はこれ)
親の一方だけを同じくして、もう片方の親は異なる兄弟も存在する。親がよそで配偶者とは別の相手と子供を作ったりして、その後配偶者と離婚し子作りした相手と再婚したとか、離婚後再婚相手と子作りしたなどの理由により、半分だけ血のつながった兄弟姉妹のこと。
歴史上では一夫多妻や妾が許されていた時代では日常茶飯事であり、兄弟同士での家督争いもまたよくあることであった。
創作上でも歴史を題材にした作品ではよく見られる。一夫一妻制が確立していない世界を舞台にした作品でもよく見られる。
孤児や育児放棄されたりして保護された子供などを、夫婦が引き取ったというパターン。彼らは血のつながらない兄弟姉妹である。
現実でも養子縁組はよく行われており、アメリカのハリウッド俳優などは、紛争地帯で生まれた孤児を養子にして育てるということを行っている人がたくさんいる。
再婚しても、自動的に親子関係が発生しないので、養子縁組によって家族になるという点では上記と同じではあるが、事情が異なるので別とする。
親の死や離婚後、再婚した結果再婚相手の連れ子と兄弟姉妹になるパターン。ちゃおやりぼんなどの少女漫画でこういった関係を扱ったものがちょくちょく出てくるなど創作ではおそらく一番あるパターン。「親の再婚の結果、クラスメイトと兄弟姉妹になってしまった」「仲の悪い男女が兄弟姉妹になってしまう」みたいなものもある。
兄弟姉妹が結婚した場合、その配偶者とは義理の兄弟関係が構築される。創作では兄嫁との密通、義妹からの誘いなどの禁忌的な題材ともなる。
歴史上では姉妹を嫁がせることで、有力な家臣を一門として迎え入れ取り込む手段となり、あるいは婚姻同盟の根幹ともなる。
お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」やタレント「叶姉妹」は本当の姉妹ではないが、そういう設定でやっている。
現実ではいない…はず。
人間でありながら勝手に姉を名乗り始める人たちについては「姉を名乗る不審者」の記事も参照。
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最終更新:2024/05/18(土) 08:00
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