表

表とは、以下の意味で使われる言葉である。下の表を参照。

分類	意味	例
一般	平たいものの主だったがわ。反対側は裏。また内側に対して外側。	表表紙、表衣
一般	正式、主流であること。	表参道、表千家
一般	家臣が君主に奏上する文書。	出師の表
一般	いろいろな事柄を分類して整理してまとめたもの、書類。	年表、貸借対照表
野球用語	先攻チームの攻撃する番。	三回の表
コンピュータ用語	tableの訳語。データをマトリクス形式にまとめたもの。	真理値表、表計算
データベース用語	データをモデル化したもの。tableの訳語でテーブルともいう。	一時表
人名	中国語圏の名前の一つ。 →海外の姓名の一覧	劉表 - 後漢末の政治家 陳表 - 三国志の武将
人名	日本の苗字の一つ。石川県かほく市付近に集中して分布している。 方位姓の一種と見られる。 面（おもて、ほおつき）姓に転訛したものもある。 →日本の苗字（名字）の一覧	表章 - 能楽研究者 表淳夫 - 俳優 表純子 - プロゴルファー

漢字として

下の表を参照。

意味	おもてぎ、おもて、表面、おもてだった、あらわれる、あらわす
六書	会意
音読み	ヒョウ（漢音、呉音）
訓読み	おもて、あらわす、あらわれる、うわぎ
字例	表
字源	字はもと衣と毛に従う。毛がある側が皮の表。〔説文解字〕の本字は𧘝で、〔説文・巻八〕に「上衣なり。衣に從ひ毛に從ふ」とある
部首	衣部
画数	8画
情報処理上の扱い	UnicodeでのコードポイントはU+8868。JIS X 0213の区点は1-41-29で第一水準。
法制上の扱い	小学3年生で習う学習漢字であり、常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
声系	表を声符とする漢字に俵、錶などがある。

異体字

字例	𧘝	𧞧	𧜫	𪊬	𧞱	𧘰	𧘦	𪊘
説明	〔説文〕の本字。	〔説文〕に「古文の表、麃に從ふ」とある古文。	〔集韻〕にある表の古文。	〔集韻〕に表と同じとある異体字。	〔直音〕に表と同じとある異体字。	〔字彙補〕に、「漢碑の表字」とある異体字。。	〔篇海類編〕に表と同じとある異体字。	〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。
Unicode	U+2761D	U+277A7	U+2772B	U+2A2AC	U+277B1	U+27630	U+27626	U+2A2AC
部首	衣部	衤部	衣部	鹿部	衣部	衣部	衣部	鹿部
画数	10画	21画	17画	17画	21画	10画	10画	15画