見えない敵とは、見ることができない敵の事。主に以下の意味などで使われる。
「見えない敵」という表現は比較的古くから使われており、本の題名や歌の歌詞の一部になっていたりする。その使い方は、実際に目視できない敵という意味で使われることよりも、何処にいるか分からないけど自分に脅威となる存在という意味を含むことが多い。なので、透明な敵や小さすぎて見ることができない敵は見えない敵と呼ばれることは少ない。
テキストのみのコミュニケーションとなる掲示板サイトなどでは、腹の立つレスをした相手を(ある種の願望から)「○○信者」「○○アンチ」「GK」「工作員」「腐女子」などと脳内認定してしまい、相手の発言全てを自らの想像が事実であることを前提に受け取ってしまうことがある。脳内に描かれる敵は、上記のような呑気なもの以外にも、時には政府機関であったり特定の企業だったり、また彼らの依頼を受けた工作員だったりする。
もしも掲示板サイトにおいて議論や雑談をしている際、会話の途中から相手が突如「あー、そっち系の人かwなるほどね~」などと言い出したら、いわゆる見えない敵との戦いを開始している可能性があるので注意されたい。見えない敵と頻繁に戦うタイプの人は、基本的に思い込みが激しいため、複数IDが表示されていても相手を1人だと疑ったレスをしてくるなど、正常な判断能力が見込めない場合が多い。
無論、実際ネット事件等においては関係者が火消しに出てくるケースもあり得るため、すべてが妄想とは言い切れないものの、基本的に匿名の空間において相手の属性を邪推してそれを前提に対話する行為には慎重であるべきだろう。
コンピューターゲームにおいてはしばしば、見えない敵が存在する。これはプレイヤーは敵が見ることはできないが、敵はしっかりそこにいて攻撃してくる物などを指す。ゲームによって内容は異なるが道具・アイテムを使うことによって敵の姿や位置が分かる仕組みになっていることが多い。
風来のシレンの「エーテルデビル」やD&Dの「インビジブル・ストーカー」などはこちらから姿が見えないため不意の一撃を受けやすい。桃太郎伝説に登場する見えない敵は出現しても姿は見えないが、いずれかの敵が姿を隠しているだけで、鳴き声が表示されたりダメージを与えるとシルエットが見えたりするので何の敵か把握できる。倒すと隠れ蓑を落とす。
イメージとしてはこんな状態である。
見えない敵と戦う兄弟板住人を生温かく見守るν速民の図。
→+民 ~●<工作員だな!
ニュー即民 ~●<工作員乙!
↓ △ ←何か
○<あいつらキチガイだな
○<勝手にやってろよ ●<単発が沸いてきたな
○<キチガイは放っておこう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~○<俺もわかってたよ ~●<倒したぞ~
~○<そんなことだろうと思ってました ~●<胸が熱くなるな △←朝日発覚
~○<前から知ってたけどね ~●<追い討ちじゃー
~○<こんなの常識だけど
~○<ν即大勝利ですな
傍から見るとあたかもシャドーボクシングであったが、見えない敵の存在が確認され+民大勝利である。詳しくは朝日新聞の記事参照。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/14(日) 04:00
最終更新:2025/12/14(日) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。