谷口が行く。不思議発見の旅とは (タニグチガユクフシギハッケンノタビとは) [単語記事]

谷口が行く。不思議発見の旅（たにぐちがゆく。ふしぎはっけんのたび）とは、2009年から2010年までにリリースされる涼宮ハルヒの憂鬱のDVDの初回限定版の封入特典DVDに収録されている、ロケハン大人の修学旅行番組である。出演は谷口役の白石稔。ほかに角川・白石関連として、知られているスタッフとしてはプロデューサーの伊藤敦、そして白石稔、伊藤敦といえばカメラマンのこの人、山崎聡氏も参加している。（もちろん他スタッフも参加している）

なお、このロケハンには京都アニメーションや美術スタッフなどは参加しておらず、角川書店側のスタッフのみであると見られている。

概要

2009年から2010年に発売される、涼宮ハルヒの憂鬱DVDの限定版に付属する特典DVDディスクの映像特典の一部である。（他の内容としてはサウンドトラックと本編の一部カットについて朗読する録りおろしのキャラクターコメンタリーがある）あくまでもロケハンがメインであり、画面にはロケハンの映像が流される。が、小窓には白石稔、伊藤敦プロデューサー、山崎聡カメラマン他スタッフが観光する様子が流されており、白石稔ファンにはたまらない内容となっている。水曜どうでしょうみたいなノリ。

なお、こんなのいらねぇという奇特な方は通常版には、この特典映像がついた特典DVDは付属しないので通常版を買うことをおススメします。（限定版の特典ディスク買わなければサントラも聞けませんが。）

なんと2010年9月にスペシャルエディションとして単独で発売することが決定した！

ロケハン内容

涼宮ハルヒの憂鬱４笹の葉ラプソディ（新シリーズ第1巻）：第1話、『端島（軍艦島）』※長崎県
涼宮ハルヒの憂鬱５．１４２８５７（新シリーズ第2巻）：第２話、『黒部ダム』　※長野県/富山県
涼宮ハルヒの憂鬱５．２８５７１４（新シリーズ第３巻）：第3話、『来宮神社』　※静岡県
涼宮ハルヒの憂鬱５．４２８５７１（新シリーズ第4巻）：第4話、『姫路城』・『アニメーション神戸』※兵庫県
涼宮ハルヒの憂鬱５．５７１４２８（新シリーズ第5巻）：第5話、『龍穴神社』・『京都アニメーション（小窓）』※奈良県/京都府（小窓）
涼宮ハルヒの憂鬱５．７１４２８５（新シリーズ第6巻）：第6話、『龍泉洞』・『河童淵（小窓）』※岩手県
涼宮ハルヒの憂鬱５．８５７１４２（新シリーズ第7巻）：第7話、『JAXA筑波宇宙センター』・『カートレース（HARUHICUP）』※茨城県
涼宮ハルヒの憂鬱５．９９９９９９（新シリーズ第8巻）：第8話、[『忍野八海』・『鳴沢氷穴』・『カートレース（HARUHICUP）』※山梨県/静岡県

出演者・スタッフ

白石稔（谷口役、声優）
伊藤敦（角川書店プロデューサー、涼宮ハルヒの憂鬱プロデューサー）
山崎聡（角川書店、マーメイドフィルム所属カメラマン）（マーメイドフィルム山崎聡さん）
千葉誠（角川書店プロデューサー）※第3巻、第6巻、第7、８巻のみ
他カメラマンの戸田純氏など、スタッフ数名

エピソード

第1話の端島について白石は、波浪のため船が欠航し端島に行くことはできなかった。（映像は前日スタッフが撮ったものをとっている）そのため長崎の観光をする番組になっている。
第2話よりスタッフ間と白石で缶ジュース全員おごりをかけてゲームをしている。（第２話はゴルフ、第３話は釣り対決、第4話はバッティングセンターでのサッカーゲーム対決、第6話ではわんこそば対決、第７、8話はカートレース）結果は白石の２勝（第4、７話で勝利）3敗。
第3話では秘宝館を訪れているが、マジで放送できない内容だったようでモザイクで何のことだか分からない様子。
第4話では、涼宮ハルヒちゃんの憂鬱がアニメーション神戸においてネットワーク賞を受賞したため、その授賞式の模様を収録している。受賞式では、白石稔が鬼口に扮して（ドーランをぬったほとんど裸状態）賞をもらっていた。兵庫県を訪れたということでアニメの『エンドレスエイト』で使われたバッティングセンターのモデルの場所に行く、涼宮ハルヒの憂鬱Iの谷口の回想にて登場したモザイクガーデンも訪れている。　他では姫路城のロケハン前日に撮影された有馬温泉の模様やスタッフから白石へ誕生日祝いの場面も収録されている。
第5話では、ゲーム勝負はなし、小窓では鬼口の格好に扮した白石稔が京都アニメーションを訪問しており、そこで涼宮ハルヒの消失のコンテを開いている。そのことや神社の様子から2009年の秋ごろに収録されたようである。
お約束として、スタッフが気付かない間に白石稔を置いてきぼりにするということを毎回起こしており、第1話ではオランダ坂、第3話では、初島の神社において、第4話では姫路城の腹切丸、第5話では龍穴神社の帰り際に車で置いてきぼりに、第8話は鳴沢氷穴の出口で山崎氏ともども置いてきぼりにしている。
第6話では、小窓にて鬼口が行く河童発見の旅と称して河童（ザッキー山崎=山崎聡）と鬼口と青鬼がケンカする場面が流れている。またそれが終わると蕎麦屋で白石、千葉P、山崎聡氏でわんこそば対決を始める。なお、伊藤Pは店員の女性をカメラで撮影していた。結果はプロデューサー判断（独断と偏見）により白石が負け、ジュースを奢らされた。（実際の量では白石が勝っていたと見られる）
第7話では、前半で筑波宇宙センターにおいて宇宙服を着ての宇宙船外の作業の体験（白石）とオペレーターの体験（ザッキー・山崎&伊藤P）をしているが、そこでオペレーターをしている伊藤Pが白石に笑いの方面について無茶振りをしており、白石が心折れそうになっていた。後半では、特別企画として脈拍なくキディ･ガーランド初回限定版特典ディスクに収録されているGTO喫茶室出張デリバリー番外編スペシャルに収録されているものと同一なカートレース番組と化していた。（タイトル映像は流用であり、合田彩と内田彩が映っているという手抜きとなっていたｗ）レース結果は白石が1位、2位が伊藤P、3位がザッキー・山崎、ビリは千葉Pとなり、千葉Pが罰ゲームとしてジュースを奢らされている。宇宙センターのロケ後なのか全員疲れ気味。（会場はアップルフォーミュラランド）
第8話では、前半に忍野八海と鳴沢氷穴を訪れている。忍野八海では解説の人つき。お約束として白石が熱いものを食べるときに、匂いはと聴かれると顔にそのまま押し付けられている。後半は会場を静岡県の富士スピードウェイに移してHARUHICUP　Round2 Fujiとしてカートレースを行っている。メンバーはいつもの4人。コンディションは濃霧と路面がかなり濡れていてスリップしやすいという悪コンディション。結果は1位伊藤P、2位白石、3位千葉P、4位ザッキー・山崎となり、ザッキーが罰ゲームとしてジュースを奢っている。このコーナーが最終回まで続いた総括は、カートレース場と鳴沢氷穴後と２段締めとなっている。