辺境ちんじふ騒動記

辺境ちんじふ騒動記とは、すっしーPによる艦隊これくしょんを題材としたMMD紙芝居である。

概要

辺境の鎮守府に赴任している提督と艦娘たちが織りなすコメディー作品。

氏の作品であるカガミネマンボウに通ずる作風で、どのキャラクターも壊れたキャラ付けがされている。

登場人物

辺境鎮守府

作品の舞台のメイン。別名「辺境珍事府」。滅多に敵が襲ってこない場所で、左遷先として扱われている。一人で巡回していると変なモノを発見するというジンクスがある。

鎮守府裏で何かが死んでいたり、妙な特徴を持った艦娘たちが赴任したりとかなり濃ゆいメンツが揃っている。

提督（レンさんじゅうよんさい）

いつもはだらしないが、キメる時はキメる鎮守府最高戦力。
戦術よりも運の良さと艦砲射撃級のパンチで大佐の地位に。
深海棲艦を生身で蹴散らし、戦艦よりも強いと言われる。
制服は着ない。というかよく脱ぐ。

吹雪（RGM式吹雪）

辺境鎮守府の秘書艦。割とズバズバものを言う特食いしん坊型駆逐艦。
初対面の相手にはとりあえず味見を試みる。
よく突破される第一次常識防衛ライン。
一応、コツコツ任務をこなしているらしく、３話では改になった。 また、艦娘を味見することによって相手のレベルを奪い、自分のレベルを上げることができる。

空母ヲ級（ガン★ガゼ式空母ヲ級）

吹雪が発見した、ジンクス発覚一号。常にカタコトで喋る珍事府最後の良心。
帽子は取り外しでき、軽量で丸洗い可。また食べるとボーキサイト代わりになる。
戦うシーンは無いが実はレベル８５という強者。 
赤城の衣装が異様に似合っているが……？ 

那珂（cham式那珂）

解体か左遷かを突きつけられて辺境鎮守府にやってきた振り回されない常識人。
実戦は何度か経験しているが、なぜか砲撃がよく姉に当たるらしく、それが左遷の原因か。
長女がアレなせいか結構強か。
仲間の艦娘をあだ名で呼んでいる。 

伊168(電波P式伊168)

那珂発見のジンクス二号。羅針盤に振り回されたあげく、打ち揚げられた潜水艦。
潜れないの不潜艦。それを理由に左遷されてくる。
一応、潜れなくとも魚雷は撃てる。 

不知火（kaoru式不知火）

先代提督の頃から居る最古参駆逐艦。辺境鎮守府の艦娘としてはの現状最高レベル（Lv60）。
レベル・イズ・ジャスティスな感じで対応が変わるセメント系。 
前の提督がたった６隻の艦隊で深海棲艦の大艦隊を撃退したという噂について何かを知っているらしいが、レン提督が鎮守府に来た時、彼女は泣きながら誰かに謝り続けていたという。

ジャマイカからやって来た金剛型一番艦（Pit氏ジャンゴウ）

不知火が遠征で拾ってきた戦艦（のような存在）。手先が器用で扶桑の艤装軽量化を手伝ったりしていた。
酒と葉っぱがあればいつでもキラキラ。茶葉は合法ですよ？ 
その姿には実はある秘密が隠されている。 

扶桑（nachtmusick式扶桑）

伊168発見のジンクス三号。艤装をつけただけで寝込むなど、アリに負ける自信がある超病弱っぷり。全身に不幸オーラをまとっている。
今までずっとドッグに居て、外に出たことも数えるほどなので、本人的には左遷ではなく栄転。
後に怪我しやすい代わりに治りやすい体質を獲得。戦艦にはねられても十数分で完治するようになった。 

瑞鶴

辺境鎮守府では初の建造による配属。
比較的まともな部類だが、吹雪の味見を拒まなかったり、ボーキサイトが切れると停止して変な電子アナウンスで警告を発したりする。

鈴谷

ふてぶてしいギャル言葉を使う艦娘として配属されてきた。左遷理由はバカッター。
レン提督の筋トレをえんえん見せつけられるというおしおきを受けて改心する。
購買部にバイトとして雇われた。
深海棲艦との戦いでは真っ先に姫に飛び蹴りを叩き込むなど、意外と戦闘も達者。 

龍驤

かつては空母として活躍した艦娘だったが、１０年前の戦いで飛行甲板を焼失したため、現在は購買部の店員をしている。
なお購買部では日用雑貨の他、艦爆や魚雷なども扱っている。またバイトには時給分の経験値を支給することもできる。
レン提督とは１０年来の付き合いのため、彼の過去についても知っている。
ジャンゴウの呪いを解くことにも成功した。 

長門

１０年前ほど前、当時まだ新米だったレン提督が建造した戦艦。
提督とはよきパートナーとなって連戦連勝だったが、とある敵拠点掃討作戦で大破・戦没する。
が、その後も背後霊（守護霊）として提督を見守っている。成仏できないのは何か理由があるらしい。
提督が生身で深海棲艦を撃破できるのは長門パワーのおかげである。
単独で哨戒もできる。 

加賀

相方がいるという噂を聞きつけて、辺境鎮守府に漂着してきた、己のキャラが見つからない空母。
ヲ級は加賀を見て懐かしさと共に激しい頭痛に襲われていたが、加賀は味見にしか興味がなかった。 
赤城を探す旅を続けるため、鎮守府を出発する。 

五十鈴

海産物が苦手なため、深海棲艦の生臭さに耐えられず敵前逃亡を３度も繰り返し、左遷されてきた。
伊8の催眠術により若干緩和されたが、それでもダメ。 

あきつ丸

通りすがりの揚陸艦。様々な人物の元にふらりとやってきて、自己紹介と世間話をしていくだけ。
当初は改だったが、吹雪に味見をされた結果、レベルが下がってしまった。
その直後、正式に辺境鎮守府に配備される。それまではどこに行っても「なんかキミ使いづらい」と言われていた。
基本的に静止画で構成されている本シリーズ中、OP以外で初めて動いた。 

他所の鎮守府

おおよそ「夜戦中毒者と被害者たち」で説明がつく。

川内(ディプスペ式川内)

夜戦バカを通り越して夜戦依存症に等しい言動を繰り返すいろいろアウトな軽巡。
YASEN or セクハラ。
自分の所属する鎮守府では神通に夜戦を禁止されているため、那珂に会いに辺境鎮守府を訪れることも。 

神通(ディプスペ式神通) 

誤射魔と夜戦バカの間に挟まれた苦労人。不安の的中率は正に「神通」力レベル。
回を追うごとに姉の止め方に遠慮が遠慮が無くなっている。

伊５８

川内の夜戦被害者その１。
拾ってきた猫を飼おうとして霧島と議論する。 
鎮守府の癒し系。 

瑞鳳

川内の夜戦被害者その２。格納庫をまさぐられる。
後に流れ着いた時雨を発見。 

霧島

伊５８が猫を飼いたいというのを諌めようとしていた。

イーノック提督

この鎮守府の提督。猫を飼うことについては「大丈夫だ、問題ない」との裁定。

隣の鎮守府

天龍・龍田・第六駆逐隊しかいない鎮守府。
演習相手になったり、辺境鎮守府に向かう艦娘が補給に立ち寄ることがある。しかし素通りされることも多いらしい。

天龍

来客が少ないので、話し相手に飢えているが、辺境鎮守府とは関わりあいになりたくないらしい。

第六駆逐隊

 珍事府の初演習相手。ジャンゴウさんを見て思わず固まるが、その後、お菓子とキラキラになれる葉っぱをもらった。
時雨の強そうな姿を見て、四隻で合体しようとする。 

龍田

長い遠征から帰ってきたところ、漂着していた榛名を発見した。

榛名

この鎮守府を目指していたが、燃料不足で漂着、龍田に発見される。

遠方鎮守府

北方にあるという鎮守府。かなり寒いらしく、雪もすごい降る。所属艦娘は全体的に辺境鎮守府より高レベル。

伊１９

泳ぐ１８禁。出撃に備えて常時水着を着ているのが、周囲からは趣味と思われている。
オーラ調整力が高いらしく、相手の背後を取るのが得意。 

山城

姉と違って健康だが、自分の不幸を嘆きすぎた結果「その幻想をぶち壊す」とか言いはじめている。（そんな力は無い）

時雨

遠征に出た際、迷子になって辺境鎮守府を訪れた。扶桑とは顔見知り。
未来からやってきたタイムトラベラーという設定を勝手に自分につけている。
後に哨戒中、再び迷子（テレポーターを踏んだ？）になって瑞鳳たちのいる鎮守府に流れ着く。 そこでは自分のいた鎮守府が全滅したという嘘を言おうとしていた。

伊８

伊１６８と同期の潜水艦で、よく本を読んでいる。
催眠術や瞬間移動などの術が使える。

熊野

だいたいいつも同じところに立っている遠方鎮守府の門番。
寒い日は立ったまま凍っている。 

漣

時雨と一緒に哨戒しつつ、退屈を嘆いていた。

比叡

熱気と殺気に満ち溢れる戦艦。その背後には炎の妖精が見えるほどに熱い艦娘。

深海棲艦

我儘で気まぐれな飛行場姫と、とばっちりを食う部下たち

駆逐イ級

提督にふっとばされたり、料理して食べられたりと、ろくな目に合わない。

軽巡ホ級

味見しようとする吹雪に追い回され、逃げ惑う。

フラヲ級

姫に冷静なツッコミを入れる空母。フラグシップのため、帽子の目が黄色い。
こちらのヲ級は普通に喋っている。
辺境鎮守府の提督をひと目見ただけでヤバイと見抜いた。 
かつて鹵獲した長門の身体を所持している。 

飛行場姫

しょうもない理由で辺境に新たな拠点を作るスットコ姫。
レン提督の筋肉を気に入ってしまう。 

戦艦ル級

語尾に「ッス」をつけて喋る深海棲艦。
姫の暴走を見て見ぬ振りしていたため、フラヲ級に便所掃除を命じられた。 

その他

大鳳

敵の艦をかくまっているという情報を聞きつけた海軍本部が派遣した空母。
隣の鎮守府に辿り着いて高圧的かつ一方的な態度で深海棲艦を引き渡すよう要求し、トラブルを引き起こしている。 
攻撃をしてくるわけではないが、「痛い目を見せる」と称して自傷行為を見せつけてくる。 
レン提督の筋肉に誓った虚言を信じて、別の鎮守府に赴いてはいざこざを起こす。 

関連動画

関連項目

• すっしーP