鈴木裕之とは (スズキヒロユキとは) [単語記事]

鈴木裕之(すずきひろゆき)とは、以下の人物である。

日本のヨーヨープレイヤー・ヨーヨーショップおよびブランドオーナー
日本のイラストレーター。代表作は『ナンセンス図画帖』など
国士舘大学法学部教授。
野村ホールティングス取締役兼執行役、および野村総研取締役副会長。

本記事では、1.について記述する。

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概要

愛知県出身。ヨーヨーショップ「ヨーヨーアディクト」オーナー。
愛称の「ミッキー」は、2001年世界大会などで「ミッキーマウス・マーチ」のユーロビートアレンジをBGMにしていたことによる。
元チーム・ヨメガの鈴木幸宏(すずきゆきひろ)とは別人である。

90年代末から20年近くプレイし続けるベテラン。目にもとまらぬ高速プレイで知られており、現在では主流のホリゾンタル系をいち早く取り入れたのも彼である。

全国大会6回・世界大会4回の優勝経験を持つ1A部門の第一人者で、特に2004年の全国・世界大会フリーは現在でも語り草となる完成度だった。
一方、ミスが重なって、もしくは彼以上のぶっ飛びプレイヤーが現れて優勝を逃すということもとても多い苦労人でもある。2013年以降は世界大会入賞から遠ざかっているが、依然として地区大会とアジアパシフィックでは強い。

メディア露出の機会も多い。同じく出演の多い長谷川貴彦と比較すると、向こうがアドバイザーとしての出演が主であるのに対し、鈴木はプレイヤー・パフォーマーとしての出演機会が主である。
妹の鈴木めぐみもスピード縄跳びのギネス記録保持者であるため、「ギネス記録兄妹」として出演することもある。

尊敬するプレイヤーに、元チームメイトのブレント・デリンジャーを挙げており、鈴木の高速プレイはブレントの影響によるところが大きい。また、同時期の高速プレイヤーであるユウキ・スペンサーともしばしば比較される。

m-floのVERBALとは親交がある。2010年アジアパシフィック・ジャパンナショナルでは『SOUND BOY THRILLER』のセルフ編集版を提供され、BGMとして使用している。

所属

▲は旧所属。

sOMEThING by YoYoAddict
チームTOP
Spinworx
▲ヨーヨージャム

シグネイチャーモデル

シグネイチャーモデルの種類は世界最多。

ヨーヨージャム時代から多数のシグネイチャーモデルが発売され、いずれも大人気機種であった。
ジャム脱退後もサムシングからシグネイチャーを出しているのみならず、なぜかヨーヨーファクトリーからも出ているなど、ネームバリューはすさまじい。

ヨーヨージャム・スピーダー
ヨーヨージャム・スピーダー2
ヨーヨージャム・スピードメーカー
ヨーヨージャム・トリプルジャム(ジョン・ナラム、ベンジャミン・コンディと共同)
ヨーヨージャム・ミーティア
ヨーヨージャム・フェノム
ヨーヨージャム・フェノミズム
ヨーヨージャム・チェイサー
ヨーヨージャム・メタルチェイサー
ヨーヨーファクトリー・イクイラテラル
サムシング・アングル
サムシング・アングラム
サムシング・アングラム2

大会成績

鈴木の最大の特徴は、この欄が他のプレイヤーと比べてとてつもなく長いことである。
これは、鈴木がほぼ毎年休みなく主要大会に参加し続けていることによる。

これだけ活動期間が長いと、受験や就職などで活動を休止する期間が出たり、「ヨーヨー界の重鎮(大会運営・ショップオーナー・メーカーオーナーなど)」としての仕事が多くなって大会に出場している暇がなくなるものである。開店休業状態の元世界チャンピオンが多い中、彼は世界大会16年間皆勤である。

	1A部門				2A部門				4A部門
年度	地区	国内	地域	世界	地区	国内	地域	世界	地区	国内	地域	世界
1997
1998
1999
2000
2001	2	3		9
2002	1	2		2
2003	1	1	1	3			2
2004	1	1	1	1							10
2005		2	1	1
2006	1		1	1							5
2007	1			2
2008	2	1	1	2
2009	1	1		2
2010	1	1	1	2
2011	1	2	3	4
2012	1	1	1	1
2013	2	3	3	10
2014	2		3	8
2015	1		3	15
2016	3		6	19
2017			9

2001年
- JYYAヨーヨーコンテスト 1A部門 3位
- UTYJヨーヨーコンペティション・名古屋 2位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 9位
2002年
- UTYJヨーヨーコンペティション・名古屋 1A部門 1位
- UTYJヨーヨーコンペティション・ナショナル 1A部門 2位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
2003年
- ウエストジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 2A部門 2位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 3位
2004年
- ウエストジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーコンテスト 4A部門 10位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
2005年
- ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
- アジアパシフィックヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
2006年
- セントラルジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 4A部門 5位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
2007年
- セントラルジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
2008年
- セントラルジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
- ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 1位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
2009年
- セントラルジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
2010年
- セントラルジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 1位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
- (44CLASH 1A部門 1位)
2011年
- セントラルジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 3位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 4位
- (バリインターナショナルヨーヨーオープン 1A部門 1位)
2012年
- セントラルジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 1位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 1位
- (バリインターナショナルヨーヨーオープン 1A部門 1位)
2013年
- セントラルジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
- ジャパンナショナルヨーヨーコンテスト 1A部門 3位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 3位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 10位
- (バリインターナショナルヨーヨーオープン 1A部門 1位)
2014年
- ウエストジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 2位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 3位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 8位
2015年
- イーストジャパンヨーヨーコンテスト Aブロック 1A部門 1位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 3位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 15位
2016年
- セントラルジャパンヨーヨーコンテスト 1A部門 3位
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 6位
- ワールドヨーヨーコンテスト 1A部門 19位
2017年
- アジアパシフィックヨーヨーチャンピオンシップス 1A部門 9位
ギネス記録
- イーライ・ホップ 71回/30秒
- 耳に挟んだコインを「ループ・ザ・ループ」で撃ち落とす 1分12秒88/15人