銀河艦娘伝説とは、yura氏が作成・投稿するMMD艦これ作品である。
概要
深海棲艦が跋扈し、制海権確保が困難な世界。
これに対抗すべく陸海空各軍と、「艦娘」を主体とした海軍艦娘部隊が戦っていた。
この物語は、6度に渡る南方海域での作戦失敗に対し、海軍艦娘部隊司令長官たる三笠元帥が、
統合作戦本部戦史研究課に所属する一人の大佐を呼び寄せたところから始まる。
……誰も自らの運命の赴く先は知らない。(銀河英雄伝説より)
エンディングテロップに原作として挙げられている通り、田中芳樹著「銀河英雄伝説」のストーリーを
概ねなぞりながら、艦隊これくしょんの世界観をうまくミックスさせた物語となっている。
登場人物
第9話時点での登場人物を挙げる。
尚、以後原作とは銀河英雄伝説を差し、原作相当の人物について階級等は原作最終時のものとする。
艦娘陣営
海軍艦娘部隊第13艦隊
- ヤン・ウェンリー (原作:ヤン・ウェンリー元帥相当) 後方支援艦「ひゅーべりおん」座乗
統合作戦本部戦史研究課・大佐 → 海軍艦娘部隊第13艦隊司令官・少将 →
海軍艦娘部隊第13艦隊司令官・中将
この物語のメイン人物の一人。いわゆる「逆侵攻作戦」において、南東方面FS部隊に所属。
作戦中、FS部隊司令官パエッタ陸軍大将負傷により、FS部隊司令官代理となった。
南東方面部隊の総指揮権を得て、海軍第4艦隊及び陸軍4個師団、空軍第19航空隊、
海軍艦娘部隊第5・第10・第12・第13艦隊の指揮を執る。
敵の各個撃破戦術を見破っていたヤンは、民間人や麾下の陸軍部隊の撤退を進めた。
FS方面司令官代理として、ミッドウェー会戦において麾下各艦隊を援護すべく奮戦する。
- 長良型軽巡洋艦4番艦 由良 (原作:フレデリカ・G・ヤン少佐相当)
海軍艦娘部隊第13艦隊司令官秘書艦
原作準拠で考えて事務処理能力が恐らく壊滅的であろう、自宅の机の上も整頓出来ない
ヤン提督の事務処理全般を司る、ヤンにとって代えがたい艦娘の一人。
- 金剛型戦艦4番艦 霧島 (原作:エドウィン・フィッシャー中将相当)
海軍艦娘部隊第4艦隊旗艦(司令艦相当) → 海軍艦娘部隊第13艦隊副司令官
原作準拠で言う艦隊の「生きた航路図」。第6次MO攻略作戦時の撤退戦の用兵をヤンは
高く評価している。総司令官不在時には艦隊の指揮を執ることになる艦娘。
第4艦隊司令艦から「降格」となる第13艦隊副司令官職にも関わらず、よくヤン提督を支えている。
- 加賀型正規空母1番艦 加賀 (原作:ムライ中将相当)
海軍艦娘部隊第13艦隊主席幕僚
無口・不愛想・訓練が厳しいとの評判であったが、ヤンは参謀に彼女を求めた。
緻密で正確な判断力を有し、理論的・常識的に考えることの出来る彼女をヤンは
血気に逸る艦娘の制御役として期待していたようである。
- 青葉型重巡洋艦2番艦 衣笠 (原作:フョードル・パトリチェフ少将相当)
海軍艦娘部隊第13艦隊次席幕僚
性格は陽気で明るいが、ただ単に明るいだけではなく柔軟な思考を備えており、
戦闘でも数々の戦いで殿を務めるなど非常に粘り強い面がある。
ヤンは、艦隊の活性剤的な役割も期待していたようである。
- 白露型駆逐艦3番艦 村雨
海軍艦娘部隊第13艦隊第2駆逐隊司令艦
ヤンの要望である「練度が高く、火力の高い駆逐隊」として第2駆逐隊が起用された。
駆逐隊全員が秘書艦の由良とは旧知の様である。
史実では、第4水雷戦隊旗艦であった由良の麾下に第2駆逐隊は配属されていた。
- 白露型駆逐艦4番艦 夕立 ・ 同5番艦 春雨 ・ 同6番艦 五月雨
海軍艦娘部隊第13艦隊第2駆逐隊
村雨麾下の第2駆逐隊の妹たちである。史実での絡みからか、夕立は由良に大変懐いている。
尚、作者であるyura氏によると原作アニメ版での戦艦ヒューベリオン艦橋オペレーター3人組が
第2駆逐隊の彼女らに相当するとしている。但し、夕立だけは別に相当役がある、とのことだが、
まだ公開はされていない。ちなみに、yura氏の初期艦娘は五月雨だそうである。
- 飛行場姫 リコリス・ヘンダーソン (原作:ワルター・フォン・シェーンコップ中将相当)
海軍艦娘部隊第13艦隊深海棲艦部隊部隊長
物語開始時点から2年前の北方戦役終結の頃、深海棲艦陣営から寝返ったという。
事実上の亡命という経緯や癖のある性格から、警戒感を持つ艦娘も多い。
陸上型ながら艦種としては航空戦艦に相当する力量の持ち主。
深海棲艦軍当時は重鎮だったようで、ワシントンたちも「様」と敬称を付けて呼ぶほど。
MO作戦及びミッドウェー会戦での肝となる人物となった。
- 空母棲姫 ヨークタウン ・ 正規空母 空母水鬼 エンタープライズ
海軍艦娘部隊第13艦隊深海棲艦部隊(ヨークタウンはその副隊長)
リコリスと共に寝返った深海棲艦。ヨークタウンは原作ではカスパー・リンツ大佐、
エンタープライズはライナー・ブルームハルト中佐に相当。二人ともリコリスの大切な腹心である。
リコリス同様、深海棲艦軍側には撃沈されたと公式では扱われている様だ。
ちなみに、エンタープライズの名が初めてテロップされたのは第9話であった。
- 飛鷹型軽空母1番艦 飛鷹 (原作:イワン・コーネフ中佐相当)
海軍艦娘部隊第13艦隊第2航空戦隊
MO攻略戦後に第13艦隊に参加した艦娘である。隼鷹の姉でもある。
ミッドウェー会戦での航空戦にて奮闘した。
- 飛鷹型軽空母2番艦 隼鷹 (原作:オリビエ・ポプラン中佐相当)
海軍艦娘部隊第13艦隊第1航空戦隊
姉の飛鷹と同じく、MO攻略戦後に第13艦隊に参加した艦娘である。
ちなみに、本作において加賀をして「歩く小言」と言った第一番目の艦娘となった。
- 高雄型重巡洋艦3番艦 摩耶 (原作:マリノ少将相当)
海軍艦娘部隊第13艦隊旗艦護衛
MO作戦後に第13艦隊に参加した艦娘の一人。前線でのヤン司令官の乗艦である内火艇の護衛を、
防空巡洋艦として任されている。因みに、旗艦とは通常の艦娘部隊では司令艦を指すのだが、
第13艦隊の場合、司令官は人間のヤン提督であることから、旗艦護衛=司令官護衛という役割の様だ。
海軍艦娘部隊総司令部
- 敷島型戦艦4番艦 三笠
(原作:シドニー・シトレ元帥、ドワイト・グリーンヒル大将、ジョアン・レベロ、ホアン・ルイ相当)
海軍艦娘部隊司令長官・元帥
ヤンや艦娘たちの後見役であり、理性と感性の均衡に優れた将帥。この時代、統合作戦本部を中心に、
陸軍・海軍・空軍、そして海軍艦娘部隊が置かれており、その艦娘部隊を束ねる重職にある。
「逆侵攻作戦」では、総司令官ロボス海軍元帥を補佐する総参謀長に就任。
しかし、フォーク海軍准将に依存するロボスから疎外され、第5艦隊司令艦、金剛からの撤退の進言
にも直接の指揮権が無いため、既に作戦が破綻しているにもかかわらず中々進められなかった。
一方で、海軍艦娘部隊司令長官として直率している部隊(第3水雷戦隊等)は指揮権を有している模様。
一連の逆侵攻作戦における惨憺たる結末は、三笠の胸に何をもたらすのであろうか。
尚、MI編配役説明回にて説明されたが、MI編以降シトレ元帥の他に原作相当の役割が追加されたとのこと。
- 香取型練習巡洋艦1番艦 香取 (原作:マリネスク少将相当)
海軍艦娘部隊司令長官主席秘書艦
三笠元帥の主席秘書艦にして、次席秘書艦の五十鈴の上司である。海軍のフォーク准将に対して、
非常に冷めた目見ているようである。上官たる三笠元帥を良く支えている。
ミッドウェー会戦後、報告を聞いていた三笠元帥の気持ちを推し量る表情を見せていた。
- 長良型軽巡洋艦2番艦 五十鈴 (原作:アレックス・キャゼルヌ中将相当)
海軍艦娘部隊司令長官次席秘書艦
三笠の次席秘書艦を務める由良の姉である。
MO作戦時には、装備一式の手配を一手に引き受けている後方事務の達人。
「逆侵攻作戦」の後方主任参謀。スコット提督の補給部隊と護衛にあたった第12駆逐隊を心配し、
三笠元帥直率の第3水雷戦隊を派遣するよう手配したのも彼女である。
- 吹雪型駆逐艦5番艦 叢雲 (原作:ニコルスキー中佐相当)
海軍艦娘部隊逆侵攻作戦総司令部直率第12駆逐隊司令艦
海軍のグレドウィン・スコット提督率いる補給部隊の護衛を務めていたが、深海棲艦の急襲を受け
艦隊は壊滅。僚艦の吹雪型駆逐艦6番艦東雲、同7番艦薄雲、同8番艦白雲は撃沈した。
叢雲自身は命を取留め、救援部隊の川内に救出された。
- 川内型軽巡洋艦1番艦 川内
海軍艦娘部隊司令長官直率第3水雷戦隊司令艦
スコット提督の補給部隊に対する護衛部隊が第12駆逐隊のみと知った五十鈴が手配し、
増援に向かわせた第3水雷戦隊の指揮艦。しかし、既に作戦を開始していた深海棲艦の攻撃には
間に合わなかった。補給部隊の惨憺たる様に、軍上層部の補給軽視と合わせ怒りの表情を見せている。
吹雪たちからの被害報告を受けつつ、生き残った叢雲を保護して帰投。
深海棲艦側の被害から叢雲たちの文字通りの激戦奮闘ぶりが想起され、これに感嘆の声を漏らしていた。
- 吹雪型駆逐艦1番艦 吹雪 ・ 綾波型駆逐艦1番艦 綾波
海軍艦娘部隊司令長官直率第3水雷戦隊第11駆逐隊司令艦・同第19駆逐隊司令艦
川内指揮下の第3水雷戦隊に所属。補給部隊の援護に向かい、その後の救護にあたった。
海軍艦娘部隊第3艦隊
- 扶桑型航空戦艦1番艦 扶桑 (原作:ルフェーブル中将相当)
海軍艦娘部隊第3艦隊旗艦(司令艦相当)
この世界での艦娘艦隊旗艦は、司令官(司令艦)と同義であると思われる。
よって、扶桑姉様は第3艦隊司令艦に相当する。
中部方面MI部隊司令官パストーレ海軍大将戦死後、上級指揮官を失って艦娘部隊との協調無く
敗走を始める海軍を責める山城に、上層部が如何に無能非才であろうとその下で働く兵士たちには
罪はないと諭している。ミッドウェー会戦前哨戦にて奮戦の末負傷し後方へ下がったようだ。
- 扶桑型航空戦艦2番艦 山城
海軍艦娘部隊第3艦隊主席幕僚
「逆侵攻作戦」時、姉の扶桑と共に作戦に参加。パストーレ海軍大将戦死後の海軍の混乱と、
その後の潰走に憤りを覚えたが、扶桑に諭され、艦娘部隊主導の組織的撤退戦に尽力する。
この撤退戦において、右翼部隊を最上型航空巡洋艦1番艦最上に任せている。
- 朝潮型駆逐艦5番艦 朝雲
海軍艦娘部隊第3艦隊第9駆逐隊司令艦
MI部隊の一員として、撤退作戦に参加。至近弾の爆発で飛ばされたが、無事だった。
ミッドウェー会戦時、妹の同6番艦山雲と共に、一時的に第13艦隊の指揮下に移る。
海軍艦娘部隊第5艦隊
- 金剛型戦艦1番艦 金剛 (原作:アレクサンドル・ビュコック元帥相当)
海軍艦娘部隊第5艦隊旗艦(司令艦相当)
逆侵攻作戦会議で、自己の作戦への批判を嫌い、本作戦への賛成を強いるフォーク准将に強く苦言を
呈していた。特にヤンに対する「利敵行為」呼ばわりは、かなり不快に感じたようである。
- 金剛型戦艦3番艦 榛名 (原作:スーン・スール少佐他第5艦隊や宇宙艦隊総司令部の各幕僚相当)
海軍艦娘部隊第5艦隊主席幕僚兼秘書艦
「逆侵攻作戦」時、第5艦隊司令艦の金剛の傍らで、姉を補佐した。
彼女の本務は主席幕僚で、秘書艦は兼任職と思われる。
また、この時の第5艦隊には陽炎型駆逐艦11番艦浦風と同13番艦浜風が所属している様だ。
海軍艦娘部隊第7艦隊
- 伊勢型航空戦艦1番艦 伊勢 (原作:ホーウッド中将相当)
海軍艦娘部隊第7艦隊旗艦(司令艦相当)
「逆侵攻作戦」では、MI部隊に所属。第3艦隊司令艦扶桑らの撤退戦に呼応。その殿を務める。
尚、艦隊主席幕僚は龍驤であり、麾下の第18駆逐隊の陽炎と不知火が直衛した。
伊勢自身は同じく第18駆逐隊所属の霞・霰の護衛の下、撤退していたのだが…。
- 大淀型軽巡洋艦1番艦 大淀
海軍艦娘部隊第7艦隊司令艦秘書艦
司令艦伊勢と共に、他のMI部隊各隊と連絡を取り合って撤退戦を展開していたが…。
海軍艦娘部隊第8艦隊
- 飛龍型正規空母1番艦 飛龍 (原作:アップルトン中将相当)
海軍艦娘部隊第8艦隊旗艦(司令艦相当)
「逆侵攻作戦」において、MI部隊所属。中部方面司令官パストーレ海軍大将が戦死した後、
離島棲鬼ウェークを相手に制空権を保持しつつ、撤退作戦を実行した。
本作戦時、第8艦隊には夕雲型駆逐艦1番艦夕雲、同2番艦巻雲も所属している。
- 飛龍型正規空母2番艦 蒼龍
海軍艦娘部隊第8艦隊主席幕僚
MI部隊への深海棲艦急襲に即応し、離島棲鬼ウェーク相手に飛龍と共に制空権を保持した。
パストーレ海軍大将戦死後の海軍の混乱をいち早く掴んだのも彼女であった。
海軍艦娘部隊第9艦隊
- 伊勢型航空戦艦2番艦 日向 (原作:アル・サレム中将相当)
海軍艦娘部隊第9艦隊旗艦(司令艦相当)
「逆侵攻作戦」において北部方面AL部隊所属となる。
MI部隊への敵襲の報告から、現状を分析。深海棲艦側の動きに対する読みは正鵠を射ていた。
撤退をAL部隊司令官ムーア陸軍大将に進言、陸軍のあきつ丸もこれを支持したが、
既にAL部隊は急襲されつつあった。北部方面軍に配属されていた海軍艦娘部隊は第9艦隊のみで、
対地攻撃を仕掛ける深海棲艦側に苦戦し負傷してしまう。指揮権は主席幕僚の大和に引き継がれた。
- 大和型戦艦1番艦 大和 (原作:ライオネル・モートン中将相当)
海軍艦娘部隊第9艦隊主席幕僚
MI部隊急襲の報に即時援軍を進言するが、司令艦である日向の戦況分析を聞いて撤退を納得した。
直後、泊地を急襲してきた疾風の如き駆逐棲鬼フレッチャーの速攻に苦戦。その中で負傷した日向から、
指揮権を引き継いだ。兵力に劣る北部方面軍は司令官ムーア陸軍大将も激戦の中、指揮不能となり、
大和指揮のもと、撤退している。
海軍艦娘部隊第10艦隊
- 長門型戦艦1番艦 長門 (原作:ウランフ中将相当)
海軍艦娘部隊第10艦隊旗艦(司令艦相当)
逆侵攻作戦に参加した艦娘の一人。
深海棲艦領深く逆侵攻を続ける中、深海棲艦側の意図を読み解いたヤンの意見を是として、
敵に先んじて行動すべく、占領地からの撤退を開始する。
麾下には他に妙高型重巡洋艦2番艦那智や同3番艦足柄もいる。
圧倒的兵力で迫る深海棲艦軍に長門が司令艦として、ある決断を下す。
- 翔鶴型正規空母1番艦 翔鶴 (原作:チェン少将相当)
海軍艦娘部隊第10艦隊主席幕僚
瑞鶴の姉である。西方海域より第12艦隊と共に帰還した翌日、統合作戦本部でヤンと初めて会った。
瑞鶴がヤンを気に入っていることを見抜いている。
主将たる長門の性格をよく知っており、単独で殿を務めると告げた司令艦の命令を拒否して、
制空権保持のためにも自分も残って殿を務めた。
- 阿賀野型軽巡洋艦4番艦 酒匂
海軍艦娘部隊第10艦隊司令艦秘書艦
「逆侵攻作戦」時、第10艦隊司令艦の長門の傍らにいた。主将たる長門にとって、艦娘としての
第10艦隊司令艦という境遇も捨てたものではない、と思わしめる理由の一人。
- 翔鶴型正規空母2番艦 瑞鶴 (原作:ダスティ・アッテンボロー中将相当)
海軍艦娘部隊第10艦隊所属
艦娘学校に生徒として在籍していた当時、講師であったヤンと知り合っている。
ウマが合ったらしく、様々なことをヤンは瑞鶴に話しているようだ。
軍人らしくないことを隠さないヤンに対して、それが彼らしいと思っているようだ。
海軍艦娘部隊第12艦隊
- 金剛型戦艦2番艦 比叡 (原作:ボロディン中将相当)
海軍艦娘部隊第12艦隊旗艦(司令艦相当)
逆侵攻作戦において、フォークの唱える作戦の都合のよさに困惑の表情を浮かべていた。
ミッドウェー会戦にて左足を負傷し、進退窮まったとき比叡が下した決断とは…?
- 陽炎型駆逐艦8番艦 雪風
海軍艦娘部隊第12艦隊司令艦秘書艦代理
第12艦隊の飛行隊を指揮していた祥鳳型軽空母1番艦祥鳳や同2番艦瑞鳳が負傷、
後退したのちも、司令艦比叡の傍らで前線に留まっていた。
尚、肩書きだが、この世界では本来なら巡洋艦以上が就任する役職である秘書艦に
駆逐艦で就任しているため「代理」となっているものと思われる。
- 白露型駆逐艦1番艦 白露 ・ 同2番艦 時雨 (時雨について原作:戦艦ユリシーズ相当)
海軍艦娘部隊第12艦隊第27駆逐隊所属
比叡指揮下の二人。司令艦比叡が進退窮まった時も直衛として傍にいた。
尚、時雨はミッドウェー会戦において、結果として不発弾だった砲撃により、身に着けていた
ある大事なものが外れてしまったようである。
政府(国防委員会)・統合作戦本部等、陸海空(艦娘部隊以外の)軍
- ヨブ・トリューニヒト
(原作:ヨブ・トリューニヒト元自由惑星同盟最高評議会議長・新領土総督府高等参事官)
国防委員会委員長
政治家である。原作準拠で行けば、国防委員会とは軍政面を担当する機関である。
海軍参謀部が持ち込んだヤンによるMO破壊後の逆侵攻作戦案採決会議を主宰した。
軍令部門の長である統合作戦本部長ロイヤル・サンフォード主席元帥は、海軍の責任者である
ラザール・ロボス元帥とともに、この作戦に賛成したものと思われる。
- アンドリュー・フォーク (原作:アンドリュー・フォーク予備役准将)
海軍参謀部参謀・准将
逆侵攻作戦の立案者。サンフォード主席元帥の退役後、統合作戦本部長の座を巡って、海軍は陸軍と
争っており、海軍のロボス元帥の意を受けたフォークが逆侵攻作戦を立案、成立させた。
但し、作戦会議において艦娘側からの質疑に理に適った答弁が一切不能であったことからも、机上の
空論を振りかざし、他人を貶めて自己を偉く見せかける人物であると思われる。
作戦参加艦隊の各艦娘の冷めた目は彼には届いていないようである。
「逆侵攻作戦」が綻び始めた矢先、“持病”が悪化し後送される。
-
パエッタ (原作:パエッタ中将相当)
陸軍「逆侵攻作戦」FS部隊司令官・大将
次期統合作戦本部長の座を海軍閥と争う陸軍閥から、海軍のみに軍功を立てさせない様にとの
政治的配慮から派遣された指揮官。頭が固く、勇猛だが柔軟性に欠けるとの評もある。
「逆侵攻作戦」時、香取から三笠へもたらされた報告は、
その彼が率いるFS部隊司令部が空襲にあった、との報告だったが…。
民間人や軍に所属していない 等
- 北方棲姫 ほっぽ (原作:ユリアン・ミンツ中尉相当)
ヤン・ウェンリー提督の被保護者
かつて北方戦役の際、捨て石にされ味方である深海棲艦に見捨てられ、鹵獲された深海棲艦である。
三笠元帥が保護したのち、ヤン大佐の被保護者となったようだ。保護された2年間で家事全般を
マスターし、原作準拠で紅茶党のヤン提督が満足する水準の紅茶が淹れられるまでになっている。
現在もヤン家の留守宅総司令官である彼女だが、実はリコリスの妹である。
深海棲艦側
- 駆逐棲姫 フレッチャー (原作:ウォルフガング・ミッターマイヤー元帥相当)
水雷戦隊総旗艦(司令艦相当)
深海棲艦側の重鎮の様で、「逆侵攻作戦」への対抗作戦において主力部隊を率いている。
海軍艦娘部隊第9艦隊らAL部隊急襲時、疾風の如き速さで猛攻を見せ、日向を負傷させている。
- 戦艦棲姫 ワシントン (原作:オスカー・フォン・ロイエンタール元帥相当)
打撃部隊総旗艦(司令艦相当)
駆逐棲姫フレッチャーと共に双璧をなすかのように、主力部隊を率いる。
ミッドウェー会戦にて海軍艦娘部隊第5艦隊と対峙したが、ヤンが仕掛けた心理戦にはまる。
リコリスを「様」付けで呼んでおり、敬意を込めているようだが、彼女が「裏切った」理由は
詳しく知らされていないようである。
- 空母ヲ級 ホーネット (原作:ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン大将相当)
打撃部隊総旗艦主席補佐
ミッドウェー会戦時のワシントンの補佐艦。上官ともどもヤンの奇策に嵌まるが、
指揮艦を危険に晒したことを謝した彼女に、ワシントンは自分が熱くなりすぎたことが原因だ、
として意に介さなかった。
- 潜水艦ソ級 トートグ (原作:パウル・フォン・オーベルシュタイン元帥相当)
潜水艦隊総旗艦(司令艦相当)
MO基地の生き残りの様である。通信傍受等の結果、海軍及び艦娘部隊の大攻勢を報告した。
- 離島棲鬼 ウェーク (原作:エルネスト・メックリンガー上級大将相当)
空母機動部隊指揮艦
MI部隊への急襲作戦を指揮している。急襲に対する海軍の反応の鈍さを嘲った。それに対し、
艦娘部隊側の即応体制の見事さには感嘆していた。
ミッドウェー会戦において、前哨戦同様第8艦隊と対峙した。
- 重巡洋艦ネ級 インディアナポリス (原作:アウグスト・ザムエル・ワーレン上級大将相当)
護衛艦隊指揮艦
ウェークと共にMI部隊を急襲した。自軍の予想以上の被害に追撃戦を断念したが、補給と
休養を忘れずに実施。次の戦いへの準備を怠らなかった。
- 戦艦レ級 アイオワ (原作:フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト上級大将相当)
打撃部隊指揮艦
ミッドウェー会戦にて海軍艦娘部隊第10艦隊と対峙した。
作戦会議において、後方に下げた深海棲艦Normalタイプを前線投入すべき、と進言した。
尚、補佐艦として空母ヲ級(原作:オイゲン少将相当)が帯同している。
- 泊地棲鬼 アリゾナ (原作:カール・グスタフ・ケンプ大将相当)
空母機動部隊指揮艦
ミッドウェー会戦において、最初に海軍艦娘部隊第13艦隊と対峙した。
練度で勝るヤン艦隊に押され、いったん戦線を下げた隙に第13艦隊には逃げられてしまった。
尚、彼女にも補佐艦として空母ヲ級(原作:フーセネガー中将相当)が帯同している。
- 戦艦タ級 ノースカロライナ (原作:コルネリアス・ルッツ上級大将相当)
打撃部隊指揮艦
ミッドウェー会戦において、海軍艦娘部隊第12艦隊と対峙した。
艦娘一人に対し複数で戦闘に持ち込むように指揮。司令艦である比叡を追い詰める。
艦娘の歴史がまた一ページ…
作者によるマイリスト
関連項目
- 銀河艦これ伝説
- 艦隊これくしょん〜艦これ〜
- 銀河英雄伝説
- MikuMikuDance
- MMD艦これ
- MMDドラマ
- 艦これMMDドラマ
- 艦これの関連項目一覧