長谷川勇也とは、福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手(外野手)。
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ホークス野手では珍しい、じっくりと球を見極めて出塁を狙うタイプで、出塁率の高さが最大の武器。王監督(当時)に「もっと積極的に打ちにいけ」と言われてもそのスタイルを変えなかった勇者である。
2006年の大学・社会人ドラフト5巡目で指名され専修大学からソフトバンクに入団。即戦力野手として期待されるが、1年目は怪我でほぼ棒に振る。2年目は春先に一軍昇格すると、低打率ながらたびたび好機に好打を放ちアピール。対右投手時はスタメンで出るなど、若手野手の中でも期待されていたが、夏場に指を骨折して離脱、そのままシーズンを終える。
3年目の2009年は多村仁の出遅れと新外国人の不振により開幕直後からレギュラーの座を掴み、逆方向へのシュアなバッティングで高打率をキープ。6番か7番(チーム状況により5番)でセンターを定位置として143試合に出場、打率.312でパ・リーグの打率ランキング4位に入った。またオールスターに選手間投票で初選出を果たし、試合では内野安打1本と好守を見せた。
しかし2010年は、事実上の2年目のジンクスに陥り、レギュラーで起用され続けたものの打率は上がらず、打率.255、3本塁打と前年より大きく成績を落としてしまった。
2011年は前年の不振と内川聖一の加入から開幕スタメンを逃し、福田秀平の台頭もあって序盤はやや影が薄かったが、5月半ばからセンターのレギュラーを確保。しばらくは打率もなかなか上がらず苦しんだが、夏場からじわじわ尻上がりに成績を挙げ、シーズン終盤は故障者が続出する中で5番も任された。最終的に規定打席に到達し、打率.293、4本塁打34打点、13盗塁と好成績にまとめた。クライマックスシリーズでは、制覇のかかった第3戦で起死回生の同点タイムリー、そしてサヨナラ打を放つ5打数4安打2打点の大暴れで特別賞を受賞した。
守備ではセンターを守っているが、特筆する程の俊足・強肩というわけではなく(それなりに俊足ではあるがあくまでそれなり)、打球判断もあまり早くない。2008年には飛球を追って多村と交錯、骨折させてしまったり、連携ミスで柴原の腰痛を悪化させたりとチームへの影響大なやらかしが多かった。きわどい打球の好捕は結構見られ、打球判断の遅さを球際の強さでカバーするタイプだが、やらかしもするのでイマイチ信用がおけない程度の守備力。また打撃好調時は守備も冴えるが、打てなくなると守備でもやらかす場面が目立つ。そのため、勝っている試合の終盤では城所龍磨がセンターに入り、長谷川はレフトに回るのがパターンになっている。
読売ジャイアンツで同じく2009年にセンターとしてブレイクした松本哲也は大学の同期である。
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最終更新:2025/12/10(水) 23:00
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