長谷川勇也とは、福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手(外野手)。右投左打、背番号30。
2006年の大学・社会人ドラフト5巡目で指名され専修大学からソフトバンクに入団。即戦力野手として期待されるが、1年目は怪我でほぼ棒に振る。2年目は春先に一軍昇格すると、低打率ながらたびたび好機に好打を放ちアピール。対右投手時はスタメンで出るなど、若手野手の中でも期待されていたが、夏場に指を骨折して離脱、そのままシーズンを終える。
3年目の2009年は多村仁の出遅れと新外国人の不振により開幕直後からレギュラーの座を掴み、逆方向へのシュアなバッティングで高打率をキープ。6番か7番(チーム状況により5番)でセンターを定位置として143試合に出場、打率.312でパ・リーグの打率ランキング4位に入った。またオールスターに選手間投票で初選出を果たし、試合では内野安打1本と好守を見せた。ホークス野手では珍しい、じっくりと球を見極めて出塁を狙うタイプの打者で、王監督(当時)に「もっと積極的に打ちにいけ」と言われてもそのスタイルを変えなかった勇者。
一方守備では、特に2008年には飛球を追って多村と交錯、骨折させてしまったり、連携ミスで柴原の腰痛を悪化させたりとチームへの影響大なやらかしが多かった。別に鈍足や弱肩ではないが、特筆する程の俊足・強肩というわけでもない。そのため、勝っている試合の終盤では俊足に定評のある城所龍磨がセンターに入り、長谷川はレフトに回ることが多い。多村が下がっているときはライトに入ることもある。
読売ジャイアンツで同じく2009年にセンターとしてブレイクした松本哲也は大学の同期。
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最終更新:2025/12/10(水) 23:00
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