開かずの踏切とは、他所から車で来た人が陥りやすい孔明の罠である。
概要
- 主に、開かずの踏切は大都市に存在する。
- ピーク時に、1時間あたり40分以上遮断されている踏切は開かずの踏切と呼称される。
- 歩行者や自転車は踏切で待たなくても、併設の歩道橋で抜けれることが多い。でも、自動車はそうも行かないので、遅刻の原因になる。
- 駅に隣接する踏切は特に閉塞時間が長い。
- 開かないからと言って無理にわたってはいけない。自分自身に身の危険が及ぶのはもちろん、開かずの踏切で踏切支障が起きると影響が広範囲に及んでしまうからである。何路線も通る踏切だと、最悪その路線全部が運転の見合わせ等を行い、多くの利用者に迷惑がかかってしまう。開かないからと言って渡るのは絶対にやめてください。
代表例
現存
- 井頭踏切・根岸踏切 - 東京都北区 - JR6線の踏切。東十条駅と王子駅の間にある一方通行の踏切。朝のラッシュ時は1時間ほど閉塞している。
- 竹ノ塚踏切 - 東京都足立区 - 東武伊勢崎線竹ノ塚駅に隣接する踏切。2005年の踏切死傷事故が発生した踏切。当時は第2種踏切であったが、事故後は自動化されて更に待ち時間が長くなった。東武線の往来が多いうえに付近に東京メトロ日比谷線の検車区があり、出入庫があるため閉塞時間が長い(ちなみに東武伊勢崎線が高架化が行われたにも関わらず、当駅前後だけ地上のままとなったのは、この検車区が存在していたためである)。2020年度完成予定で竹ノ塚駅周辺の連続立体交差事業が行われている。
- 菖蒲池8号踏切 - 奈良県奈良市 - 近鉄大和西大寺駅北方にある踏切。ダイヤがよく乱れ、踏切の閉塞時間が長い。
- 相生踏切 - 福岡県福岡市博多区 - JR九州の鹿児島本線南福岡駅付近にある踏切。入出庫、緩急接続などで遮断時間が長い。2013年10月に歩道橋が完成。
廃止済み
- 総持寺踏切 - 神奈川県横浜市鶴見区 - JR8線の大踏切。以前は鶴見線や京急も地上だったが高架化した。
(2012年4月1日に廃止となった。人道橋が架けられているが、自動車は迂回する必要がある)
- 神宮前踏切(御田踏切) - 愛知県名古屋市熱田区 - JRと名鉄の踏切で、名鉄神宮前駅の隣にある。
(2012年6月30日に廃止となった。歩道橋は踏切廃止前から存在するが、新たに自転車が通行可能な歩道橋が2016年度に完成する予定)
- 国道1号踏切 - 神奈川県横浜市戸塚区 - 戸塚駅に隣接する踏切。朝のラッシュ時は1時間以上閉塞している。
(2015年3月25日に廃止となった。2014年1月に「戸塚大踏切デッキ」が、2015年3月に地下道「戸塚アンダーパス」が開通)
関連動画
総持寺踏切
関連コミュニティ

![ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。]()
関連商品
![ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。]()
![ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。]()
関連項目