隼鷹(艦これ) 単語


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カシハラマルモトイジュンヨウデースヒャッハァー

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「商船改装空母隼鷹で~す、ヒャッハー!!」

隼鷹(じゅんよう)とは、旧日本海軍の空母及び「艦隊これくしょん」に登場する艦娘である。

艦これでの概要で~すヒャッハー!

艦これゲーム内

飛鷹型航空母艦2番艦であるが、飛鷹とは姉妹である言及は無い。
実は海軍の公式資料では隼鷹型1番艦で、飛鷹の方が2番艦だったりする。あえて2人を姉妹扱いしていないのは、そのためかも知れない。
同じ軽空母仲間の飛鷹や龍驤と同じ、陰陽師系のスタイルである。(ちなみにこの3人は、ミッドウェーで蒼龍と飛龍が戦没後、第二航空戦隊を引き継いだ軽空母トリオだったりする。同じスタイルなのはそのためかもしれない)

黒髪ロングで毅然としたお嬢様と云った趣の飛鷹とは対照的な、明るいピンク髪のツンツンな少年漫画的ボーイッシュさを感じる明朗快活な性格であり、前述の「ヒャッハー!」や本人の「飲んでないよ、シラフだよ!」発言のためかネタキャラ扱いされる傾向が強いが仕事はキッチリ行うタイプであり、提督に対して仕事量の多さ(艦載機の整備など)でぼやく一幕も。公式コミックでは赤城に脅されたり、雨漏りに被弾してぶっ倒れる(式神戦闘機や巻物甲板がいずれも紙なので水に弱い?)等不憫な傾向がある。

ゲーム中ではレアリティの面から見た場合比較的入手し易い部類に入る。最初から4スロットの装備欄を持ち、改造後の千歳・千代田と並び軽空母トップクラスの艦載機の搭載・運用能力がある。損傷したとはいえ終戦まで残存していたため幸運値が高めで改造すると上位に位置する。[1]
戦力として充分な能力を持ちかつ(正規空母と比較した場合)低燃費なので、戦闘だけでなく遠征に回っても優秀である。

欠点として、航空母艦でありながらも低速である点(飛鷹型の他に低速なのは鳳翔のみ)と、装甲の最大値が低い(あくまで正規空母との比較で)という点が挙げられる。

要するに、「軽空母では最も優秀な空母娘の一人」である。入手している提督は、外見や言動に引くことなく、是非活用して頂きたい。

MMD艦これ

2013年7月には早くもMMDモデルが完成している。
おそらく軽空母の艦娘では初のMMDモデル化だと思われる(というか、全体を通しても島風に続く2番手と思われる)。

なお、このMMDモデルは残念ながら諸事情により8月21日で配布終了し、現在入手は出来ない。

史実の活躍だって。お疲れちゃん

冒頭の自己紹介の通り、元は日本郵船の大型高速貨客船[2]「橿原丸」であり、建造途中で海軍により改装、1942年(昭和17年)5月に空母「隼鷹」として竣工する。

常用48機の艦載機は正規空母である飛龍・蒼龍に次ぐ機数であり、客船改造した空母の中で最大のサイズ[3]であり、大型の艦載機も運用出来る能力から、正規空母4隻を一気に失ったミッドウェー海戦以降は、ほぼ正規空母として扱われ、前述の通り第二航空戦隊として各地を転戦する。

日本空母として初めて電探(レーダー)の本格運用を行ったり、外側へ29度に傾斜させた煙突と一体化した近代的な大型の艦橋(後年空母大鳳・信濃や各国で建造された空母にも採用されている)など意欲的な設計・改修が行われている。

1944年(昭和19年)12月。既に搭載する航空機が無くなってしまった隼鷹は、輸送船代わりに使われていた。艦これで「天山とか流星とか欲しいよね」と言うのは上記の通り運用する機会がほぼ無かったため(流星に至っては艦載機としての運用すらされてない)

その輸送任務でマニラに行った隼鷹は、佐世保への帰投途中で米潜水艦「シーデビル」と「レッドフィッシュ」からの雷撃を受ける。魚雷2発が命中し、艦首が10m吹っ飛ぶ程の損傷を受け、5000トンもの浸水が発生するが、何とか佐世保に帰投することが出来た。その後船体は修復されてドックからは出られたが、損傷した機関部の修理がままならず[4]、佐世保に係留されたまま終戦を迎え、1947年(昭和22年)8月1日解体完了。波乱万丈の一生を終える。

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関連項目

  • 艦隊これくしょん~艦これ~
  • 飛鷹(艦これ)
  • ヒャッハー!

脚注

  1. *彼女より運が上の艦娘といえば雪風・瑞鶴・瑞鳳とレアクラスばかりである。但し、レアリティでは下となる鳳翔もと運は同数値。
  2. *あくまでも「民間客船としては高速」であり、最高速度は25ノット程度だった。
  3. *基準排水量は約24,000トンもあり、翔鶴型空母より僅かに少ない程度であった。
  4. *「隼鷹」の機関は「島風」と同様の高温高圧タービンだったので、修理する技術も物資もなかったとも。

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