非実在青少年とは、文字・視覚・音声情報で未成年と認識される創作上の架空のキャラクターの事である。
非実在青少年は東京都青少年保護条例改正案第三章 不健全な図書類等の販売等の規制、第七条で以下の様に定義されている。
年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの(以下「非実在青少年」という。)を相手方とする又は非実在青少年による性交類似行為に係る非実在青少年の姿態を視覚により認識することができる方法でみだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの
「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現」と言うどうとでも恣意的に運用可能で曖昧な基準で未成年判定をする人は一体誰なんでしょうねー(棒。
法治主義を放棄した人治主義寄りの法的概念と言える。
東京都青少年保護条例改正案の消費者としての東京都民には「努力目標」で有って、具体的な罰則は無い。未成年のみならず、成年も全ての東京都民は非実在青少年の性的描写の有る作品、「不健全指定図書類」の単純所持をしない努力義務を課される。販売業者に対しては、「不健全指定図書類」に指定されたものは個別包装して隔離スペースに置いた上で18歳未満販売禁止、これを守らない販売業者は警告の上、30万円以下の科料(罰金・違反金)、条例違反処分を1年間に6回受けた出版業者は勧告の上、実名公表をする。
推奨映画、不健全指定図書、不健全指定がん具類・刃物一覧
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/10_eiga_tosyo_ichiran.html
PDFファイルでの配布。閲覧には要PDFリーダー[1]。
漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に 東京都の青少年育成条例改正案 (1/2) - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/09/news103.html
出版業界震撼!「青少年育成条例」改正でロリマンガが消滅する!? - 日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2010/03/post_4061.html#
東京都青少年健全育成条例に反対、民間団体と有識者が意見表明 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100312_354355.html
野放しの漫画児童ポルノを規制へ 都条例改正案、反対論も - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031201000762.html
【重要】都条例「非実在青少年」の規制について(2010/03/07) - ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/50873
マンガ・アニメの「ポルノ」 キャラクターが18歳未満に見えるとダメ (1/2) : J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2010/03/12062216.html
漫画性表現規制の都条例に声明京都精華大研究センター :京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100313000164&genre=C4&area=K00
扶桑社の週刊誌"SPA!"が取材を開始。但し、3月18日の都議会総務委での審議に間に合うかは不明。[2]
議論の余裕を持たさずにスピード採決に持ち込もうとするかのような動きがあり、「イメージを取り締まる」という前代未聞の条文は、拡大解釈による恣意的な運用が懸念されていまして、表現の自由に抵触する重大な結果をもたらす危険があります。
この問題につき、すでに明治大学准教授・藤本由香里さんから詳しい経緯の報告と、条例の危険性を訴える見解が出されています。京都精華大学でも、昨日の教授会でこの問題が取り上げられ、マンガ学部を擁する大学としての、公式な反対声明を出すことで議論がまとまりました。
私は予言者になりたくて『図書館戦争』を書いたわけじゃないよ、と。
見ること、話すことを放棄して、隔離だけしようとするのはおかしい。
知らずに育つことが健全なんじゃない。知っていて、自分の意志で拒否できることが健全なんだ。
オトナには、子供達がそういうものに出会ってしまった時に、少しだけ離れたところから見ていて欲しい。そして、その子供が、自分にはいらない、必要ない、と判断できた時に、照れや気後れなく「これは良くないね」と手渡せる関係を築くことが大事なんじゃないだろうか。
ハッキリ言えるのは、"非実在青少年"はなんの解決にもならない、と言うこと。
問題をより複雑化して、アングラ化させて、まっすぐに作品を作ろうとしている人に余計なストレスを与えるだけ。
せっかくこの問題に真摯に取り組もう、という気があるのなら、もっと時間かけて、いろいろな人と解決策を探していこうよ。
近視眼的に、目の前に来た物を叩くだけが、解決策ではない。
児童ポルノ作品が、多くの一般人にとって不快な存在であることは、これは、議論以前の問題で、見ればわかることだ。誰だってあんなものを学校の図書館に置きたいとは思わない。
規制に反対する人々は、規制の倫理的根拠に疑義を表明しているのではなくて、むしろ規制がもたらすであろう弊害について懸念している。ゴキブリを駆除するのにナパーム弾を使うのは、過剰反応ではないのか? と。ここのところを見誤ってはならない。
ああいうものを見せられて、それらがネットや携帯電話などを介して小学生でもアクセス可能、という前提の中で話をしていれば、当然、議論は過激化する。
でも、現実社会でも同じことだが、「到達可能」であることと「あえて踏み込む」ことの間には、相当な距離があるものなのだ。
リアルな世界でも、小学生が歌舞伎町を訪問することは可能だし、バスの切符(パスモ?)を買えば新宿二丁目で降りることだってできる。が、だからといって、「歌舞伎町を浄化せよ」だとか「二丁目を焼き尽くせ」と言う人はいない。ん? 石原都知事が言ってた、と? では言い直す。よほどアタマがアレな人でない限り、青少年にとって有害だからみたいな理由で現実の町を消そうと考える人間はいない。
18才未満のキャラクターの表現を規制するという法律。
こういう法律が決まってしまうとマンガ、アニメだけでなくいろいろな表現媒体が規制で縛られ、元気がなくなり、世の中が狭く、息苦しくなってしまうのが目に見えてきます。
我々漫画家仲間たちは、この条例改正案に危機感を持ち、週明けにも都議会議員の皆さんと話し合う予定です。
はいこれ。表現、創作にすら規制。
誰も知らないうちに可決されるわけです。誰も反対しなかったからといわれるわけです。
反対だよ!
住所・氏名を明示した実名で、東京在住都民が地元選挙区の都議会議員(特に民主党都議)に陳情・要望行うのが最も効果的である。
ファクシミリ(FAX)、電子メール(E-Mail)は事務所が処理出来ない所が大多数なので、送付しても効果は薄い。
脅迫めいた文言は逆効果であり、初対面の相手に相応しい丁寧な文言が望ましい。
勿論、東京都外からの封書・葉書での陳情・要望も政治的圧力として効果的である。
民主党の二期、三期の若手都議会議員を優先して陳情・要望を行うのも良いだろう。
東京都青少年育成条例改正案 ネタ的な画像
http://netateki.blog46.fc2.com/blog-entry-1492.html
早くも東京都青少年保護条例改正案の条例規制を先取りして対応した作品が出現した。
左&右動画:TBSラジオの番組が東京都青少年育成条例改正の問題点を伝えた。
東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト
http://mitb.bufsiz.jp/
「非実在青少年」規制問題・対策まとめ
http://hijituzai.ehoh.net/
児童ポルノ禁止&表現規制に賛成している人物と反対している人物の一覧テンプレ - ゴールデンタイムズ
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51448556.html
非実在青少年って在広東少年を何故か連想する…
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最終更新:2025/12/20(土) 03:00
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