風とは、以下のことを指す。
形声で凡を声符とする。説文解字は「八風なり。東方を曰く明庶風、東南を曰く清明風、南方を曰く景風、西南を曰く涼風、西方を曰く閶闔風、西北を曰く不周風、北方を曰く廣莫風、東北を曰く融風と。風動いて蟲生ず。ゆえに蟲は八日にして化す。虫に從い凡聲」と記している。
卜文では鳳形の字を用いる。虫を用いる形のものが現れるのはいつごろからかは定かではない。白川静は風は四方の方神の使いで鳥形の神であり、それゆえに鳳形の字で風を表しているのだとした。
音読みはフウ、訓読みは、かぜ。小学二年生で習う教育漢字。
風を声符として持つ漢字に楓、諷、瘋などがある。部首に風部がある。
風の古文に飌がある。簡体字は风。
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最終更新:2025/12/10(水) 12:00
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