鬼塚冬毬 単語


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オニツカトマリ

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鬼塚冬毬とは、ラブライブ!スーパースター!!の登場人物であり、Liella!のメンバーである。

CV:坂倉花

プロフィール

無駄なことは苦手なので手短に済ませます。皆さん、初めまして。鬼塚冬毬といいます。Liella!の新たなメンバーです。得意なことは効率化、苦手なことは合理的でないことです。

Liella!のメンバーになった以上、必ずスクールアイドルとして皆さんの期待にコミット出来るよう、メンバーや姉者と共にシナジーを高め合っていきたいと思っています。だからそんなに見つめないで下さい……。

  • 誕生日 12月28日
  • 身長 163cm
  • 血液型 B型
  • 趣味 パズルゲーム
  • 特技 整理整頓、スケジュール管理、暗算
  • 好きな食べ物 焼き芋
  • 好きな言葉 「夢でお腹は膨れない」
  • 好きな教科 地理、統計
  • 好きな動物 クラゲ

概要をプレゼンします

『鬼塚夏美の妹。常に効率的な行動を心がけていて、無駄なことが大嫌い。物事をシビアに分析しがちで、夢や希望など、実現することが難しいものに対しては冷淡な目で見てしまう所も。一方、姉である夏美のことが大好きで、夏美が夢中になっているスクールアイドル活動にも興味を示す。』

2023年4月末、Liella!の3期生メンバーとして初公開。新入生ながら、2期生の鬼塚夏美の妹というファンはおろか夏美役の中の人ですら初耳だったという衝撃のプロフで界隈をざわつかせた。2期キャラから抜擢の同期ウィーン・マルガレーテの加入は既定路線と予想されていたため、残りのメンバーに注目が集まる中でまさかの血縁者という完全なサプライズとなった。

バラエティ志向の姉とは対照的で、落ち着いた声質でカタカナビジネス用語を頻発させるクールキャラ。一方で夏美のことを『姉者』と呼んでおり、実際にキャラが動き出すまではネタキャラの可能性を匂わせもした(蓋を開けてみれば特にねらー出身とかではなかったよかった)。
身長は姉より11cm高く、1期生の葉月恋とほぼ同じである(中の人同士だと姉の方が背が高いが)。

ビジネス用語を好んで使用し、何事にも効率を重んじる。「リエラジ!」初出演のドラマパートでは、新メンバー相手に緊張するきな子に「見て覚えろ、なんて非効率なことは言いませんよね?」「迅速に次のフェーズに移行しませんと」など初回からグイグイ当たり、効率化のためには先輩相手でも物怖じしない姿を見せた。
クールな表情と小難しい喋り方でぱっと見は堅苦しそうだが、自己紹介文の最後で恥ずかしがったり、11人初の横並びキービジュで姉のポーズを困り眉で真似していたりと、ただのクールではないことは初期から伺わせていた。実際にメンバーと絡み始めるとコントじみたやり取りもしており、振れ幅は狭くとも喜怒哀楽さまざまな感情を見せている。総合的なキャラ性としてはビジネス通な振る舞いをする真面目でかわいい妹分といった感じである。

プロフでの好きな食べ物は焼き芋のみだが、甘いもの全般が好きなのがアニメで明かされた。
また好きな動物に挙げているクラゲにはかなりご執心のようで、マルガレーテに「気持ち悪くない?」とノンデリカシーな事を言われた際は、
「そんなことはありません!あんなに可愛くて癒される生き物、他に存在しません」
と珍しくムキになって魅力を力説していた。自身の部屋で実際に飼育しており、寝る前に必ず眺めているらしい。見つめながら物思いにふけるようなシーンもあり、彼女の心の安定剤である模様。

聖地とのコラボレーションです

出身・実家が茨城県・牛久市(うしくし)であることが3期4話で判明。市長を含む地元関係者から次々とXで取り上げられ、パネルやポスターの設置・コラボカレンダー配布などフットワークの軽いコラボを次々展開。今後も姉妹ぐるみでのコラボ事業が予定されているらしい。
牛久市観光協会:『ラブライブ!スーパースター!!』コラボ事業について

アニメ3期での活躍

3期1話より登場。といってもEDまでほぼ出番はなく、Cパートにてようやく喋り、本格的な出番は2話から。アニメ時空ではあくまで初対面の新キャラであり、既に打ち解けた状態での既存ドラパとはまるで違った一面を見せる。

リエラ所属の姉をよそに、マルガレーテが立ち上げた「新スクールアイドル部」に所属を希望。マルガレーテを放っておけずに来た澁谷かのんとの3人で「トマカノーテ」を結成、リエラと対立することになる。
姉の夏美に対しては終始塩対応。なにせ冬毬は現在、マニー第一だった姉が最優先の夢としてスクールアイドルを語るようになったことを不審がっており、

「私があちらに入部した動機は、
スクールアイドル活動というものが根本的にどの様なものなのか、
この目で確かめたいと思ったから。この一点のみです」

「姉者がいないグループに在籍する事で、色々、冷静に分析できるかと思いまして」

という理由でスクールアイドルの世界に足を踏み入れたのである。
リエラメンバーに冬毬の存在と相手側への入部が判明した際、夏美は全力で妹持ちなのを否定して誤魔化す等かなり動揺。すかさず登場した冬毬に実家ではスクールアイドルに対し情熱的な事を言っていたのを丸ごとバラされ恥ずかしがったりと、妹の扱いに手を焼いている様子だった。(いつもの集まりに身内が来るとキョドるのは仕方ないが)
夏美からは冬毬の性格に関して「私以上にマニーの鬼」「利益にならない事は一切するべきではないという考え」と説明される。元々の動画配信業は応援してくれていたが、スクールアイドル活動に切り替えて以降「利益にならない事をしている」と距離ができたらしく、この時点で割と深刻なすれ違い状態であった。

秘めた才能?

そんな感じでスクールアイドルを始めながらも、実際の活動は彼女らしく効率重視。汗臭い基礎練には参加せず、「練習は私に必要と判断すれば参加します」と言い放ちマルガレーテの怒りを買う。
もっとも元から体幹は良いらしく、それを証明するアドリブダンスを披露した際はラブライブをソロで準優勝したマルガレーテですら怒りの矛を収め、冬毬なりのやり方を黙認せざるを得なかったほどだった。未だきな子と身体能力ドベ争いしてる姉者涙目

あくまで必要以上の事はしないタイパ志向なだけで、本番に向けて必要な合同練習にはしっかり参加。そこでは想定している振り付け以上のオーバーアクションをアドリブで行い、一糸乱れぬ着地を披露。「注目を浴びたければ、このくらい必要だと思いますが…できますか?」と涼しい顔で提案されたマルガレーテは、顔をしかめて「ら、楽勝よぉ!?」と強がるしかなかった。提案自体はかのんに無理と止められたが(技術的にかスタミナ的にかは不明)、少なくともダンスの才能はトマカノーテで1番と思われる。

また4話で夏美と軽く言い合いになりその場から走り去った際、居合わせたメンバーが「はやっ!」「すごい身体能力ね」「あれだけ鍛えてるかのんちゃんが(追いかけず)見送るしかないなんて」と驚嘆。体幹以外の身体能力も高いことが示された。他シリーズのフィジカルエリートはみなスクールアイドル活動のため鍛えていたり(蓮の乙宗梢など)、別のスポーツやダンス経験者(初代のエリーチカ等)が多かったことを考えると、特に下積み描写のない冬毬は相当なポテンシャルの持ち主かもしれない。

4話回想では幼い頃の姉と子役オーディション的なものに参加しており、描写からして冬毬だけ合格したと思われる。オーディションの規模や内容は不明だが、演技の才能もあるらしい。

また別方面では、初ライブ事前打ち合わせの場で独自に作った新ステージ衣装の見本品を持ってきた。自作とは言っておらずスピード感的にも外注の可能性が高いが、発注時に指示は出しているはずなので、デザインのセンスもあるかもしれない?(利益重視のせいか露出多めであり、却下されたときは冬毬案を希望する視聴者の声も少なくなかった)

案外ガバ計算?

冬毬の一番の特徴とも言えるのが、カタカナビジネス用語を用いながら姉以上に計算して物事にあたること…なはずなのだが、案外アニメ時空においては、この計算力はあまり成果を出せていない。

初ステージの「代々木スクールアイドルフェス」では、身内にラブライブ優勝ユニットリーダーと準優勝の2人がいることから、「ボーダー1万いいねに対し視聴者5万人が見込める」(5人に1人いいねしてくれればいい)と算出。
しかし去年の大会を一通り見ていれば、問題児マルガレーテのステージに観客が集まりはしないだろう事は想像に難くなく、結果は惜敗。姉者が傾倒するまでスクールアイドルに興味はなかったのだろうが、今回はネットの前評判で否定的な書き込みがあったことはリエラメンバーでも把握していた。表向きの肩書きや能力からの機械的な試算はできるが、人の心情まで反映した数字の見方は苦手なのかもしれない。

ちなみにフェス中、試算上の人気を見越して独自の課金システムを構築し一儲けしようとして止められてたが、この結果ならやっても鳴かず飛ばずだったろう。個人で準備してたなら徒労で済むが、もろもろ外注してたなら姉ですら陥ったことのない借金マニー生活になってた可能性も…?

姉妹の過去

しばらくはトマカノーテにかかりきりだったが、フェスも終わった3期4話にて大きく姉妹の物語が進展。
言い合いの末に揃って消えた姉妹を追うため、四季が勝手に付けていた発信機を辿り夏美を尾行、地元の茨城県牛久市まで押しかける(牛久市はもちろん茨城県出身という事自体が初出だった様)。そこで夏美の口から、冬毬が今のような人物になった経緯が語られる。

2期で判明している通り、夏美は数々の夢を持ちながら才能が足りず破れ、マニーという現実のみを追いかけるに至った。そんな幼少期において冬毬は、姉が何度夢を変えようとその度にキラキラ目玉をくりくり開き、鼻息を荒くして頷きまくるという全肯定っぷりで聞いており、夢を追いかける姉者に憧れを抱いていた。この頃はトーン低めとはいえ無邪気さの残るハキハキした喋りで、ネガティブさを感じない前向きな性格をしていた模様。
しかしどの夢にも破れ、大事にしていた「夢ノート」をゴミ箱に捨ててしまった姉の姿を見て焦燥。必死に励ますも姉者は「バカらしい」と自虐を続け、ついには「夢を追うなんて、無駄な行為ですの」と今までの自分を否定する事を言ってしまう。この言葉に冬毬は涙を浮かべながら瞳孔を開き、険しいしかめっ面となるが、姉はさらに…

「お金なら裏切らない。そうこれからはマニーが命ですの」
「そう!大切なのは夢なんかより現実♪マニーですの!」

などと言い放ってしまい、この言葉に冬毬の感情は決壊。

「夢なんかより、現実…」
「夢なんて、持つものじゃない…」

と、弱弱しく呟いた。この時の冬毬の表情は10歳そこそこの少女がするとは思えない、絶望に打ちひしがれたようなほぼ闇堕ち状態。彼女の心に与えた影響の大きさが窺い知れる。

夏美はもちろん冬毬を巻き込むつもりはなく、夢破れた事に対する自己防衛的な思考でこの答えに至ったのは言うまでもない。しかし姉を本当に慕っていた冬毬にとって、姉の言葉は非常に強い影響力を持ち、結局は姉と共に現実重視のマネーの道へ。それ以降一切夢を語らなくなり、現在の淡々とした効率主義者になる直接的原因となった。ただしそれでも夏美を大事に思う気持ちは変わらなかった模様。(寒いエルチューバー活動にも協力的だったらしいし)
そうやって共にマニー堕ちしたからこそ、再度スクールアイドルという「お金にならない夢」を追い始めた姉に対し、思う所は大きかったのだろう。それは闇堕ちの時ですら離れなかった心の距離が明確に開いてしまうレベルで、以降の姉妹関係はぎこちないものとなってしまう。

そんな身の上話をしているところに冬毬が登場。(彼女からすれば)耳当たりがいいだけの言葉をかけるかのんに対し、奥底に秘めた思いを声を震わせぶちまける。

あなたたちと姉者との関係は、スクールアイドル活動をしている間だけになるかもしれない。
けれど私は、これまでもこれからも、ずっと見ていくのです。姉者の事を。
もう、傷ついてほしくないのです。姉者に…。

夏美1人では大きな夢をかなえられないのは、冬毬も認めざるを得ない現実。あくまでユニットとしての勝利に浮き足立ち、夢を広げていった夏美が再度夢破れ、絶望する事を危惧していたのだ。言葉の最後には涙も浮かべており、距離を置いても家族として大切に思う気持ちがひしひしと伝わる一幕であった。

皆が帰宅した後には再度姉妹で話をしたらしく、

マニーを稼げるようになって、姉者は落ち込まなくなった。いつも笑顔になったし、自信に満ち溢れていました。

私は、姉者の笑顔が好きなのです。姉者には、ずっと笑顔でいて欲しい…。

と話していた。傍から見れば煙たがれるような現実路線でも、夏美なりの道でやっといきいきできた事に安堵していたのだろう。冬毬の本心はまだ4話とは思えないスピード感で一通り明かされ、一見小難しそうながらも根底にあるのは大好きな姉への思いであることがわかった。(余談だが3期はこの様にストレスポイントへのケアが異常に早い)

そして夏美は冬毬に、「自分の笑顔を望むのなら、マニー以上に本当に楽しいと思える笑顔をくれたスクールアイドルの素晴らしさを理解して欲しい」「これから頑張る自分を見ていて」と決意を伝えた。(この時は2年生全員がこの回限りの特別衣装をし、雨上がりの空と噴水をバックに手つなぎジャンプするという「もうEDイントロ流れてるけど新曲ライブ始まる?」と思わせるくらい凝った演出となった)

本音のぶつかり合い、そして…

※この項目は第8話以降の鬼塚姉妹について重大なネタバレが含まれます。まずは本編を見ましょう

ラブライブ出場をかけた対決曲をリエラ・トマカノーテ合同で作ることとなるが、マルガレーテのいつもの唯我独尊っぷりに会議の場は混乱。見かねた冬毬は個人が曲を持ち寄るコンペ形式を提案する。
夏美が話し合いを希望するが冬毬は軽くあしらってしまい、いつもは食い下がる夏美もあっさりと身を引いた。おそらくすでに姉妹の仲は、話し合う余地すらないレベルにこじれてたと思われる。
2年生組は再び鬼塚家に突撃。「姉妹が仲直りしないといい曲は完成しない」と、夏美に冬毬との直接対話を後押しする。

冬毬の部屋に全員で赴き、コンペでは意味がない、どちらも心が躍る曲を作ろうと説得を開始。まさかのマルガレーテまで2年生側に付き、冬毬の表情と語気は徐々に険しくなっていく。

「そういう事でしたら、曲作りはお任せします」

曲作りから降りるとまで言い出し、頑なな態度に夏美はついに泣き出してしまう。
それを見た冬毬は少々反省した様子で姉者を抱き寄せる…が、勢いのまま夏美は冬毬を押し倒した。

冬毬のこと、全部受け止めるから!

全部受け止めるから、心を開いてほしい…!

私に何でも話して。冬毬と話ができるなら、何時間でも何日でも、
スクールアイドルに全然関係ない話だってかまわない。
ずっとずっと、ずっと冬毬と話がしたい。

冬毬の事が…大好きなんだから!

コミュニケーションすら取れないレベルに閉ざされてしまった冬毬の心。夏美は涙ながらに、冬毬の心に訴えた。
これを聞いた冬毬も、抑え込んでいた感情があふれ出し、同じく泣きじゃくりながら叫んだ。

姉者はいつも、ずるいです。

私がどれだけ姉者を、心配してきたと思ってるんですかぁ……!!

夢を語ったり鞍替えたり、果てには夢自体を捨てたり、それで落ち着いたと思ったらまた夢を見始めた夏美。姉者が心変わりするたびに、冬毬はその心に寄り添い、常に傷つかず笑顔でいられるようサポートしてきたのだ。
もちろん夏美本人も挫折を繰り返した末の迷走であり、その先で見つけたスクールアイドルという夢に今は全力で取り組んでいる。だがいつも自分の事でいっぱいいっぱいで、冬毬が闇堕ちした時、再度夢に向かって不信感を持たれた時、ケアしてあげることができなかった。さまざまな要素が長年にわたって積み重なり、過去最高にこじれてしまった両者の関係。しかしむき出しの感情をぶつけ合ったことで、姉妹の冷戦状態はこのケンカをもってひとまず収束した。

無事作曲を終え、決戦当日の文化祭。鬼塚姉妹は新開発スムージーで姉妹コントを見せる等仲睦まじい様子。しかし対決は対決、ステージではそれぞれのユニットで最高のパフォーマンスを行う。 そして投票の結果、生徒の総意によって「11人のスクールアイドル部」としてまとまる事になり、姉と同じリエラの一員となった。
マルガレーテと違いリエラに恨みはなく、あくまで姉の本心を見極めるための分裂であったので、この結末に関しては特に異論はない模様。むしろマルガレーテと同じく、上海ライブで11人が合わさった時の間隔が忘れられないようで、アーカイブ映像を見ていただけのマルガレーテに対し中庭で堂々と当時のダンスを再現する等とっくにスクールアイドルの魅力に取りつかれていた。
姉との件がひとまずの決着をした以上、夏美とスクールアイドル、好きが2つ揃ったリエラ入りは願ったり叶ったりだったろう。

交流が見られるメンバー

  • 鬼塚夏美
    言わずと知れた肉親。茨城から東京までの遠路を通学しているが、11人になるまでは同じ時間の通学となっても特に会話もせず距離も空けていた。
    8話の仲直り後はいつもの姉大好きっ子に戻る。新開発スムージーにダメ出ししたり、マルガレーテがなじめない時期に「再度亀裂が!?」と騒ぐ夏美に「動画を出しましょう、姉者!」まさかの全乗っかりをしたりとなかなかのシスコンぶりを見せた。(本当にエルチューバーを応援してくれたことも証明された)
  • ウィーン・マルガレーテ(※10話以降の両者の関係の重大なネタバレを含みます)
    新スクールアイドル部の部員同士。元から音楽に精通し、上昇志向の塊であるマルガレーテに対して、冬毬はあくまで姉絡みでスクールアイドルを始めただけなので最初は温度差があった。
    関係にちょっとした進展が見られたのは6話。可可の姉の誘いで豪華客船に乗り込み、冬毬は煌びやかな上海の景色に感動。マルガレーテは子供の頃から何カ国も訪れていると聞き、
    冬毬「他の国のことも、いつか教えてください」
    マル「ええ、いいわよ」
    というやり取りがあった。
    その後のステージやトマカノーテお泊り会などを通し、互いの絆も深めていく。そして皆が3年生の卒業と来年の活動を意識してきた新年、冬毬はマルガレーテに正面切って「リエラに残りませんか?」と問いかける。表向き優勝して帰国すると言い張るマルガレーテだが、「みんな、喜ぶと思います…誰より…私も」と過去一のプッシュをし、かつての夢の舞台との間で揺れるマルガレーテのリエラ残留を決める最大の功労者となった。
    初めは目的を果たすためだけの関係だったが、濃厚な時間を共に過ごした同い年のスクールアイドル同期として、今では並々ならぬ絆で結ばれている。
  • 澁谷かのん(※3期最終話のネタバレを含みます)
    同じ新スクールアイドル部のメンバーとして約半年を共にする。初めて中庭で会話した際のかのんからの印象は「社長秘書みたい」。初のフェスでは何かとマニーに走ろうとする冬毬のなだめ役をしていた。
    目的のためだけに黙々と活動する両者を見かねて、自宅に招いてのお泊り会を開く。
    この回で冬毬は巻数が歯抜けのコミック列を見て顔が歪むほど動揺し自腹で購入しに行こうとしたり、好きなものの話で甘い物全般が好きなのが判明したり、大好きなクラゲを気持ち悪がれた際はムキになって反論したりと、それまで様々な表情を見せる。特にコミックの件は今までのプロフ情報にない彼女の(少々病的な)几帳面さが初めて出たので、カノーテだけでなく視聴者も彼女の理解が深まった良回となった。
    そんな風に浅からぬ縁を築いてきた2人だが、最終話の最後の最後で実は冬毬はスクールアイドルを始た時からずっとかのんに憧れていたことが判明。最後のタスクとして、かのんの制服のリボンを頂けないかと頼んだ。
    正直活動初期の冬毬からはそんな素振りは欠片も見られず、「スクールアイドルを始めた時から」がどの時期に掛かっているかは不明。あえて言うならば、トマカノーテという安直な名前を気に入っていたのは憧れのかのんが命名したから…なのかもしれない。

関連項目

  • ラブライブ!スーパースター!!
  • Liella!
    • 澁谷かのん CV - 伊達さゆり
    • 唐可可 CV - Liyuu
    • 嵐千砂都 CV - 岬なこ
    • 平安名すみれ CV - ペイトン尚未
    • 葉月恋 CV - 青山なぎさ
    • 桜小路きな子 CV - 鈴原希実
    • 米女メイ CV - 薮島朱音
    • 若菜四季 CV - 大熊和奏
    • 鬼塚夏美 CV - 絵森彩
    • ウィーン・マルガレーテ CV - 結那
    • 鬼塚冬毬 CV - 坂倉花

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