鷹虎決戦 単語


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鷹虎決戦とは、2003年の日本シリーズから続く福岡ソフトバンクホークスと阪神タイガースの因縁の対決である。

概要

1964年の南海ホークス時代に阪神タイガースとの関西勢対決が実現。
しかし、このときは4勝3敗で南海ホークスに軍配が上がり、阪神タイガースは惜しくも日本一を逃した。

2003年、阪神タイガースの18年ぶりの優勝に全国の阪神ファンが湧いたが、相手は39年ぶりに対戦するホークス(福岡ダイエーホークス)であった。
福岡に移転したホークスに対し、福岡の最初の2戦を落とすものの、甲子園の3連戦に見事勝ち、日本一に王手をかけた阪神。
しかし、ダイエーの投手陣に阻まれ、根強い福岡のダイエーファンに押され、最後の福岡2連戦に勝つこともできず、福岡ダイエーホークスが4年ぶりの日本一に輝くこととなった。

2005年から交流戦が始まり、因縁の対決がヤフードームと甲子園で開催され、地元のANN系列(ABC、KBC)が応援合戦をするなど盛り上がりを見せた。
しかし、阪神タイガースはどの年もこの交流戦で福岡ソフトバンクホークスに勝ち越すことはなかった。

2008年、ソフトバンクは福岡と名古屋でダイエー時代、大阪で南海時代のホームユニフォームを復刻し、交流戦をオールドユニフォームで盛り上げる。
しかし、ダイエーユニフォームを着たホークスは2-1と勝ち越していたのにも関わらず、9回裏2アウトからの猛攻を喰らい、逆転負けを喫した。
この年は3勝1敗で初めて阪神タイガースが公式戦でホークスに勝ち越し、尚且つダイエーユニフォームを着たホークスに福岡で初めて勝った年となった。

2009年は林威助が馬原孝浩を3度打ち崩す場面が見られたが、結果的に3勝1敗でソフトバンクに軍配。

2010年はかつてホークスに在籍した城島健司がメジャーを経て阪神に移籍したことで注目を集める。結果は阪神の2勝1敗1分けであった。

2003年~2008年まで朝日放送の「おはよう朝日です」と九州朝日放送の「アサデス。」においてローカル放送枠の域を超えた応援合戦が恒例であったが、(2003年は日シリ、2005年以降は交流戦)2009年以降は行われていない。

 

記録

1964年日本シリーズ

試合数 開催地 試 合 結 果 勝数 勝ち投手 負け投手
第1戦 甲子園 神0-2南 阪神0勝 南海1勝 スタンカ 村山
第2戦 甲子園 神5-2南 阪神1勝 南海1勝 バッキー 杉浦
第3戦 大阪 南4-5神 阪神2勝 南海1勝 石川 スタンカ
第4戦 大阪 南4x-3神 阪神2勝 南海2勝 新山 村山
第5戦 大阪 南3-6神 阪神3勝 南海2勝 バーンサイド 皆川
第6戦 甲子園 神0-4南 阪神3勝 南海3勝 スタンカ バッキー
第7戦 甲子園 神0-3南 阪神3勝 南海4勝 スタンカ 村山
  • 南海ホークス、5年ぶり2度目の日本一。
  • 南海が作り出した1シリーズ3完封の記録はシリーズ記録。

2003年日本シリーズ

試合数 開催地 試 合 結 果 勝数 勝ち投手 負け投手 セーブ投手
第1戦 福岡ド ダ5x-4神 阪神0勝 ダイエー1勝 篠原 安藤 ----
第2戦 福岡ド ダ13-0神 阪神0勝 ダイエー2勝 杉内 伊良部 ----
第3戦 甲子園 2x-1ダ 阪神1勝 ダイエー2勝 吉野 篠原 ----
第4戦 甲子園 神6x-5ダ 阪神2勝 ダイエー2勝 ウィリアムス 新垣 ----
第5戦 甲子園 神3-2ダ 阪神3勝 ダイエー2勝 下柳 斉藤 ウィリアムス
第6戦 福岡ド ダ5-1神 阪神3勝 ダイエー3勝 杉内 伊良部 岡本
第7戦 福岡ド ダ6-2神 阪神3勝 ダイエー4勝 和田 ムーア ----
  • 福岡ダイエーホークス、4年ぶり2度目(南海時代合計で4度目)の日本一。
  • 阪神の広澤克己がシリーズ最年長記録のホームラン(41歳6ヶ月)を放つ。
  • 金本知憲のサヨナラホームラン、ズレータのサヨナラヒットなど名場面が多い。
  • 川崎宗則が負傷退場した際、一部の心ないファンが「蛍の光」の流したことが双方のファンによって確認されている。

2005年交流戦

試合数 開催地 試 合 結 果 勝数 勝ち投手 負け投手 セーブ投手
第1戦 ヤフド ソ16-7神 ソフトB1勝 阪神0勝 新垣 安藤 ----
第2戦 ヤフド ソ2-9神 ソフトB1勝 阪神1勝 下柳 和田 ----
第3戦 ヤフド ソ4-8神 ソフトB1勝 阪神2勝 江草 フェリシアーノ ----
第4戦 甲子園 神0-2ソ ソフトB2勝 阪神2勝 杉内 杉山 ----
第5戦 甲子園 神5-12ソ ソフトB3勝 阪神2勝 斉藤和 井川 ----
第6戦 甲子園 神7-9ソ ソフトB4勝 阪神2勝 フェリシアーノ 福原 佐藤
  • 福岡ソフトバンクホークスの4勝で2005年はソフトバンクが勝ち越し。
  • ソフトバンクは2003年の日本一時に3連敗した甲子園で3連勝を成し遂げた。
  • なお、この後ソフトバンクは1位でプレーオフ出場しながらも、ロッテに敗れ、セリーグ優勝の阪神がロッテと対戦することになった。

2006年交流戦

試合数 開催地 試 合 結 果 勝数 勝ち投手 負け投手 セーブ投手
第1戦 ヤフド ソ8-1神 ソフトB1勝 阪神0勝 斉藤和 井川 ----
第2戦 ヤフド ソ3-5神 ソフトB1勝 阪神1勝 安藤 寺原 ----
第3戦 ヤフド ソ7-3神 ソフトB2勝 阪神1勝 杉内 江草 ----
第4戦 甲子園 神4-0ソ ソフトB2勝 阪神2勝 下柳 斉藤和 ----
第5戦 甲子園 神8x-7ソ ソフトB2勝 阪神3勝 ウィリアムス 藤岡 ----
第6戦 甲子園 神2-6ソ ソフトB3勝 阪神3勝 田之上 江草 ----
  • 第5戦で阪神はソフトバンクに対し初の勝ち越しのチャンスを手に入れたが、第6戦で敗れ、3勝ずつのイーブンとなった。
  • 田之上慶三郎が約1年ぶりとなる今季初勝利。

2007年交流戦

試合数 開催地 試 合 結 果 勝数 勝ち投手 負け投手 セーブ投手
第1戦 ヤフド ソ2-1神 ソフトB1勝 阪神0勝 杉内 福原 馬原
第2戦 ヤフド ソ1-3神 ソフトB1勝 阪神1勝 下柳 和田 藤川
第3戦 甲子園 神3x-1ソ ソフトB1勝 阪神2勝 藤川 篠原 ----
第4戦 甲子園 神0-1ソ ソフトB2勝 阪神2勝 和田 藤川 馬原
  • この年から交流戦が4回戦制に変更され、試合が2試合減少。
  • この年も阪神は勝ち越しに王手をかけるも、最後は競り負けてどっちつかずに。
  • 杉内俊哉がここまで阪神戦4連勝(2003年日本シリーズ含む)。

2008年交流戦

試合数 開催地 試 合 結 果 勝数 勝ち投手 負け投手 セーブ投手
第1戦 ヤフド ソ7-2神 ソフトB1勝 阪神0勝 大隣 安藤 ----
第2戦 ヤフド ソ2-5神 ソフトB1勝 阪神1勝 ウィリアムス ホールトン 藤川
第3戦 甲子園 神5-2ソ ソフトB1勝 阪神2勝 久保田 ニコースキー 藤川
第4戦 甲子園 神3x-2ソ ソフトB1勝 阪神3勝 藤川 杉内 ----
  • 前述の通り、第2戦はダイエー時代(1993-2004)のユニフォーム、第4戦は南海(1964年日本一時)のユニフォームが復刻。
  • ダイエーのユニフォームを着たホークスを相手にヤフードームで阪神タイガースが勝利。福岡でようやくダイエーを倒した形となった。
  • ここまで対阪神戦4連勝中(2003年日本シリーズ含む)だった杉内に初めて黒星がついた。
  • 阪神タイガースが3勝1敗でホークスに初めて勝ち越しに成功した。
  • 交流戦は両チームとも優勝争いを演じたが、最終的に同率となり、前年の結果と比較でソフトバンクが優勝。
  • 3戦目は久保田が1死満塁から小久保裕紀、柴原洋を連続三振に抑える大劇場を開演させる。

2009年交流戦

試合数 開催地 試 合 結 果 勝数 勝ち投手 負け投手 セーブ投手
第1戦 ヤフド ソ1-1神 ソフトB0勝 阪神0勝 ---- ---- ----
第2戦 ヤフド ソ3x-2神 ソフトB1勝 阪神0勝 攝津 江草 ----
第3戦 甲子園 神4x-3ソ ソフトB1勝 阪神1勝 ウィリアムス 馬原 ----
第4戦 甲子園 神1-8ソ ソフトB2勝 阪神1勝 ホールトン 久保 ----
  • この年は阪神甲子園球場が全面改修され、その中での交流戦となった。
  • 林威助が3戦連続で馬原を打ち崩し、チームを同点や勝利に導いた。
  • 結果的にこの交流戦は2勝1敗1分でソフトバンクに軍配。
  • ソフトバンクは勢いに乗り、交流戦を優勝で終えた。現時点でソフトバンクはパリーグ2位まで浮上した。

2010年交流戦

試合数 開催地 試 合 結 果 勝数 勝ち投手 負け投手 セーブ投手
第1戦 ヤフド ソ2-4神 ソフトB0勝 阪神1勝 江草 攝津 藤川
第2戦 ヤフド ソ9-3神 ソフトB1勝 阪神1勝 ホールトン 上園 ----
第3戦 甲子園 神9-2ソ ソフトB1勝 阪神2勝 久保 大隣 ----
第4戦 甲子園 神3-3ソ ソフトB1勝 阪神2勝 ---- ---- ----
  • この年からかつてホークスの正捕手だった城島が阪神に在籍した。
  • 2006年から毎年続いてた甲子園でのサヨナラはなかった。
  • この交流戦は2勝1敗1分で阪神に軍配。

2011年交流戦

試合数 開催地 試 合 結 果 勝敗 勝ち投手 負け投手 セーブ投手
第1戦 ヤフド ソ4-0神 ソフトB1勝 阪神0勝 山田 能見 ----
第2戦 ヤフド ソ7-0神 ソフトB2勝 阪神0勝 杉内 久保 ----
第3戦 甲子園 神5-3ソ ソフトB2勝 阪神1勝 岩田 ホールトン 藤川
第4戦 甲子園 神0-2ソ ソフトB3勝 阪神1勝 杉内 能見 馬原
  • 第3戦は阪神が交流戦12戦負け無しだったソフトバンクに初めて交流戦に土を付けた。
  • ソフトバンクの投手陣が要所要所で阪神打線を抑え、4戦中3戦が完封勝利。
  • 3勝1敗でソフトバンクが2年ぶりに阪神に対して勝ち越した。

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関連項目

  • 山陽新幹線
  • 阪神タイガース
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 南海電鉄
  • 阪神電鉄
  • 福岡Yahoo!JAPANドーム
  • 阪神甲子園球場
  • いざゆけ若鷹軍団
  • 六甲おろし
  • 野村克也(南海の正捕手→阪神監督)
  • 城島健司(ホークスとタイガース両方のチームに所属している。)
  • 金澤健人(タイガースとホークス両方のチームに所属している。)
  • ジェイソン・スタンリッジ(ホークスとタイガースの両方に所属している。)
  • 杉内俊哉(阪神キラー。毎年登板するのが恒例である)
  • 浅井良(杉内に相性が唯一良い)
  • 馬原孝浩(どういうわけか阪神には相性が悪い。2009年から2010年にかけて3試合連続失点した)
  • 林威助(馬原キラ―。しかし2010年には併殺打1本に抑え込まれた。)
  • 本多雄一(毎年阪神戦では高打率を残す。)
  • 川崎宗則(こちらも阪神戦は相性が良い。)
  • 安藤優也(福岡ドームを苦手としている)
  • 野球
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