2代目ドンキーコングとは、任天堂のゲーム『ドンキーコング』シリーズに登場するキャラクターである。
『スーパードンキーコング』(略称・スパドン)から登場した「2代目」のドンキーコング。初代ドンキーコング(クランキーコング)の孫であり、祖父から名前を譲り受けた形になっている。「DK」というマークが入った赤いネクタイがトレードマークである。
ちなみに、クランキーコングの息子はドンキーコングJr.であり、2代目ドンキーコングとドンキーコングJr.の関係はJr.と2代目が共演した「マリオテニス64」のとある攻略本では「親子」と記されていたが、任天堂の公式サイトで両者の関係が明かされたことはない。(ドンキーコングJr.にきょうだいがいなければ親子であることは確実だが、きょうだいがいる場合はおじと甥っ子である可能性も否定できない。)
初代ドンキーコングであったクランキーコングは悪役として出ることが多かったが、2代目ドンキーコングは「気は優しくて力持ち」というヒーローらしい性格となっており、コングファミリー内ではリーダーとして認められている。しかし、『マリオvs.ドンキーコングシリーズ』ではマリオの友人ポリーンをさらってしまうなど多少短気で強引なところもある。
デビュー作の『スーパードンキーコング』ではジャングルのヒーローとしてキングクルール率いるバナナ泥棒団クレムリンを相手に冒険を繰り広げた。しかし、『2』と『3』ではクレムリンにさらわれてしまい、ディディーやディクシーに助けられている。
『ドンキーコング64』では再び主役として登場した。64のみココナッツ・キャノンという武器が与えられている。
『ドンキーコング ジャングルビート』では単独で主役を張り、プレイヤーがタルコンガあるいはヌンチャクを駆使してスタイリッシュゴリラアクションで敵をなぎ倒していく。
それから6年越しにしてスパドン三部作の流れを汲んだ横スクロールアクション、『ドンキーコングリターンズ』や『トロピカルフリーズ』でもディディーらと共に主役として登場し活躍している。
主な声優は長嶝高士だが、海外で製作された3Dアニメでは山寺宏一が吹替えを担当している。そのほか、スーパードンキーコングでは開発スタッフのケヴィン・ベイリスが、ドンキーコング64では同じく開発スタッフのグラント・カークホープが声を担当している。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではボイスはなく、SEのみである。
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最終更新:2025/12/07(日) 06:00
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