201系

201系は、1979年に登場した日本国有鉄道の通勤型電車。

概要

国鉄で初めての電機子チョッパ制御を採用して電力回生ブレーキを装備し、省エネ電車として活躍してきた。前面は左右非対称型で上半分の大半を用いた黒い鋼製パネルをはめ込んだ斬新なデザインは高く評価され、現在のJR通勤型電車のデザインの元となった。101系の置き換え用として中央線に初めて登場し、東日本では他に、総武線、青梅線、五日市線、京葉線などにも導入され、約３０年にわたり活躍してきたが、老朽化にともない2006年からE233系による置き換えが始まって以来、急速に姿を消していった。現在、中央線には予備として2編成が残るのみとなり、中央線の高架化工事終了次第、全廃車になる予定である。なお京葉線にも2010年からE233系が導入される予定であり、東日本では2011年には完全に消滅するとみられる。

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