もしかして→ユイ(Angel Beats!)
日向(Angel Beats!)
所詮無理なんだよ
もういいやこの夢諦めんなよ!
いろいろありがとね
なんでこんなことしてくれたの?それは…
お前がやりたかったことだろ?
最後まで頑張れよ!ホームランなんて冗談みたいな夢だよ
ホームランが打てなくてもこんなにいっぱい体動かせたんだからもう十分だよ
毎日部活みたいで、楽しかったなぁ!
言ったでしょ?あたし体動かせなかったから、だから、すげえ楽しかった!じゃあ、もう全部叶ったのか?
叶う?何が?
その、体動かせなかった時にしたかったこと
ああ、
もいっこあるよ結婚!
女の究極の幸せ
でも家事も洗濯もできない
それどころか、一人じゃなんにも出来ない迷惑ばかりかけてるこんなお荷物
誰が、貰ってくれるかな神様って酷いよね
あたしの幸せ、全部奪っていったんだそんなこと…ない
じゃあ先輩、私と結婚してくれますか?
俺がしてやんよ!
俺が結婚してやんよ!
これが…俺の、本気だ
っ、そんな…先輩は、ほんとのあたしを知らないもん
現実が!…生きてた時のお前がどんなでも、俺が結婚してやんよ!
もしお前が、どんなハンデを抱えててもユイ歩けないよ?立てないよ?
どんなハンデでもっつったろ!!
っ…!!
歩けなくても、立てなくても、もし、子供が産めなくても!
…それでも、俺はお前と結婚してやんよ!ずっとずっと、そばにいてやんよ
ここで出会ったお前は、ユイの偽者じゃない、ユイだ
どこで出会っていたとしても、俺は、好きになっていたはずだ…
また60億分の1の確率で出会えたら、そん時もまた、お前が動けない身体だったとしても、お前と結婚してやんよ出会えないよ…
ユイ、家で寝たきりだもん俺、野球やってるからさぁ。ある日、お前んちの窓をパリーンって打った球で割っちまうんだ。それを取りに行くとさ、お前がいるんだ。それが出会い。
話するとさ、気があってさ、いつしか毎日通うようになる。介護も始める。そういうのはどうだ?うん…
…っ…ねえ、そん時はさ。
あたしをいつも一人でさ、頑張って介護してくれた…私のお母さん、
楽にしてあげてね?…まかせろ
…よかったぁ…
生まれてきたこと、もう後悔はしない
祭りのあとみたい
寂しいけど、そろそろ行こうどこまでも行くよ ここで知ったこと
幸せという夢を叶えてみせるよ
君と離れても、どんなに遠くなっても
新しい朝にあたしは生きるよ廻って流れて 時は移ろいで
もう何があったか思い出せないけど
目を閉じてみれば 誰かの笑い声
なぜかそれが今、一番の宝物YUI by「一番の宝物」
本当に蛇足だとは思うのだがーーー少しだけ説明を。
Angel Beats! EPISODE.10「Goodbye Days」にて、ユイと日向のやり取り。
これまで短気な言葉を吐いたり技をかけたりしていたユイが放った「本音」。
何一つの自由が無く、何もできない自分への失望と、ただ世話になるしかなかった罪悪感しか持てなかったユイ。その最後の望みが、〝女として誰かと結ばれること〟であった。
しかしーーーここは死後の世界。
夭折した者が魂の癒えを求めるしか出来ない場所なのだ......いくら、愛しい者がそれに応えてもくれても、もう生きること自体が「終わった」ことなのである。
だから願う。60億分の1の奇跡をーーーほとんど無きに等しい「奇跡」を、それでも必然のように信じて願うのだ。
それがほんの少しの間の別れに、もう一度出会うための約束だったのかもしれない。
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最終更新:2025/12/15(月) 10:00
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