もしかして→ユイ(Angel Beats!)
日向(Angel Beats!)
俺がしてやんよ!
俺が結婚してやんよ!
これが…俺の、本気だそんな、そんな先輩は、ほんとのあたしを知らないもん
現実が生きてた時のお前がどんなでも、俺が結婚してやんよ!
もしお前が、どんなハンデを抱えてでもユイ歩けないよ?立てないよ?
どんなハンデでもっつったろ!!
っ…!!
歩けなくても、立てなくても、もし、子供が産めなくても!
それでも、俺はお前と結婚してやんよ!ずっとずっと、そばにいてやんよ
ここで出会ったお前は、ユイの偽者じゃない、ユイだ
どこで出会っていたとしても、俺は、好きになっていたはずだ
また60億分の1の確率で出会えたら、そん時もまた、お前が動けない身体だったとしても、お前と結婚してやんよ出会えないよ…
ユイ、家で寝たきりだもん俺、野球やってるからさ。ある日お前んちの窓をパリーンって打った球で割っちまうんだ。それを取りに行くとさ、お前がいるんだ。それが出会い。
話するとさ、気があってさ、いつしか毎日通うようになる。介護も始める!そういうのはどうだ?うん…
ねえ、そん時はさ。
あたしをいつも一人でさ、頑張って介護してくれた私のお母さん。
楽にしてあげてね?…まかせろ
…良かった
生まれてきたこと、もう後悔はしない
祭りのあとみたい
寂しいけど、そろそろ行こうどこまでも行くよ ここで知ったこと
幸せという夢を叶えてみせるよ
君と離れても、どんなに遠くなっても
新しい朝に私は生きるよYUI by「一番の宝物」
本当に蛇足だとは思うのだが、少しだけ説明を。
Angel Beats! EPISODE.10「Goodbye Days」にて、ユイと日向のやり取り。
これまで短気な言葉を吐いたり技をかけたりしていたユイが放った本音。何一つの自由が無く、何もできない自分への失望と、ただ世話になるしかなかった罪悪感しか持てなかったユイ。その最後の望みが、女として誰かと結ばれることであった。
しかし、ここは死後の世界。夭折した者が魂の癒えを求めるしか出来ない場所なのだ。いくら、愛しい者がそれに応えてもくれても、もう生きること自体が「終わった」ことなのである。
だから願う。60億分の1の奇跡を。ほとんど無きに等しい奇跡を、それでも必然のように信じて願うのだ。
それがほんの少しの間の別れに、もう一度出会うための約束だったのかもしれない。
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最終更新:2025/12/15(月) 15:00
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