60式自走無反動砲とは、陸上自衛隊の自走砲である。
1960年に制式化された対戦車用の自走無反動砲。正式名称は60式自走106mm無反動砲で、「マメタン」の愛称があった。
対戦車用のジープ搭載型無反動砲の代替として開発され、無限軌道を持つAFVとしては戦後初の国産車両であった。製造は小松製作所が担当し、1979年まで253両が生産され、2008年までに全車両退役している。
敵戦車を待ち伏せて一撃離脱する戦法に特化した車両で、車高の低い軽いアルミ合金製の車体の右側に106mm無反動砲が2門装備されているのが特徴。2門なのは連続射撃で確実に敵戦車を仕留める為。
無反動砲は発砲音が大きく、後方に爆風が広がるため発射時に目立ちやすく、また紙装甲な為に撃ったらすぐに場所を変えるよう定められていた。
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最終更新:2025/12/15(月) 02:00
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