ATフィールド

ATフィールドとは、新世紀エヴァンゲリオンに登場する特殊なバリア、またはそれに似た何かである。

ちなみに作中では「A.T.フィールド」と表記し、Absolute Terror FIELDの略である。

概要

第三新東京市に侵攻する使徒と呼ばれる謎の敵、および人類側の兵器であるエヴァンゲリオンの有する能力。
通常兵器の殆どを防ぐ事が出来るが、エヴァンゲリオンは使徒のATフィールドを中和、無力化出来る。
この為、劇中ではエヴァのみが使徒に対する有効な兵器として機能していた。
展開時には下記の関連商品のように、幾何学的な波紋らしきものが発生するのが特徴。

核兵器に相当するN2兵器すら大幅に威力を軽減されてしまうが、更に強力な兵器ならば突破する事も可能。
劇中では日本全土のエネルギーを注ぎ込んだ陽電子砲による狙撃作戦、『ヤシマ作戦』が展開されているほか、
スーパーロボット大戦参戦時には庵野監督が「超電磁スピンや、シャインスパークなら破れる」とコメントしている。

しかし、一部の使徒（あるいはエヴァ）は、電磁波を遮断する程の出力で展開することも可能。
攻撃に転用する事も可能で、直接敵にぶつけたり、特殊な波長によって相手の精神を侵食する使徒もいた。
更には空中飛行に利用するなど、その汎用性はガンダムシリーズのミノフスキー粒子に匹敵する。

エヴァ及びその操縦者の精神と深い関わりがあるらしく、渚カヲルは「ヒトが持つ心の壁」と呼んでいた。
その言葉通り、地球上にアンチATフィールドが放射された際には、全人類が液状化してしまった。

エヴァの知名度が高い事と、劇中におけるATフィールドのインパクトが強かったため、
他の作品でもATフィールドのオマージュ的設定を持つバリアが登場したり、
動画内にバリアが登場すると、「ATフィールドｗ」などとコメントが書き込まれる事がある。

しかし、エヴァンゲリオンに関係の無い動画でそのようなコメントをするのは出来るだけ控えたい。
その動画がセカンドインパクト後の地球のような惨状になりかねないからだ。

関連動画

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関連項目

• 新世紀エヴァンゲリオン