Canvas〜セピア色のモチーフ〜とは、カクテル・ソフトが2000年に発売した恋愛ゲームである。
他に全年齢対象のドリームキャスト版、DC版の18禁逆移植であるDVD版、DC版と同内容のPS2版がある。またファンディスクとして『NAKED BLUE』、R-15のOVA版がある。
Canvasシリーズの第1作。続編に『Canvas2~茜色のパレット~』『Canvas3~白銀のポートレート~』『アクロウム・エチュード Canvas4』がある。
美術特待生として学園に求められるままに絵を描くことに疲れ、絵への情熱を失った主人公・麻生大輔。彼は次回のコンクールで入賞しなければ特待生の資格を剥奪する、という通知を学園から受ける。
主人公がヒロインとの恋愛を通じて、絵に対する情熱を取り戻していくストーリーの恋愛ADV。後に独立してCUFFSを設立することになるシナリオライター・トノイケダイスケと原画家・☆画野朗が初めてタッグを組んだ作品であり、☆画野朗にとっては出世作である(トノイケの出世作はこの次の『水月』)。
システム・シナリオ的にはオーソドックスな恋愛ADVだが、キャラクターの人気が非常に高く、カクテル・ソフト末期を代表する人気タイトルとなった。特にサブヒロインである鷺ノ宮藍がメインヒロインである橘天音や桜塚恋に並ぶ人気を得たため、ファンディスク『NAKED BLUE』で彼女のシナリオが補完されたという経緯があったりする。
また、麻生大輔や桜塚恋をはじめ一部の登場人物は、後年に製作される続編でも引き続き登場している(名前のみ登場の場合もあれば、サブキャラとして直接登場する場合もあるが)。
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最終更新:2025/12/07(日) 07:00
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