混沌を光に変える使者!
現れろ、CNo.39 希望皇ホープレイ!!
CNo.39 希望皇ホープレイとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するエクシーズモンスターである。
主人公、九十九遊馬のエースモンスター、「No.39 希望皇ホープ」の進化形態といえるモンスター。
エクシーズモンスターであるホープをオーバーレイ・ユニット(エクシーズ素材)にエクシーズ召喚される。
自身のためでなく、遊馬とその仲間のために勝ちたいと願ったアストラルの思いによって現れた新たな力。
初登場は遊馬VSジン戦。
「カムバック!」で取り返した「No.39 希望皇ホープ」(とその素材である「ガンバラナイト」、「カゲトカゲ」)をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚される。
効果で攻撃力を4000に上げ、さらにジンの「No.11 ビッグ・アイ」の攻撃力を0にして攻撃。強烈な一撃を叩き込んでジンのライフを0にした。
皇の鍵の中でのアストラルVS天城カイト戦ではアストラルが召喚した。
効果で「フォトン・サークラー」の攻撃力を下げて戦闘破壊したが、「フォトン・サークラー」の効果でダメージは減らされてしまう。さらに「銀河眼の光子竜」の攻撃を受け、ギリギリのところまで追い詰められていた。
一方、遊馬は夢で見た扉へ飛び込み、新たな力「ゼアル」を手に入れる。遊馬はアストラルの下へ駆けつけ……。
アストラル「私自身と遊馬でオーバーレイ・ネットワークを構築!」
カイト「どういう……ことだ?」
遊馬とアストラルが「エクシーズ・チェンジ・ゼアル」によって合体した。
アストラル「ドローカードさえも、デュエリストが創造する」
シャイニング・ドローで創造した「ZW-一角獣皇槍」を装備して攻撃力を1900ポイントアップ、さらに銀河眼の効果を封じて攻撃したが、カイトは「フォトン・ショック」を発動。互いのプレイヤーがダメージを受け、引き分けに終わった。
その後もナンバーズ所有者相手にはときどき登場して、華麗に1ターンキルを決めている。
WDC予選の終盤、遊馬とIIIのデュエルでも登場。効果を使用して「No.6 先史遺産-アトランタル」を攻撃したが、「雷雲の壺」で防がれ、効果が無駄になってしまう。
その後、なんやかんやで世界が危機に陥るが、遊馬とアストラルがオーバーレイ・ネットワークを構築する。シャイニング・ドローによって創造された「ZW-不死鳥弩弓」を装備、アトランタルを攻撃し、不死鳥弩弓の効果ダメージで決着をつけ、世界を救った。
WDC決勝、VSトロンでも登場。
「No.69 紋章神コート・オブ・アームズ」にモンスター効果は無効にされたが、装備したカードまでは無効にできない点を突いて、シャイニング・ドローで創造された「ZW-雷神猛虎剣」を装備、コート・オブ・アームズへ攻撃するが、コート・オブ・アームズの効果によって逆に破壊されそうになってしまう。雷神猛虎剣と「タスケルトン」の効果でどうにか破壊は免れたが、コート・オブ・アームズを破壊できなかった。
コート・オブ・アームズに奪われた効果を利用されて攻撃を受けるが、「ハーフ・アンブレイク」でどうにか耐える。
次の遊馬のターン、雷神猛虎剣に加え、「ZW-風神雲龍剣」を装備、攻撃力5000と、ホープレイ・魔法・罠の破壊耐性をもって攻撃したが、「爆風紋章」によってZW2つが手札に戻され、バトルフェイズを終了されてしまう。
それでもあきらめない遊馬とアストラルは、「ゼアル・カタパルト」と「アマリリース」で手札に戻されたZW2体をフィールドに呼び、さらに2体をオーバーレイ・ユニットとして新たなZW、「ZW-獣王獅子武装」をエクシーズ召喚。獣王獅子武装をホープレイに装備して「ライオホープレイ」となる。
すでに「爆風紋章」の効果でバトルフェイズは終了していたが、獣王獅子武装の効果で再びバトルを行い、コート・オブ・アームズを攻撃、コート・オブ・アームズの破壊効果も獣王獅子武装の効果で無効にし、トロンとの戦いに決着をつけた。
ご都合主義が過ぎるとか言ったら負け。
最終決戦、遊馬&シャーク&カイトvsDr.フェイカーでも登場。
守備表示+表示形式変更不可によって身動きが取れなくなったホープをオーバーレイ・ユニットに呼び出され、「ガムシャラッシュ」でDr.フェイカーにわずか600だがダメージを与えた。しかし、その後「No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon」の効果で除外された。
しばらくして、「ZW-玄武絶対聖盾」の効果で復活、「エクシーズ・ユニティ」を装備して攻撃力は9800にアップ。玄武絶対聖盾も装備して、ダイレクトアタックによる勝利を狙ったが、「バリアンズ・バトル・バスター」で防がれ、さらにHeart-eaarH Dragonと強制戦闘させられてしまう。しかし、Heart-eartH Dragonの効果ダメージを逆手にとって玄武絶対聖盾の効果を発動、攻撃力を16600まで上昇させ、さらにHeart-eartH Dragonの効果を無効にして再び攻撃、今度こそ決着をつけた。
このデュエルのラストターン、このカードは4回も戦闘を行っている。1,2回目の直接攻撃は「エクシーズ・ユニティ」の効果によって増えた分の攻撃、3回目は「バリアンズ・バトル・バスター」によるもの、4回目は本来の攻撃。
効果名は「オーバーレイ・チャージ」。
装備したZW(ゼアル・ウェポン)と対応する攻撃名は以下の通り。
| 装備したZW | 攻撃名 | ZWの効果(アニメ版) |
| (なし) | ホープ剣・カオススラッシュ | (通常時) |
| ZW-一角獣皇槍 (ユニコーン・キング・スピア) |
ユニコーン・スラッシュ | ATK+1900 相手の場を離れる効果無効。 |
| ZW-不死鳥弩弓 (フェニックス・ボウ) |
フェニックス・フィニッシュ | 戦闘相手を破壊して1000ダメージ。 自分への戦闘ダメージ0。 装備モンスターは戦闘破壊されない。 |
| ZW-雷神猛虎剣 (ライトニング・ブレード) |
ホープ剣・ライトニングブレード | ATK+1200 自分の魔法・罠は破壊効果の対象にならない。 装備モンスターが破壊される場合、 代わりにこのカードを手札に戻せる。 |
| ZW-風神雲龍剣 (トルネード・ブリンガー) |
? (雷神猛虎剣と共に装備した場合は 「ホープ剣・ダブル・カオス・スラッシュ」) |
ATK+1300 装備モンスターは破壊効果の対象にならない。 装備モンスターが破壊される場合、 代わりにこのカードを手札に戻せる。 |
| ZW-獣王獅子武装 (ライオアームズ) |
ホープ剣・トリプル・カオス・スラッシュ | ATK+3000 装備カードとなる効果は無効化されない。 装備モンスターはバトルフェイズ終了後 もう一度攻撃できる。 1ターンに1度相手モンスターの効果を無効にし そのモンスターの攻撃力を半減。 |
| ZW-玄武絶対聖盾 (アルティメット・シールド) |
ホープ剣・アルティメットスラッシュ | 召喚成功時、除外されているエクシーズを 3体まで守備表示、効果無効で特殊召喚。 DEF+2000 効果によるダメージを無効にし、 無効にした数値分装備モンスターの 攻撃力をアップ。 モンスターの効果無効(※)。 |
| ZW-荒鷲激神爪 (イーグル・クロー) |
イーグルカウンターマグナム ホープ剣・カオス・イーグル・スラッシュ |
自分のLPが相手より2000以上少ない場合、 リリースなしで召喚可能。 ATK+2000 バトル時に1度だけ相手の罠を無効にできる。 |
| ZW-極星神馬聖鎧 (スレイプニール・メイル) |
- | ATK+1000 装備モンスターの攻撃力を 相手モンスター1体と同じにできる。 装備モンスターが破壊された時、 墓地の「No.39 希望皇ホープ」を特殊召喚。 |
| ZW-阿修羅副腕 (アシュラ・ブロー) |
ホープ剣・アシュラ・ディバイダー | ATK+1000 装備モンスターは相手の全モンスターへ 攻撃可能。 |
※効果無効はカードテキストには書かれておらず、遊馬の説明も曖昧なためはっきりとした能力はわからない。
発動条件について、Heart-eartH Dragonとの1回目の戦闘は「バリアンズ・バトル・バスター」の効果による戦闘であることから、自身から攻撃する場合に限定されていると考えられる。あるいは、1回目の戦闘時には無効効果が発動しておらず、ダメージ無効化後には発動していたことから、ダメージ無効効果が条件となっているとも考えられる。
任意効果であり、1回目の戦闘時にはあえて効果を発動しなかったと考えることもできるが、1回目の時点で効果を無効にしておけば、その時点で勝利できたため、わざわざ使用しなかった事が不自然となる。
効果の範囲もはっきりしないが、少なくとも(戦闘する)相手モンスター1体は無効になっている。
その場で創造されるという性質上、都合がいいように新しいものを創ったほうがいいためか、一度登場したZWが別のデュエルで再登場したことは今のところない。
ZWの専用サポートとして、「ゼアル・カタパルト」が存在する。
ZWがその場で創造されるものである性質上、そのサポートカードだけが通常の状態で存在するのも不自然なので、「ゼアル・カタパルト」もシャイニング・ドローによってその場で創造されたと考えるのが自然だろう。
初登場時のホープなどと同様、テキストが特殊な文字で書かれている。
このカードのエクシーズ召喚は「カオスエクシーズチェンジ」と呼ばれる。
OCGで似たような(特定のエクシーズモンスターの上に重ねる)召喚条件を持つモンスターをエクシーズ召喚するときにも、俗に「カオスエクシーズチェンジ」と呼ばれる。
ホープレイの「レイ」は、初登場話のサブタイトルなどから考えると、光を意味するレイ(ray)だと思われる。同じつづりでエイの意味も持っているが、恐らく関係ない。
絶望野郎には「レイは0(零)で、ホープレイは希望0なんじゃないか」と言われることもある。
公式サイトのモンスター人気投票、ナンバーズ編では「No.39 希望皇ホープ」とは別にエントリーされている。中間発表(11/09/12発表)では1位となった。「No.39 希望皇ホープ」は票がこちらに流れたのか、TOP3に入っていない。
最終結果は、中間発表の順位を維持して1位。アニメ28話の発表によれば得票数は8953票。このときの遊馬の台詞は「行くぜ!ホープ剣カオススラッシュ!」。ちなみにホープの方は4位であった。
2位の「No.83 ギャラクシー・クィーン」は8657票なので、わずか300票ほどの僅差で辛勝、という形となった。
「ORDER OF CHAOS」(2011年11月19日発売)でOCGに登場。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/ATK 2500/DEF 2000
光属性レベル4モンスター×3
このカードは自分フィールド上の「No.39 希望皇ホープ」の上に
このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
自分のライフポイントが1000以下の場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力を500ポイントアップして
相手フィールド上のモンスター1体の攻撃力を1000ポイントダウンする。
アニメ版と比べて、ライフが1000以上のときに自壊しなくなり、ライフの制限は効果のほうにかけられた。
光属性のレベル4を3体は普通のデッキではなかなか難しい。また、同じ素材で「No.16 色の支配者ショック・ルーラー」なども呼べるため、そちらを優先することも多い。
大抵は素材の縛りの緩いホープを経由して呼ぶことになるだろう。また、ホープには自壊効果があるため、素材を使いきったホープでこのカードをエクシーズ召喚することでデメリットを回避できる。
効果にはライフが1000以下でなければならない制限がついているので、使い勝手は良くない。効果が使えない状況ではホープと攻守の変わらないただのモンスターになってしまう。相手からのダメージでライフを1000以下に調節するのは難しいので、積極的に使用するなら自らライフを減らすような工夫がいるだろう。
「究極・背水の陣」を使ってホープの素材を揃え、ホープを経由してエクシーズ召喚すれば、ライフは100になるので効果をすぐに発動できる。「魔法の筒」など、ダメージ系効果が怖いが、能動的にこのカードの効果を発動できる方法の1つである。
「血の代償」+ガジェットのデッキ(【代償ガジェット】)では、「血の代償」のライフコストでライフを減らしつつ、「No.39 希望皇ホープ」やその他のランク4のエクシーズモンスターを展開できるので、相性はいい。
一緒に「No.16 色の支配者ショック・ルーラー」を展開して魔法・罠を封殺すればコンボの成功率も上がる。
条件は厳しいが、効果自体は強力。素材1つで最大1500の攻撃力差をつけられ、3つ使えばこのカードの攻撃力は4000となる。ライフ1000以下の状況なので、そのままフィニッシャーとなるのがいいだろう。
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最終更新:2025/12/14(日) 04:00
最終更新:2025/12/14(日) 04:00
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