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【警告】 この記事ではMODについて扱っています。
MODの使用はあくまでも自己責任であることを理解した方のみ使用して下さい。 |
gregtechとは、工業化MODと呼ばれるIndustrialCraft2(以下IC2)の数あるアドオンのうちの一つである。
「さらなる工業の高みへ」というコンセプトのもと、アルミやチタン、メタンガスと 現実に存在する金属や気体などの素材、それらを加工するハイコストな機械を 多数追加する。下記に紹介するのはほんの一部でしかなく、導入法も含めて 全てを知りたい場合は日本語Wikiを参照すべし。 数あるIC2のアドオンの中でも最高クラスに難易度が高いため、 工業化をさらに進め、さらに極め、さらにやり込みたい人向けの上級者仕様である。
導入に際しての注意
多量の新鉱石を追加するうえ、それらはこのアドオンを攻略する必要不可欠な要素であるため、
既存ワールドへ導入した場合は遠方へ遠征して、新たに開拓する必要がある。
追加する範囲は、基幹世界のみならず、ネザー、ジ・エンドにも及ぶ。 ジ・エンド攻略をした後に導入した場合、
下記にあるジ・エンドでのみ生成される 鉱石が得られなくなってしまうので注意。
とにもかくにも(アップデートのたびに)クラフトレシピなどが大幅に変更される他、 前提MODのIC2や
その他の導入済みの工業化MODのレシピが、このアドオン導入を期に 勝手に書き換わるため、
レシピ確認MODの導入やwikiを参照することを推奨。
また機会が素材を加工している間に素材収集が行えるように、チャンクローダー系MODも入れておくと良い。
追加される主な鉱石の一部
このほかにもいくつかの鉱石が追加される。 どの鉱石からも得られるアイテムはツールや防具には使用されず、
素材として使用されるに限る。 ただし、他のMODを入れている場合はこの限りではない。
- ルビー鉱石・サファイア鉱石(Ruby Ore・Sapphire Ore)
- バニラにおけるエメラルドとほぼ同じ扱い。よって生成率は結構低い。
ルビーは砂漠にのみ、サファイアは海洋バイオームにのみY=32以下で生成される。
得られる宝石は、このアドオンで追加される蓄電器関連の素材に使用されるが、
ことルビーに関しては、下記のクロムを得るための重要な素材の一つでもある。
イリジウム鉱石(Iridium Ore)
いわゆるレアメタルの一種。現実にも存在する白金族元素の一つ。
IC2ではマターでのクラフトでしか入手できなかったのが、このアドオンを導入すると
鉱石ブロックで入手できるようになる。 ただし、レアメタルという扱いに忠実に則して生成率はすこぶる低い。
ボーキサイト鉱石(Bauxite Ore)
鉱石としての見た目は、バニラのラピスラズリの青い部分が茶色く変化したような感じ。
平原、森林バイオームの地下に生成されるが、一つ一つの鉱脈が大きく生成されることが多く、
片っ端から採掘していくとあっという間に1スタック揃っていることも。
アルミニウムの主な入手元であり、チタニウムを得るためでも重要な鉱石。
ちなみに現実のボーキサイトの粉末は、直接吸いこむと塵肺になるほど身体には超有害。
方鉛鉱石(Galena Ore)
鉛を得るための重要な鉱物。銀も含有するため、一粒で二度美味しい鉱石。
だが銀はともかく、鉛はこのアドオンだけでは利用用途がさほどあるわけではなく、
主に別のMODで使用される。
亜鉛鉱石(Sphalerite Ore)
ネザーにのみ配置される亜鉛の硫化鉱物。粉砕することで亜鉛の粉が得られる。
亜鉛の粉はIC2その他で追加される銅の粉とクラフトして真鍮(brass)の粉にする以外に使い道はなく、
真鍮もこのアドオンだけではもっぱら合金板の素材やそのほか中間素材への素材としてしか利用されない。
おおよそ、錫の使い道が多いことへの救済措置に近いか。
上述の方鉛鉱とあわせて、日本でも鉛や亜鉛を主に採掘する鉱山は存在した。
タングステン鉱石(Tungsten Ore)
ジ・エンドにのみ生成される黒い鉱石。現実でも電球のフィラメントからドリルや切削道具、
徹甲弾や戦車装甲に使われるあのタングステンである。
融点が金属の中でもっとも高いという点も同様で、専用の機械を使わないとインゴット化できない。
Redpower2も導入している場合は、基幹世界でも生成されるRP2側のタングステン鉱石とも互換性があるが、
こちらのほうが遥かに生成量が多い。
シェルドナイト鉱石(Sheldonite Ore)
このアドオンオリジナルの空想の鉱石。ジ・エンドにのみ生成されるが、
一つあたりの鉱脈の大きさ、生成率が極小の文句なしのレアメタル。
粉砕することで白金(プラチナ)の粉末が得られるほか、工業用粉砕機で粉砕すれば
貴重なイリジウムの塊が入手できるのだが、生成率と需要のバランスがまるで合致しておらず、
加えてジ・エンドの地形が特殊なことも相まって、大規模な露天掘りを繰り返された末に
ジ・エンドの地形自体が一部を除いて消滅してしまうことが、本当によくある。
またデフォルトのテクスチャでは周囲のエンドストーンに溶けこみ大変見つけづらい。
追加される金属など
このアドオンで追加される金属の数は、粉まで含めそれこそとてつもない数になるため、
ごく一部、必須になると思われるものだけを紹介していく。
なお、ここで挙げる金属の粉は基本的にバニラのかまどでは精錬できず、
専用の工業用高炉でのみ精錬ができる。
- ~の粉、小さな~の粉(~Dust、Tiny pile~Dust)
IC2などで追加される粉砕機で鉱石、インゴットを粉砕するとその金属などの粉が出来上がる。
バニラの金属の粉は、バニラのかまどで精錬することでインゴットにできる。
金属以外では粘土や石炭、木炭の粉もあり、いずれも粉砕機で加工することで手に入る。
このアドオンで追加される合金類は、基本的に粉の状態でクラフトすることで合金の粉が出来上がる。
特に鉱石の状態で粉砕機にかけると2つの粉が得られるので、実質鉱石の2倍の入手量になるので、
瞬く間に素材が消えていく工業化MODにはありがたい仕様なのだが…。
小さな~の粉は、工業用粉砕機によって鉱石を粉砕した際に得られる副産物みたいなもので、
共通して4つをクラフトして1つの粉になる。また一部の金属は小さな粉から順番にクラフトして
いかないと入手できないのもある。
アルミニウム(aluminium)
上述のボーキサイトの粉末を工業用電解槽にかけて得る他に、ボーキサイトの鉱石を
工業用粉砕機で加工することでも粉末が一つ得られる。身近なもので1円硬貨から
精密機器の筐体やサッシにまで使われている馴染み深い金属である。
粉末の入手法が多岐にわたるうえにボーキサイトの入手量もかなりのものになるため、
数自体は揃えやすい。それだけに高需要で合金板から精密回路の材料まで引く手数多、
また一部マシン群の作成レシピにおける鉄の代替素材としても機能してくれる。
鋼鉄(steel)
鉄に炭素を含有させ、人工的に強度を上げた、いわゆる鋼(はがね)。
このアドオンでは石炭の粉と鉄の粉を工業用高炉で同時に精錬することで入手できる。
レシピ変更の影響でIC2導入で追加される電動工具に用いられる一部素材は、全てこの鋼鉄が必要になる。 railcraft(以下RC)の鋼鉄と互換性があるため、RCで追加される鋼鉄をそのまま使用出来る。
ニッケル(nickel)
他とは違い天然からでは採掘できず、銅(IC2などで追加される鉱石)、金、鉄の鉱石を粉砕、
もしくはそれらの粉を遠心分離機にかけることで小さな粉をクラフトして入手するしかない金属。
現実では硬貨の材料として銅との合金で使用されている。
工業用高炉を作る上での中間素材を作るための素材として要求されるほか、
耐熱材として優れているインバー(invar)合金の材料としての用途がある。
非常にごく少数な需要ながら、このアドオンを遊びつくす上で欠かせない素材。
この金属の粉だけはバニラのかまどで精錬、インゴット化できる。
チタニウム(titanium)
ボーキサイト鉱石採掘の第二の目的。高度なマシンを作るうえで多量に要求されるのだが、
入手手段がマターでのクラフトを除くと アルミニウムの入手と同様に、
工業用電解槽によって作成される小さな粉をクラフトして精錬する以外に存在しない。
高級マシンの素材以外にも、現実のドリルでも使われている通り、
ダイヤモンドドリルの素材に使用されるようになったりするため、細かい所で必要になってきたりもする。
クロム(Chrome)
チタニウムと並んで高級マシンの素材として要求されるgregtech最重要と呼べる金属のひとつ。
gregtech最終到達点と言える核融合炉を目指す目指さないに関わらず、タングステンを扱うためには必要な素材。
いくつかの中間素材に素材として要求されるにとどまるが、一つのマシンを動かせるようにするまでに
要求される筐体の数が大量であり、その筐体を作成するにあたってイカれた数のクロムが
中間素材に必要になる、という面倒くささを抱えている。
肝心の入手法は(一番簡単な方法で)ルビーの粉9個を電解槽で精製して出来た粉を
工業用高炉で精錬するだけというシンプルなもの。一応ルビーはマターで作れるが。
工業用ダイアモンド(Industrial Diamond)
元々はIC2にかつて存在していた天然のダイアモンドとは別のダイアモンドだったのを
gregtechがサルベージさせたもの。一部ダイアを用いる装置や中間素材にダイアの
代わりに用いることが出来る程度のものだったのだが、gregtechのアップデートで
それらに対して工業用ダイアが必須素材となってしまった。
内破圧縮機のコストや工業用TNTの使用が前提も相まって、天然で採掘するダイア以上に希少な素材。
ネザーラックの粉(Nether rack Dust)
エンドストーンの粉(endstone Dust)
gregtechを導入すると導入以前では粉砕機で加工できなかった地形ブロックまで加工できるようになる。
ネザーラックはネザーを構成する主要ブロック、エンドストーンはジ・エンドの地形そのものである。
粉砕機で粉末にし、遠心分離機で加工すると、ネザーラックはレッドストーンに石炭の粉、硫黄の粉と
金塊に分離される。
エンドストーンは多量の砂に小さなタングステンの粉、そして核融合炉の反応素材の一つである
ヘリウム3、ヘリウムが取り出せる。
これが意味することは、二つの次元とも単なる資源でしかないということである。
追加される液体と気体の一部
金属と同様に液体、気体も果てしない数が追加される。
素材の種類を問わず、このアドオンで追加された機械類で加工した際の副産物として少量から多量に生成される。基本的に全てセルに収納され、加工の際にセルを一定数要求される。
捨てるものがないほどに利用用途がそれぞれにちゃんとあるのだが、
扱いきれない場合はIC2の抽出機で空のセルに戻せる。
- リチウム(Lithium)
現実でもリチウムイオン電池の材料として使用されている物質。
gregtechでもリチウムバッテリーが存在し、その主な材料になる。
粘土の粉を8つも加工に使って得られるのが2個なので、粘土ブロック自体の入手のしづらさが
影響してややコストが高いか。 燃料としても使える。
ケイ素(Silicon)
gregtechではSilicon表記ではあるが、日本語wikiではケイ素と掲載されて いるので両方表記する。
レシピ変更でコストが激増したソーラーパネルの作成に使われるが入手が副産物頼みで
かつ素材として扱えるようにするのに工業用高炉の設置が不可欠になってくるので、
数を揃えることさえもままならない。
半導体の重要部品に使われるという現実通りに発展回路の追加レシピにも使用されるため、
大人しくそちらに集中して使用するべきだろう。
炭素(Carbon)
IC2やRP2のゴムの木の加工の副産物のほか、灰や石炭の粉を電解精製すると入手できる。
単体ではあまり役に立たず、主に他のセルとクラフトする材料としての活躍が多い。
9つ集めてクラフトするとカーボンファイバーになるが、その場合セルが返却されないので
ただでさえセルの作成個数が減らされるgregtechではあまりおすすめできない。
メタン(Methane)
メタンハイドレートで有名なあの天然ガス。gregtechではあらゆる食物を遠心分離機で加工すれば入手できる。
食物によって一度に加工する量が変わるが、たいていは10個単位で加工する必要がある。
金のリンゴを加工した場合でもちゃんと素材として使った分の金が還元されてくるから安心。腐った肉でも大丈夫。利用用途はガスタービン発電機の燃料に限られるが、発電量は水素の3倍とエネルギー源としては結構良い。
追加される機械の一部
これまで紹介してきた金属を入手、加工するための機械たち。どの機械も入力可能な電圧を正しく理解したうえで電力を送らないと、爆発を引き起こし周辺に被害を引き起こしかねない。
さらには設置場所付近に溶岩などの火気があったり雨水に晒される場所に設置してあると爆発を起こす。
また撤去、移動する際はレンチ(電動レンチ推奨)で行うこと。それ以外のツールや素手で撤去を行うと
マシンパーツに変わってしまい、せっかく投じた資材が無駄になってしまうので注意。
基本的に加工速度は遅く数分はザラでかかる。
最新版ではIC2で追加されるアップグレードモジュールが搭載可能になったのだが、
IC2の機械と違い一度つけたら取り外し不可なため、念入りな計画を立てた後に使用していきたい。
- マシン筐体(~ Machine Casing)
このブロック自体は単体では何の意味もなさず、置物でしかない。
しかし追加される一部の機械は、ただ電力を供給するだけでなく、この筐体を指定された形に配置し、
そのあとで機械を所定の位置に配置することで 動かせるようになる。
基本(Standard~)、強化(Reinforced~)、発展(Advanced~)の三種が存在し、
ランクが上がるにつれ、コストが加速度的に増加する。
以下、この筐体の設置が必要な機械には「要マシン筐体」と表す。
プレート作成機(Plate Bending Machine)
度重なるアップデートによって、gregtechで追加される機械から中間素材で要求される金属のほぼ全ては、
インゴットからこの機械で加工されたプレートを使用しなければならなくなった。
これの設置の遅れがgregtechの機械の設置の遅れに繋がると言っても過言ではないほどに重要。
だがこれ一台作るのに鉄インゴットにして29個も要求されるハイコストな代物だから
gregtechの難易度の高さを窺い知れるのだが、こんなのは氷山の一角である。
入力可能電圧は32EU/t。
工業用遠心分離機(Industrial Centrifuge)
アップデートによる仕様変更により、gregtechで一番最初に作成を目指すべき機械だったのが、
二番目以降に格下げされた、“ネザーを天国に変える機械”
これ一台でやれることが非常に多いのだが、最初は銅、金、鉄の粉から小さなニッケルの粉を取り出すことと、
溶岩を遠心分離できる事を覚えておけば問題ない。
あとは必要に応じて遠心分離したい材料を投入、足りなければ増設、 場合のよっては
搬入搬出の自動化を行なっていけばいい。
入力可能電圧は32EU/t。ただし、絶え間なく電力を供給し続けないと加工過程がリセットされてしまう。
これは工業用と名前のつく機械全てに当てはまる。
工業用電解槽(Industrial Electrolyzer)
中盤以降、チタニウムやクロムが要求されはじめるときに作っておきたい機械。
作成にIC2の機械を3つも必要なトンでもない代物で、かつ中間素材としても要求されることのある機械だが、
やれることも遠心分離機並みに多い。
ただし、加工するものによって消費される電力が違い、大量にEUを消費するものもあるため、
作成はある程度発電施設が整った後になる。
入力可能電圧は128EU/t。
内破圧縮機(Implosion Compressor)
要マシン筐体(基本×8、強化×18)
工業用TNTをセットし、装置内で爆発させた爆風の圧力で 普通の圧縮機では加工できないようなものを
加工する機械。エメラルドやルビーに代表される宝石の粉は金属の粉と違いかまどで精錬出来ない
代わりに、この機械で加工をすることによって元の宝石に戻せる。
工業用ダイアモンドが一部機械やツールに必須素材となった関係で、
この機械(と筐体)の作成の必要性が飛躍的に高まった。
入力可能電圧は32EU/t。
工業用粉砕機(Industrial Grinder)
要マシン筐体(基本×18、強化×8)
非常にハイコストな機械。動かすにはマシン筐体が必要になり、作成に上述の工業用電解槽が
中間素材として求められ、さらに現在では専用の中間素材を作るために工業用ダイアモンドが
必要になったため事前に内破圧縮機の設置まで必須なったという、気が遠くなる手間と投資になるが、
それに見合うだけの活躍は期待できる機械。
最大の特徴は鉱石を加工した際に小さな粉などの副産物を2種類まで産出し、鉱石一つあたりの
素材収集率を高めることにある。他の工業化MODで追加された鉱石まで手広くカバーしていることもあり、
導入しているMODの数の多さによって重要度は高くなる。
入力可能電圧は128EU/t。
工業用高炉(Industrial Blast Furnace)
要マシン筐体(マシン筐体×34)
これまで上げてきたどの機械よりも重要度の高い機械。
チタニウム、クロム、タングステンと高級なマシンには必要不可欠な金属を精錬できる唯一の機械で、
この機械自身の発展にも必要。IC2で追加される通常の電気かまどと異なり、
マシン自体の耐熱温度が 「K(ケルビン)」で表される。
この温度を上昇させるためにはマシン筐体をより良いものへ強化していく必要があり、
耐熱温度が上がることで精錬できる金属が増える。
なので他の機械と違い、機械自体よりもこれを動かすマシン筐体への投資が大変なのである。
ちなみにネザーへ行かずとも作れないことはない。
入力可能電圧は128EU/t。
自動ケーブル作成機(Automatic Wiremill)
回路組立機(Circuit Assembling Machine)
ともに共通して完成品を自動的に隣接するチェストに搬出、収納する機能を持つ。
自動ケーブル作成機は材料を投入し電力を消費して、ケーブルの作成を自動で行なってくれる機械。
この機械を使うことでインゴット一つあたりから 作れるケーブルの量が増える。
回路組立機は回路作成に必要な2種類の材料を投入し、電力を消費して回路、またはその中間素材を作成する。
gregtechを導入すると作成する機会の多い中間素材の作成を代替レシピを用いることによって
作成個数が増えるのだが、以前までは通常の作業台で行えていたのをアップデートによってこの機械を
用いずにはいられなくなってしまった。
入力可能電圧は32EU/t。
マター製造機(Matter fabricator)
IC2にもこれと同じようにマターを製造する機械はあるのだが、
このアドオンを導入するとIC2のマター製造機の作成レシピは削除されてしまう。
かわりにこちらのマター製造機でマターを作成することになるのだが、コストがとてつもなく上昇し、
かつマター一個作成に必要なEUも一桁増える。(IC2=100万EU、greg=1666万EU)
この機械ごとマターのコストが暴騰してるわけだが、これがないとジ・エンドを含め、
どれだけのバイオームを掘り返してもイリジウムが足りないという事態になる。
追加される発電機と蓄電器の一部
基本的に電力はIC2やその他MODで追加される発電機や蓄電器によって賄われるのだが、
このアドオンで追加される電気機器もハイコストではあるが、それに見合った蓄電容量や発電力を持つ。
中でも目を引くのは、バニラでは青の染料以外に使い道のないラピスラズリを贅沢に使った蓄電器類と、
砂漠の一つや二つ分では足りない数のルビーとその他膨大な量の初期投資と起動電力を必要とする核融合。
- 熱発電機(Thermal Generator)
熱発電機とあるが、ほぼIC2にすでに存在している地熱発電機の上位互換。
バケツ一杯分の溶岩からの発電量が1.5倍、出力は1.2倍になっているため、
地熱発電機で電力を賄っている場合は迷わずこちらに乗り換えてもいい。
出力は24EU/t。
溶岩をセルに詰めて投入する以外にも溶岩を直接搬入するほうがセルの使用を抑えられる。
作成はアルミニウムやニッケルを作れるようになってから。
ドラゴンエッグエネルギーサイフォン(Dragon Egg Energy Siphon)
gregtechの科学力はエンダードラゴンの卵すらも発電機に利用することを可能にした。
発電の仕方が特殊で装置の上にエンダードラゴンの卵を置くだけで発電するというもの。
それだけで無尽蔵に128EU/tもの電力を生み出してくれる。
問題はエンダードラゴンの卵を獲得すること以上に、発電機自体のコストが非常識なこと。
そして卵の性質上、一度発電機の上に卵を置いたら移設が面倒ということ。
またThaumCraft3を導入していると、デメリット効果が大きくなるらしい。
なにとぞー。なにとぞー。
- 避雷針(Lightning Rod)
名前の通り、落雷から電力を生産し発電する装置。
発電するもしないも自然任せな発電機だが、発電量、出力ともに驚異的で一度に2500万EUを獲得し、
8192EU/tという超出力をはじき出す。このため直付けできる機械はごくわずがで、
高圧変換機4つを隣接させて降圧させないと電線側が蒸発してしまう。
この発電機の他に別途に鉄柵を用意し、機械の上に伸ばす必要がある。
鉄柵の長さによって落雷を受ける確率が変わる。
核融合~(Fusion~)
- 核融合炉コイル(Fusion Coil)
- プラズマ発電機(Plasma Generator)
別名は「地上の太陽」。現実でも国と国を挙げて目下開発中の未来技術のgregtech最終到達点にして、
- ある意味ラスボス。
発展マシン筐体で覆った核融合コイルの構成体に、核融合制御コンピュータ、エネルギー注入機、
物質抽出機、物質注入機を指定された位置に配置して初めて核融合炉として起動、発電ができるようになる。
プラズマ発電機はこの核融合炉によって生成されるプラズマで発電するための発電機の一つである。
アップデートにより発電部分がプラズマ発電機として分離され取り回しやすくなった反面、
もともと機械一つとってもおびただしい数の希少素材を要求され、途方もない中間素材と製作過程を
経ていたのがさらに倍以上に増加した形となった。
この他にも、反応に必要な素材を作るための機械を多数設置する必要もある。
可変式蓄電器(A.E.S.U)
一つ作るのに48個ものラピスラズリと4個のイリジウムを使用するラポトロニックエナジーオーブを
贅沢にも8つも使ったgregtechの贈る蓄電器。ラピスラズリ394個分とイリジウム32個分と
キチガイじみたコストながら、蓄電容量は1億EUとこれ一台で核融合炉の起動電力すらも賄える。
特筆すべきは送電できる電圧を0~2048EU/tの範囲で変えられるという点にある。
拠点の事情に合わせて蓄電器側で変圧出来るのはありがたいことである。
名称はAdjustable.Energy.Storage.Unitの略。
これを4つも中間素材に使用し、10億EUもの蓄電量を有する相互次元蓄電器(I.D.S.U)もある。
ラポトロニック蓄電器(L.E.S.U)
- LESUブロック(LESU-Block)
正式名称はLapotronic.Energy.Storage.Unit。単体では100万EUしか蓄電できない蓄電器だが、
LESUブロックを繋げる事によって出力、蓄電量が上昇していく。
代替素材が設定されているとはいえ一つ作るのに72個のラピスラズリを使うので、
かなりロマン成分を含んでいる。
またブロックを繋げて蓄電量を増やすという仕様上、施設の大規模化が想定されるので、
設置の際は予め専用の場所を設けておきたい。
追加されるツールや充電池の一部
C2のアドオンということで追加される殆どのツールはEUを消費して動く電動ツールである。
また充電池もIC2のそれよりも大容量でハイコスト。
- すり鉢(Mortar)
gregtechでは珍しい機械を一切使用しないツール。
粉砕機関連の機械のコストが高騰したための救済処置。 しかしインゴットしか粉にできず、
加えてクラフトするたびに消費してしまう。
64回までクラフト出来て、合金系のインゴットまで粉にできる鉄すり鉢もあるが、
粉に出来る金属が増えただけで基本的な部分は変わらない。
ロックカッター(Rockcutter)
「カッター」と名前が付いているが、その実はシルクタッチのエンチャントがついたピッケル。
並の採掘速度ではあるが、クラフト時に確定でシルクタッチがついている。
バニラのものを含め、鉱石の状態で獲得したほうがメリットのある素材や工業用粉砕機での
加工時に出る副産物目当てで採掘したいときに重宝する。
電気で動くため別途充電池や充電機能のついた胴装備が必要。
作成にチタニウムやダイアの粉が必要と高コストだが、幸運や シルクタッチのないピッケルが
入手できてない場合は是非一本作っておきたい。
リチウムバッテリー(Lithium-Battery)
前述のリチウムを材料にしたバッテリー。IC2にある通常のバッテリーよりも蓄えられるEUが増大している。
これを6つも使ったリチウムバットパックもラップパックの10倍の蓄電量を有している。
蓄電器関連でラピスラズリがものすごい勢いで消費されていくので、
まだ現実的なコストであるリチウムバットパックは中盤に世話になると思われる。
他にも中圧蓄電器のMFEのエナジークリスタルの代わりに使えたり、最近のアップデートで追加された
アップグレードアイテムに使ったりと 活躍の幅が広がってきている。
ラポトロニックエナジーオーブ(Lapotronic Energy orb)
IC2のラポトロンクリスタルの10倍の1000万EUを貯蓄し、携帯できる青い充電池。
ラポトロンクリスタル8つ分(1つ100万EU貯蓄)のはずなのに1000万EUまで 貯蓄するが、
充電は高圧以上の蓄電器でしか行えない。
なおラポトロンクリスタルもエナジークリスタルを使わず、サファイアを代わりに使う代替レシピが追加されるので、
ラポトロンクリスタル自体も作りやすくなっている。
これを胴装備用にしたラポトロンパックもある。
データオーブ(Data orb)
二種類の中間素材を経て作られるツール。IC2の原子力発電の設計を保存できるツールではあるが、
もっぱらあらゆる高級機械の中間素材として使われるのが殆ど。
代替素材はあるものの最初の中間素材にエメラルドを大量に使うため、
山岳バイオームを岩盤まで掘り返しても足りないことが多い。
- 高級な機械を作ろうとすると大量に確保が必要になるため、小麦農場や羊毛牧場を設置し、
村人から貰う毟り取るほうが効率がいい。
なお、RP2のエメラルドはグリーンサファイアに改名され、素材として使えない。
他のMOD、アドオンとの連携と代償
このアドオンを導入すると他の工業化MODの素材を中間素材として機械の作成に使えたり、
逆にこのアドオンの素材を他のMODで追加される施設で扱えるようになる。
BuildCraft(以下BC)を例にとってみても、BCの精密作業台で作られるチップ類やゲートが
一部このアドオンの中間素材と互換性を持つようになる。
またgregtechの半流体発電機にBCの黒オイルを扱えるようにもなる。
だがメリットばかりでもない。gregtechの難易度が高いのは素材の入手難度が高かったり、
機械の作成コストがオカシイだけでなく、他のMODの機械のレシピが勝手に難しく変更されることもある。
BCの場合、BCのクァーリーにIC2の発展回路とダイアモンドドリルが作成レシピに要求されるように
変更されてしまう。
他も例外ではなく、これは一例でしかないので詳細はwikiやゲーム中のレシピなどで確認したい。
その他・小テクニック
機械の扱いやMOD導入直後に関する注意事項は上述に記した通りなので、
ここではプレイ中における特記事項を記しておく。
変更された粉砕機(IC2)の作り方
gregtechを導入してまず驚かされるのが粉砕機のコストの上昇である。
ダイアが3つも必要になるわ、IC2の基本機械で1つだけ発展回路が必要になる。
しかし迅速に粉砕機を設置できれば、資材確保の難易度が下がるので なんとしてでも序盤に設置をしたい。
ネックになるのはダイア3つと発展回路に必要なグローストーンダスト。
ダイアは純粋に採掘をするしかないが、(石炭192個を圧縮するのは苦行)
グローストーンダストは以下の二つの方法で入手できる。
1.IC2で追加されたグローストーンの作成レシピを使う(1個に付きレッドストーン×5、金の粉×4)
2.下記の方法でネザーへ行ってグローストーンを採掘する。
金の粉は金インゴットをすり鉢か鉄すり鉢でクラフトすることで入手できる。ただのすり鉢で
クラフトを行う場合、木のボウルと火打石を8つずつ用意する必要がある。
発展回路作成にグローストーンダストが2つも必要だからである。
またレッドストーンも(基本回路作成分も含めて)6つ必要になるので、合計して16個必要になる。
とてもじゃないが集められないといった場合は、 ネザーへ行ってくるしかない。
ダイアを使わないでネザーへ行く方法
gregtechのアップデートはついにバニラのアイテムにまで手を伸ばし、
火打石にすら鋼鉄素材を使うようになってしまった。
これは単純にネザーへアクセスするのに、ものすごく面倒になってしまったということ。
これはこのアドオンに限らず、他のネザーの素材を使うMOD、アドオンにも影響する問題である。
一応行けなくなったのではなく、面倒になっただけのことなので、ちゃんと方法はある。
ネザーゲート作成までに用意するものは
水入りバケツ(鉄インゴット×3)
空のバケツ(溶岩汲み取り用、これも鉄インゴット×3)
溶岩源×11(黒曜石用に10、着火用に1)
引火のためのブロック少々(主に木材)
その他耐火、耐爆性の高いブロック(型を作るのも含めて)
黒曜石採掘のためのダイアピッケルが見当たらないが、
黒曜石の出来る条件は溶岩源に水をかけることで出来るので、
溶岩源をバケツで汲み取って移動できれば、ダイアピッケルは必要ない。
またネザーゲート作成に必要な着火作業は、火打石でなくてもよい。
方法は
1.黒曜石を作りたい箇所の4辺を耐火ブロックで囲う(テンキーで2、4、6、8のところ)
2.囲った中に溶岩源を設置する(テンキーで5のところ)
3.溶岩源の上から水をぶちまけ、溶岩源を黒曜石にする。
4.ネザーゲートの形になるまで1~3を繰り返す。
5.ゲートの外1マスに引火用のブロックを置く(アップデートで必要になった)
6.引火用のブロック付近に溶岩を流し、ゲートに引火するまで待つ。
無事ネザーゲートが作成でき、ネザーへアクセスできたら、
ゲートを囲ってグローストーンダストだけ取って速やか帰還することを推奨する。
最後に
これまで紹介してきた注意事項などに目を通してプレイをしても、機械が作成できなかったり、
電力の確保が厳しい、目的の素材が確保できないといった理由で手詰まりが起きた場合、
Configでレシピ変更をオフにしたり、他のMOD、アドオンを導入して難易度を下げるなどの
工夫をすることを推奨する。
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関連項目