JavaScript(ジャバスクリプト)はスクリプト言語の一種。Webブラウザ上で動作させるためのスクリプトとして誕生した。
現在はECMAScriptが正式名称らしいが、その名を知る者は少ない。
ニコニコ動画など、近年のWebサービスは見栄えや操作性を上げるためにJavaScriptを多用する傾向にある。JavaScriptに対応していない、または機能を制限しているブラウザでそのようなページを閲覧する場合、制作者の意図した表示・動作にならないことがある。
プログラミング言語であるJavaとは名前が似ているため間違われやすく、また本屋などではJavaのコーナーにJavaScript関連本が置かれていたりするが、実は全く別の言語である。JavaScriptがNetscape Navigatorに搭載された当初はLiveScriptという名前だったが、当時Netscape Communications(現AOL)はSun Microsystems(現Oracle)と技術提携しており、アプレットというWebブラウザ上でJavaプログラムを動かす形態で当時人気だったJavaにあやかってJavaScriptという名前に変更したらしい。
なお、JavaScriptは現在ではECMAScriptとして標準化された言語の一般的な呼称である。ECMAScriptの実装例として、他にInternetExplorerのJScriptやAdobe FlashのActionScriptなどがある。
2000年前半まではスクリプト言語というチープ感やセキュリティ問題等であまり好まれていない言語であったが、2005年にgoogleマップが話題となり、Ajaxという名称がつけられた頃から一気に注目が集まり、いまやWebアプリ開発の世界では絶対に避けて通れない言語となっている。
アドレスバーにコピペで実行できる。新しくブックマークを作り、URLの代わりにこれを入力すればいつでも呼び出せる(ブックマークレットと呼ばれる所以)。ニコニコ動画ハッキング系の動画でたまに見かける「javascript:」で始まる呪文がこれ。
javascript: alert("Hello, World!");
まずsomethingコンストラクタを作る。これはインスタンスにnameプロパティを作り、仮引数nameの値を代入するというもの。次にsomethingコンストラクタのprototypeプロパティにhelloメソッドを追加。これはインスタンスのnameプロパティを参照し、その前後に「Hello, 」と「!」をくっつけてダイアログに表示させるというもの。そして実際にworldという名前でsomethingコンストラクタのインスタンスを作る。この時の引数は'World'。最後にworldオブジェクトからhelloメソッドを呼ぶ。
function something(name) {
this.name = name;
}
something.prototype = {
hello: function() {
alert('Hello, ' + this.name + '!');
}
};
var world = new something('World');
world.hello();
ブラウザ以外では主にアプリケーション用のスクリプト言語として使われている例がいくつもあり、特にAdobe製品ではほとんどの製品でJavaScriptによる拡張や自動化ができるようになっている。
サーバーサイドでは1990年代後半から様々な製品やプロジェクトが存在しており、いずれも普及しているとはとてもいえない状態だったのだが、現在はNode.jsが注目を集めており、サーバーサイドJavaScript環境が個人の趣味レベルを超える状態にはなっている。
またRDBの利点を多少目をつぶることでその問題点を克服した非リレーショナルデータベースのデータ形式にJSONを採用し、SQLの代わりにJavaScriptで問い合わせる形態のデータベースがいくつか登場している。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/14(日) 23:00
最終更新:2025/12/14(日) 23:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。