Painter(ペインター)とは、Corel Corporation が開発/販売している代表的ペイントツールである。
Painterは現存する様々なイラストソフトの源流ともいえる、パイオニア的存在で、Gペンや油彩、水彩など実在する画材の書き味をナチュラルにコンピュータ上で再現することに重点を置いており、その快適さ、表現力においては他のソフトの追随を許していない。ブラシの設定項目が他ソフトに比べ圧倒的に多く、実在しないブラシを作り出すことも可能で、2011年発売のバージョン12では標準プリセットの筆は約900種類まで増えている。(もちろん全てを使う人はいないが、画材屋を丸々一つ買い上げて、好きな画材を片っ端から遊んだり、職人にオーダーメイドしている感覚である。)
2DCGにおいてはPhotoshopと双璧をなす代表的なソフトとして知られており、国内外のアマチュアからプロまで様々な人が使っている。PhotoshopやSAIで表現がしにくい混色系イラスト(水彩、油彩系など)が得意な面がある。
文部科学省が管轄する学校法人の学生または教員、および公的な教育機関の人はアカデミックパッケージで半額以下で買える。なお、アカデミックパッケージと通常版での機能の差はないが、商用利用が禁止されているのと、アップグレードが出来ない。アカデミックを買った人は、卒業したら特別優待版を買うことになる。なので「 アカデミック→優待版」でも、「優待版→アップグレード」でも総体的な値段はあまり変化しない。
2010年8月現在、ダウンロード版のアカデミックが約1万円程度で手に入る。
機能を限定した廉価版として現在は以下のバージョンが存在する。
・Painter Essentials4
・Painter Sketch Pad
【Painter Essentials4】95種類の筆を搭載しており、ブラシとしては(SAIやPhotoshopっぽい筆)の「ペン」、デジタル水彩、ティントの標準ブラシ、色伸ばし(指先ツールに相当)などがある。また、自動ペインティング機能が強化され、写真やイラストを元に自動的にPainterが描いていく機能が向上しているため、背景の作成やイラスト調を変える際に便利だったりする。ただし、レイヤーモードの変更の不可、図形が描けないなどがある。2010年現在Wacom Bamboo Fun、ComicとIntuos4 Special Editionに同梱されているがソフトの存在を知らないために使ってないユーザーも多い様子で、とてももったいない。
【Painter Sketch Pad】ブラシの数は11種類と少ないが、レイヤーモードが11種類から選択でき、またPainter11で搭載された「ドライメディアツール」が搭載されており、「タブレットのペンの角度を認識して斜めに描くことが出来る鉛筆」「スピードをつけて描くと細くなるインクペン」「ペンをタブレットから離さない限りべた塗りになり、離して重ねると色が重なっていくマーカーペン」など、高度な表現が可能になっている。Essentialsに搭載されている自動ペインティング機能は搭載されていない。どちらかというとスピードペインティング向きのソフトである。2009年現在Wacom Intuos4 Special Editionに同梱されているものと、ダウンロード販売でしか入手することは出来ない。価格帯はEssentials4よりも高めに設定されている。
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最終更新:2026/01/02(金) 14:00
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