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ペインター

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Painter(ペインター)とは、Corel Corporation が開発/販売している代表的ペイントツールである。最新版は2021(リリースは20番目)。

廉価版のPainter Essentials7、Android版のPainter Mobileも存在する(有料、無料版がある)

また、Photoshopユーザー向けのプラグイン「Particleshop」も発売されている。

概要

Painterは1991年に誕生した、高機能なペイントツール。現存する様々なペイントツールの「元祖」であり、アニメ系に留まらず、Gペンや油彩、水彩など実在する画材の自然な書き味をコンピュータ上で再現することに重点を置いており、その快適さ、表現力は世界最高峰といっても過言ではありません

2DCGにおいてはPhotoshopと双璧をなす代表的なソフトとして知られており、国内外のアマチュアからプロまで様々な人が使っています。PhotoshopやSAIで表現が難しい混色系イラスト(水彩、油彩系など)が得意な面があります。

魅力的な要素の一つが高機能で豊富なブラシ
2020年発売の「Painter 2021」の筆の総数は約900種類以上。元々ある筆だけでも充分に楽しめますが、ブラシの設定項目が他ソフトに比べ圧倒的に多いので、他ソフトでは表現できない表現も可能になっています。ペンタブレット「Intuos」と「Cinteq」の性能を最大限に生かすならPainterでないと不可能なほどです。

また、Painterはブラシの毛先一本一本を計算するため、「重いなぁ、画材シミュレーターとしてはいいけどなぁ」というユーザーが少なからずいたが、Painter2019でIntel CPUの最適化、Painter2021ではBrush AcceleratorでGPUなどのシステム最適化で高速化が行われてかなりハッピーな状態に。最高かよ!

『ブラシが多い!』という人は<使う筆だけを出しておける>「カスタムパレット」を活用すれば、余計な事に作業時間をとられずにすみます。

Painterにしか搭載されていないブラシや機能は数多く存在します。

AIスタイル 自動ペインティングの進化系。画像を元に、人工知能が12種類のアートを作成。(スムーズアクリル、リノカット、後期印象派、金箔、パステルモザイクなど)。少しずつ元の画像に戻していくこともできて、フォトアートに使われたり、別の作風にしてみたりできます。
ナチュラルメディア リアル水彩、リアル油彩、ドライメディアツールなど、実在する画材の表現に限りなく近づけているブラシ。紙や別の色へ滲む表現や、塗り重ねていく表現が得意。また、水のにじみなどには「デジタル水彩」「リアル水彩」「ティント」を始めとした様々なブラシで自分の表現にあったブラシを選択できます。
豊富なブレンドツール 色の混ぜ方でも10種類以上あるため、表現によって選ぶことが出来る。
パーティクルブラシ ブラシのスピード、進行方向などで「引っ張られる線」を描くことができ、近未来的煙・空気・光の表現に向いている
オーディオ表現ブラシ 流れている音楽のビート・音量などを認識してランダムなストロークを描ける
よりリアルなエアブラシ・鉛筆・カリグラフィペン intuosシリーズの「筆の角度」を認識する能力を最大限に使用した機能で、鉛筆のストロークが「垂直に立てると細く、斜めにすると長く」なったり、「より斜めにすると遠くまで拡がるエアブラシ」「専用ペンで360度回転させると画面上でも同様のストロークが描けるカリグラフィペン」など、豊富なブラシストローク体験をすることが出来ます
ブラシトラッキング これは全ブラシで適用できる機能で、筆圧、筆の速度などを覚えさせることで、よりフィットした書き味にできるPainter独特の機能です。
Appleへの対応強化 Apple Sidecarへの対応(iPadをMacのサブディスプレイとして使用できる)、Apple Pencilの傾き検知、MacBook Proに搭載されているTouchbarおよびTrackpadのマルチタッチ機能などに対応。

また最近増えてきているのが高機能で便利なツール
左右対称にイラストが描ける「ミラーツール」、万華鏡のように最大12分割でブラシストロークをコピーできる「万華鏡ツール」、建物やパースをつけた作品を書く際に便利な「パース定規」、写真などを油彩や水彩、ゴッホ調などに描きなおす「自動ペインティング」、その他、黄金比ガイドや伸縮可能なプレビューパレット、色を混ぜるミキサーなども搭載されており、絵を描くのにとても便利な機能満載である。もちろん文字もレイアウトできるが、文字レイアウトはそんなに強くありません

2016で搭載されたブレンド2.0では、「レイヤーでブレンドモードを標準にしたときに、ブレンドを使うと白が混ざる」「透明度をロックをオンにして書いたときに黒をひきずってしまう」へ対処の一つ。Photoshopライクなレイヤーの使い勝手が実現!どんどん改良されています。いやこれは凄いよホント。でもなぜティントを隠したし。(ティントっていう使いやすい水彩系ブラシは、ブラシカテゴリをPainter2015にすると出てくるよ。カスタムパレットに移動させてぜひ使ってみて)

 

ラインナップ

Painterはだいたい2種類販売されてます。 (バージョン2021の場合)

  • 通常版
    Painterやお絵かきソフトを購入したことがない人が買うパッケージ
  • アップグレード版
    昔のPainterを買っているユーザー用パッケージ

昔、アカデミック版っていう学割版があったけど、今はライセンスでしか購入できないから学校とかで大量導入するならチェック!個人用のアカデミック版また出してくれよぉ。なんでもしますから(なんでもするとは言ってない)

 

テクニック

Painterを使ったことがない人や、他ソフト等を使用していた者は次の点を覚えると印象がまるで違います。(これらはほんの一部である)

  • ブラシトラッキングは定期的に行いましょう(筆圧や筆速度を覚える機能。線がなめらかになります)
  • ペン入れはスクラッチボードがオススメ(あくまで一例。他の筆でももちろんOK)
  • Shiftキーを押しながらブラシをドラッグすると「カスタムパレット」ができる。筆のショートカットです。
  • 色やサイズをカスタムパレットに覚えさせたい場合はブラシを新規保存すれば良いでしょう。
  • キーボードのスペースキーでハンドツール、スペースキーとAltキーの同時押しで回転ツールです。
  • キャンバスは削除することができません。線画や下書き、着色は新規レイヤー上に行うことをオススメします。
  • 環境設定より「スクリプトの自動保存」がONにできます。万が一Painterが落ちた場合の対策になるかもしれません
  • ブラシが重い場合はブラシ設定の「マルチコアを使用」のチェックを外すと良いかもしれない(Painter12のみ)
  • ブラシが重い場合は環境設定→インターフェイス→「ブラシゴーストの強化」から「アイコン」に切り替えるとよいかも
  • こまめに保存しましょう(Ctrl+S)

その他Painterについては様々なサイト、動画が公開されているので、是非参考にして欲しい。 特に、廉価版(安いモデル)のPainter Essentials 7は、初期起動時の筆がブリスル系の筆で困惑する人もいるが、スクラッチボードも搭載されているため、正直マンガチックなイラストの基本描画ならPainter 2021 とさほど変わらない。(設定調整にできない点はあるが、初心者にはあんまり関係ない)

廉価版

機能を限定した廉価版として現在は以下のバージョンが存在する。

廉価版:
・Painter Essentials7
・Painter Mobile / Painter Lite

【Painter Essentials 7】

100種類以上の筆を搭載しており、ブラシとしては(SAIやPhotoshopっぽい筆)の「ペン」、デジタル水彩、ティントの標準ブラシ、色伸ばし(指先ツールに相当)などを搭載。

また、「自動ペインティング機能」では写真やイラストを元にPainter自身が絵を描いていく機能が搭載されている。背景の作成やイラスト調を変える際にすごい便利だったりする。
Painterのブラシを楽しんでみたいけど、ちょっと本物は高いかな、という人にオススメ。Corelサイト

【Painter Mobile】
無料版と有料版がある、Android版Painter。機能制限されているものの、Android端末でPainterが楽しめるのはとてもよい。有料版でないとたしかRifに保存ができないとかそういう制限があったはずです。Corelサイト

【Painter Lite】
Painter Essentialsとはまた違った廉価版で、英語版のみの提供。Appstoreからダウンロードが可能。(Win版、Mac版ともに公式サイトからは削除されています。Appstoreリンクはコチラ)

かつて「Painter Classic」や「Painter Sketch Pad」といった廉価版も存在したが、現在は入手不可能である。

関連ツール

関連ソフト、ツールとして次のものが存在する。
・Corel Cinco fore Painter
・Corel Particleshop
・Corel Paint it! Show / Corel Paint it!Now

【Corel Cinco for Painter】
Painterの各機能のショートカットをiPadで指で設定できてしまう。無料なので、PainterとiPadを持っている人は遣ってみると面白いかもしれない。(Corelサイト / Appstore

【Corel Particleshop】
Painterのパーティクルブラシ(重力や引っ張る力を駆使したブラシ)をPhotoshopで可能にするプラグイン(Corelサイト / Appstore )

【Corel Paint it!Show (iPad) / Corel Paint it! Now (iPhone/iPad)】
Painterの「自動ペインティング」を、iOS上で可能にする無料ツール。(パターンは6種類程度)。写真を元に、絵画のような画像が出来上がるので、面白みが増したり、SNSへ投稿する際に「似顔絵で投稿」「顔がわからなくなる」「クイズ的に使う」などの用途にも使えるかも。英語版のみのようですが、英語解らなくても使えます。Showはスライドショー機能も搭載してます。(Show→AppStore / Now→AppStore )

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関連項目

  • ペイントツール
  • 描画ツールの一覧
  • 描いてみた
  • Corel Corporation

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