PTAとは、以下の略語である。
日本語では「父母と先生の会」「親と教師の会」「保護者と教職員の会」などと訳される。
保護者と教職員によって構成される教育団体。近年では地域コミュニティを含めて「PTCA」などと称することもある。日本では各学校ごとに組織されていることが多い。
本家のアメリカでは、自発的なボランティア活動として組織されているが、日本では戦後連合軍当局によってトップダウンで導入されたため、半ば義務的活動と捉えられている面がある。PTAが入退会自由な任意加入団体であることが周知されていない場合も多い。
保護者によって参加に熱心であったり、あまり積極的に参加しない(出来ない)など個別の事情に差も多く、各方面から今後のPTA活動のあり方について議論が提起されている。
また、過去にはTV局に対し「子供に悪影響を与える恐れのある番組」を掲げ自主規制を促したり,地域のPTAが独自に法律や条例とは異なる規則を申し合わせとして児童生徒に強要したりするケースもあるため、児童生徒の側や一部の保護者からよい印象を抱かれていないこともある。
現在のテレビ番組がつまらないと言われ久しいが、そうしたテレビの状況を作り上げたのは他でもない『視聴者自身』である。こうした『視聴者の抗議』が原因となり、過激な収録、お色気、アポなし取材などに会社が億劫になってしまい、結果としてPTAのみなさんのお望みどおりの上品なテレビ番組となったのである。よかったね!
また、かつては『悪書追放運動』などと称して漫画などの『悪書』を戦中の検閲のごとき様相で『お炊き上げ』と称して子供たちから無理やりそれらを剥奪し、全て焼いていたことすらある。このことは、手塚治虫の自伝などに詳しい。特に手塚が出現し、後年「アトム」で評価されるまでは蛇を書いただけで「気味が悪いからそんなものを書くな」として文句をつけられたことだってあるらしい。ん、近年も非実在青年なんてので似たようなことが起こっているな。きっと手塚治虫が草葉の陰で怒っているぞ?
その割に、恒例行事や自分たちの主催するイベントは変化や新しい事柄の導入をものすごく嫌がる(要するに「今までと一緒でいいじゃん」というめんどくさがり)という一面もあり、まさに「人の振り見て我が振り直さず」という体質のことが多い(もっとも、仕事してたりするので一概に否定的には言えないが・・・)。
また、子持ちの既婚女性が半数以上を占めるという特殊な組織構成から、父親が参加するとかなり疎外感を味わう。一方で、結構な確率でいけない関係に発展することがあるらしい。
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最終更新:2024/04/20(土) 13:00
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