sagi氏Pとは (サギシピーとは) [単語記事]

sagi氏Pとは、アイドルマスターの卓ゲM@ster動画などを制作するプロデューサー（動画投稿者）である。

概要

　時代劇好きなところから2010年9月11日、さくら判官予告編にてニコニコデビューを果たし、続く寺田農のロケットパンチに於いても時代劇のシーンをアップした。

　その後2011年6月3日、三作目よりアイドルマスター卓ゲMADシリーズ『アイドル天下御免！』が始まり、初回の【卓M@s】アイドル天下御免！【天下繚乱】01をもってニコマスデビューと相成った。
　開始からの高クオリティに視聴者コメントでは「最近の新人はどうなってんだ！？」と叫ばれたが、その後まだまだレベルが上がって行くのを予想出来た視聴者が一体どれほど居たであろうか。

　P名は、視聴者のマイリストコメントに書かれた『sagi氏』を見た作者が、その「あんまりだ」感に思わず（暫定的に）採用してしまった。

アイドル天下御免！

　2010年3月にJIVEから出版された時代劇テーブルトークRPG、『天下繚乱RPG』の架空戦記として制作された。
　初回よりフォント、BGM、妙に多い立ち絵の差分などが視聴者を驚かせたが、回を追う毎に映像演出はさらに手が込んで行き、最終回の『やりきった感』は長大シリーズを終えたかの様な充実感があった。

　卓や架空では、如何に分かりやすく視聴者にシステムや世界観を浸透させるかが鍵であり、制作者の苦労とセンスの使い所でもあるのだが、その大部分を初回開始三分でクリアしてしまったのは圧巻である。毎回オープニングで魅せるあたり『視聴者を引き寄せる力』に長けているタイプと思われるが、時代劇好きを唸らせる『いかにも』『それっぽい』言い回しを巧みに操り、有能すぎるGM（ゲームマスター）・律子の全知全能を惜しみなく駆使して場面を紡いで行くなど『視聴者を飽きさせない力』も見せ付けた。最終回感動のラストではギャグとシリアスが短いスパンで交錯する中、シリアスが浮かず、深い世界を醸し出した手腕に多くの広告が付けられた。