Unity3dとは、様々なプラットフォームに対応したゲームエンジンである。単に「Unity」と呼ばれることもある。というかそっちの方が多いかもしれない。
Unityは、Windows、MacOSXで利用できるゲーム開発環境である。2015年3月に最新版であるUnity5が公開された。
2015年時点で
への出力ができる。また、別途各コンソール提供元とプラットフォームの開発者として登録すれば
等のコンソールゲームの開発環境にもなる。
無料で、かなり高度なゲームを作ることができる。
無料版でもかなりのゲームを作ることができるので、最初から商売を考えて始める場合、企業(年商100,000ドル超えている)で導入する場合を除き、無料版をいじって学習するのがいいかもしれない。
また、2013年5月21日よりmobile向けの出力も無料版で利用できるようになった。[プレスリリース]
無料版の範囲で使える機能だけでもかなりの量があるので学習するのがかなり大変である。
Unity5では無料版とPro版で出来ることが大幅に変化し、これまではPro版限定だった
等の機能が無料で使えるようになった一方、Pro版にはより高い開発効率を上げる機能や、大規模な開発のための機能が集中して追加されていて、
などの機能追加・特典がある。また、1500ドルの買い切りライセンスの他、75ドル/月の月額払いプランも始まった。買い切りライセンスはこれまで¥150,000+税だったが、円安の影響で2015年5月から¥180,000+税への値上げが決まっている。
導入コストは上記で紹介したものだけで、100,000ドル以上の年商がない限りは無料でゲームをリリースし、どんなに売上ても100,000ドルに満たなければこれ以上のコストはない。100,000ドル以上の年商がある場合でも、pro版のライセンス料だけで良いので、かなり手頃な制作環境となっている。
よくある誤解として、Unityは3Dゲームしか作れないというものがあるが、ソーシャルゲームの現場で使われるなど2Dゲームの実績もある。また、バージョン4.3(2013年秋頃登場)より2Dゲームを作成するための機能が強化された。2D用の物理エンジン、スプライト周り、アニメーション関係の強化がなされた。Unityのみでつくられたサンプルプロジェクトがあるので参照すると幸せになれるかもしれない。
また、コーディングはできるけど、3Dモデル、BGM、サウンドFX等なんて作れない、あるいは逆に3Dは作れるけど他できないって場合、もっと究極的に"当方ボーカル、他のメンバー募集"なんて場合にも、Unity内に用意されているAsset Storeの仕組みを利用すれば、これらの足りない部分を補うことができる。下手に自前で作るよりクオリティが高い上に、値段もそこまで高くないので利用する価値はかなり高い。ある意味、クラウドソーシングしてるかのように、必要なものが手に入る。自分がやりたいことに集中できるのもUnityの特徴かもしれない。
2014年5月2日、3Dモデル投稿・公開・閲覧サービス「ニコニ立体」がniconico内にオープンした。
このニコニ立体はUnity3Dを利用することで、投稿された3Dモデルを閲覧者がグリグリと回して閲覧できる仕組みになっている。
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最終更新:2025/12/30(火) 18:00
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