心神とは、防衛省技術研究本部で開発される(予定の)技術実証機である。
正式名称、先進技術実証機 ATD-X(Advanced Technological Demonstrator-X)
将来の戦闘機開発に必要になる新技術を組み込み、実証するための機体。現在画像が公開されているのはRCS測定用の模型で、実機の開発はこれからである(もう始まっている?)。ほかに縮尺5分の1の実際に飛行できる模型も作られている。
ちなみに予算の都合上や生産ライセンスの都合上、キャノピー(風防)周りはもう退役したF-1からの流用(完全国内生産した戦闘機はF-1だけなので融通が利くのがこれしかないというわけで)。
防衛研究所(TRDI)に訪れたアメリカの航空機メーカー、ロッキード・マーティンの研究開発チーム「スカンクワークス」のお偉いさんからは、一発で「この風防じゃレーダー反射(RCS)があるだろう?」と突っ込まれたとかいないとか。あと細かいレーダー反射ポイントを指摘されとか。優れた航空機設計者は空力などを模型などを見ただけでイメージできるというが、最近はRCSすらイメージできるらしい。いや、本当?
開発予算は付いたものの、当初の要求予算の半額なので、まぁ、これからというか先は長いというか。
特徴というか心神が実証する項目は以下の点。
ぶっちゃけわかりやすくいうと、「ハブブルー(ステルス実験機)とX-29(失速領域下での機体制御テスト機)とX-31(推力偏向エンジンの能力テスト機)とアレもコレも一遍にテストしちゃうぜー」というテスト機体。
詰め込みすぎだよ…ほんと予算がない国での実験は大変だよねーという機体でもある。
あくまでも新技術をテストするための実験機であって実戦部隊に配備するための新型機(の試作機)ではないのだが、某軍事板で指摘した人がいたように「戦闘機みたいな形をしている時点で誤解を解くのは難しい」のか、戦闘機に!と書き込みされる方が多々居られるようですが、あくまでも"実証機"ですのでこれが戦闘機になるとか努々思わないこと。
ステルス検証するのに電波暗室もなく、わざわざフランスまで送ったりしてる時点でこの国の航空機開発技術はまだそこまでのレベルにもたってしていませんので…。
ちなみにXF5-1エンジン一基の推力は5t程度。F-15、F-16に搭載されているP&H F100エンジンで1基11t弱。F-18E/Fに搭載されているGE F414でも1基で10t近い。無論エンジンのサイズの差もあるが、日本のエンジン開発もまだまだこれからといったところ。
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最終更新:2026/01/09(金) 20:00
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