「戦闘は試験と同じ、
戦果一位を取るのはすなわちいい成績を取るものですよ~」
Z23(アズールレーン)とは、Z23型駆逐艦1番艦『Z23』をモチーフとしたアズールレーンの登場キャラクターである。
鉄血に所属する駆逐艦。レアリティはSR。愛称は『ニーミ』。CV:阿部里果
主人公4人組の一人で大陸版における初期艦三人のうちの一人。日本版では綾波、ジャベリン、ラフィーの三人を最後まで上限突破させることで図鑑報酬として入手、建造可能となる。しかし、日本版ではその入手難易度の高さから主人公ズの中でも影が薄いのを否めない。Live2Dも用意されてるし台詞の数、イベントでの出番も多めなのだが・・・。
2018年4月26日に特別計画艦ローン(アズールレーン)が実装され、その建造開発開始のトリガーとして、鉄血前衛艦7隻が必要とされた。しかし、ノーマル~レアな軽巡s4人、SSRのくせにログインボーナスなプリンツ・オイゲンにSRだが途中でドロップするZ1姉貴で鉄血前衛艦は6人であった。つまり、Z23はその最後の一人としてにわかに注目されることになったのである。鉄血関連のイベント限定艦を持っていない指揮官諸君は頑張って彼女を出そう。
性格は公式曰く「勉強熱心で真面目な優等生。時々突っ走り過ぎて周りが見えなくなったり、どこか抜けている所があったりするのが玉に瑕」。自由人ばかりの主人公ズの中では常識的なためツッコミを担当することが多い。が、時にはやる気が空回りしてしまうことも。
勉強好きで身に付けた知識も豊富。時には先生役を担当することも(ただし、同じ先生系キャラはレンジャー、ラングレー、蒼龍、さらには同じ駆逐艦のアマゾンなど多数いる)。ニーミ先生イベントではロング・アイランド、サンディエゴ、サラトガらに勉強を教え、ネプテューヌコラボイベントでは読書好き同士でブランと意気投合した。ただし格言は知っていてもフランシス・ベーコンは知らない様子。違う、フランスisベーコンじゃないんだ・・・。
ちなみに愛称は23を日本語でもじった『ニーミ』だが正確な名前は『ツェアシュテーラー・ドライウントツヴァンツィヒ』。長いけど固有名がネタギレしちゃったから仕方ないね。
期間限定イベント『36年Z組ニーミ先生』において着せ替え衣装『哲学講師』が実装済み。主人公ズでは綾波に次いで二人目の着せ替え実装。なお人気が高かったのか2018年5月1日から5月31日までも復刻が行われていた。未所持の諸兄は再復刻を心して待つべし。
改造が待望されていたが、ジャベリン、綾波に続いてラフィーに改造が実装されても依然予定も上がらず、ファンをやきもきさせた。しかし、主人公ズの中では最後となったが、2018年6月28日ついに実装された。その詳しい内容は下記で…。
髪はブロンド、瞳は紫がかった碧。格好は両肩と背中が大きく開いたボディスーツの上から軍服風の前掛けと腰巻き、帽子を着用している。また、アクセサリーには鉄血のシンボルである十字が多くあしらわれている。
胸部装甲も主人公ズの中では比較的立派なものを持っている。
着せ替え衣装『哲学講師』は通常時のボディスーツを改造したかのようなドスケベミニスカスーツ。飾緒付きの白衣は大きくはだけて背中や腋、横乳などを惜しげもなくさらし、しかもストッキングとメガネ装備である。アリガトウゴザイマス!!
性能上の特徴としては、軽巡用主砲が搭載できること。元ネタの艦が駆逐艦としては大口径な150mm砲を搭載していたことの反映だろう。さらに主砲特性が140%もあり、固有スキルも
発砲時5%で発動し、8秒間自身の火力値を最大60.0%アップさせる「鉄血先鋭」
という火力特化艦である。代わりに駆逐艦の得意分野であるはずのである雷撃値は控えめ(流石に鞍山級ほど極端ではないが)。
Z型を大きく強化するスキルを持つ頼れるZ型の姉貴兄貴ことZ1(レーベ様)や万能な強さを持つ駆逐艦のクリーブランドことZ46(フィーゼ)との相性は抜群。というかこの3人を組ませるのが鉄血駆逐前衛の基本形とまで言われる。
スキルの発動条件が「主砲発射時に一定確率で発動」のため、スキル発動中の軽巡主砲はロマンの塊だが、駆逐主砲でないと肝心の発動率が低い(軽巡主砲は駆逐主砲よりも発射速度が遅いため)というジレンマを抱える。出撃させるステージやプレイスタイルによっての細かい装備の調整が必須。いわゆるコンセント砲[1]などの駆逐艦砲でスキル発動を狙うか、タバスコ砲[2]などの軽巡砲でコンスタントなダメージを狙うかは指揮官の戦略・戦術しだいである。
上記の通りついに改造が実装されており、その内容は 以下の新スキルを習得するもの。
20秒毎に40.0%(最大70.0%)で発動。強力な弾幕を展開すると同時に、敵弾を5回無効化できるシールド(10秒間持続)を2枚生成し、10秒間自身の主砲攻撃を100%クリティカルさせる「重装形態」
当然火力は+50、主砲補正も175%まで上がるため、軽巡顔負けの砲撃力を持つ駆逐艦という名の何かの誕生である。「重装形態」の弾幕には魚雷も発射され、磁気誘導機能が付いている。対空も強化されたが、元が低かったのでそれなりのものにとどまっている。もっとも、それは相方のフィーゼ(Z46)やフュン(Z35)に任せれば無問題だろう。
ただ、その分投入する資源は相当量を要求される。改造図はT1×13、T2×13、T3×10を揃えねばならない。さらに主砲強化パーツT3×50、資金は37,800、レベルは90が必要。
Z23はドイツ帝国のZ23型(1936A型)駆逐艦ネームシップ。なおZ23以前のドイツ駆逐艦には第一次世界大戦でのドイツ海軍軍人の名前がつけられていたのだが、ネタギレしたのか固有名が付けられていない。なお、ドイツの駆逐艦で計画分が全艦建造されたのはこのZ23型までで、次のZ35型(1936B型)は5隻中完成したのは3隻、その次のZ46型に至っては1隻も完成しなかった。
そんなZ23は1940年9月15日就役。以降は主に北欧方面に展開していた。1944年3月10日には日本から第4次遣独潜水艦作戦で訪れた伊29潜水艦をビスケー湾からフランス(当時ドイツ領)のロリアン港まで護衛し、途中のイギリス航空隊の攻撃から守りぬいた(残念ながらこの伊29は帰路の途中でアメリカに撃沈され、日本には戻れなかった)。
同年8月12日、フランスのラ・ロシェル港に停泊中に爆撃され大破、そのまま終戦を迎えた。その後フランスに接収され、レオパートと改名されたが、結局修理されないまま1951年に除籍、その後解体された。
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最終更新:2025/12/11(木) 11:00
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