マリオパーティ100 ミニゲームコレクションとは、2017年12月28日に任天堂から発売されたニンテンドー3DS専用ソフトである。
概要
マリオパーティ100 ミニゲームコレクション |
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基本情報 | |
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ジャンル | パーティゲーム |
対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 | エヌディーキューブ |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 2017年12月28日 |
価格 | 4,980円 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 | |
ゲームソフトテンプレート |
マリオパーティシリーズのナンバリングタイトル10作品に収録された700以上のミニゲームの中から、100種類を厳選した決定版。
ボードゲーム要素は前作のバルーンマッチに近いものが採用されており、基本UIも同じく参考にされている。
ミニゲームの内容自体は原作と変わらないものがほとんどだが、デザインは最新のものに一新されている。また2以前のデイジーや9以前のロゼッタのような原作発売当時いなかったキャラクターを使用することも可能。
ダウンロードプレイに対応しているため、ソフトが1つしかなくても3DS本体があれば最大4人まで同時にプレイすることができる。
なお、「マリオパーティ11~99はどうした?」なんて64時代のようなツッコミは野暮である
使用可能キャラクター
収録ミニゲーム
マリオパーティ(6) | マリオパーティ2(13) | マリオパーティ3(12) |
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マリオパーティ4(14) | マリオパーティ5(17) | マリオパーティ6(9) |
マリオパーティ7(12) | マリオパーティ8(3) | マリオパーティ9(10) |
マリオパーティ10(4) | ||
オリジナルからの主な変更点
今作ではデザインや対応ボタンのほか、システム面でも多くのミニゲームでオリジナルとの変更点があり、より遊びやすいよう工夫されている。またBGMやキャラの配役が変更されているものもある。
以下に各ミニゲームの主な変更点を記す(長いのでスクロールで格納)。
ミニゲーム名 | 変更点 |
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はたあげヘイホー | フェイントのやり方が「片方をあげてすぐに降ろし、改めてあげ直す」ように変更。 |
クッパひゃくめんそう | タッチペンを用いた操作に変更。 オリジナルではどのお手本も最大まで引っ張るようになっていたが、今作はそうではなくなったため高得点を取るのが難しくなっている。 |
ジュラシックパックン | BGMが3のものに変更。 追いかけるパックンがボスパックンに変更。 上からぶらさがったツタを利用できるようになった。 |
スロットルレーシング | コース1で固定になった。 カメラ視点が各プレイヤーに集中するようになった。 |
ドッカンせんしゃ | ステージ2で固定になった。 |
ぜんまいヘイホーレース | 制限時間が10秒から7秒に短縮。 40mが上限記録になった。 |
フラフラレコード | 30秒間でできるだけ多くのト音記号を集めるルールに変更。 移動方向はスライドパッドと逆向きで固定になった。 |
いろいろダッシュ | 各パネルに記号がつき、色覚が弱い人にも優しくなった。 ヒップドロップで踏みつけた際の反動がなくなり、事故が起きにくくなった。 |
カウント1・2・3 | 対象がボムへいで固定になった。 正解との誤差で順位がつくようになり、ピッタリでなくても勝利できるようになった。 |
のっかれボール | BGMが9のものに変更。 ステージ1で固定になった。 ボール同士がぶつかった際の反発が大きくなった。 |
スピードホッケー | BGMが3のものに変更。 |
ケーキファクトリー | BGMが7のものに変更。 操作方法が変更されており、具材をつかんで置くためにはAボタンを2回押す必要がある。 |
ゆきだまゴロゴロ | 雪玉の大きさに一定以上の差がある場合、大きい方が小さい方を一方的に押し潰すようになった。 |
ぴょんぴょんバトル | スピンで吹っ飛ばせる距離が大きくなった。 |
GO!GO!もくば | BGMが2のものに変更。 カメラ視点が各プレイヤーに集中するようになった。 |
みつけろ!巨大キノコ | キノコが巨大キノコになっており、それに伴いタイトル・パワーアップ時のBGMも変更。 ヒップドロップができるようになった。 |
あめふりパックン | 雨雲が不規則なタイミングで高速移動するようになった。 |
ニアピンぴったり! | BGMが6のものに変更。 前のプレイヤーの記録を表す旗がなくなった。 自分以外のプレイヤーの番では、残り7秒を切るとカーソルが非表示になりカンニングできなくなった。 |
たたいてドラム | BGMの周期が短くなった。 最初にヘイホーが叩く回数が2つに減った。 |
はやおしゲート | テレサがクリボーに変更。 |
もぐもぐビッグピザ | BGMが7のものに変更。 サラミ部分での減速がなくなった。 |
ターザンレース | 落下時のパックンフラワーが登場しなくなった。 ツタの長さと間隔が変更され、1本飛ばしができなくなった。 |
ぱらぱらブック | 三日月の欠け目が左下から左上に変更。 ページがめくれる速度の上限が緩和され、運に左右されずカンストまで到達できるようになった。 |
なぞってクレヨン | BGMが7のものに変更。 |
フリーフリースロー! | ジャンプ・シュートが両方ともAボタンになった。 |
ゼロヨングランプリ | スタートダッシュやギアチェンジの成功/失敗が明確にわかるようになった。 |
くねくねデンジャラス | BGMが3のものに変更。 落下時の救出担当がジャンゴからジュゲムに変更。 |
カプセルファクトリー | ヘイホーがノコノコに変更。 |
ゴールゴールゴール! | ゴールがオリジナルより大きくなっているが、その分1人側の当たり判定も広めになっている。 |
たいほうかくれんぼ | BGMが1のものに変更。 |
キノピオバーガー | 商品の見た目が向きにかかわらず一定になった。 |
ころころコウラ | ジャイロ機能を用いた操作になった。 |
はくねつ!ビーチバレー | 決着までのポイントを7, 14, 21点の中から選択できるようになった。 ボタンを押すタイミングによってサーブやスパイクの球速が変化するようになった。 |
さいごのたたかい!! | プレイヤーの体力が10から7に減少。 制限時間が無制限になった。 溶岩に落ちても一発アウトにならず、1ダメージを受けるだけになった。 ミニクッパがクッパJr.に変更され、攻撃方法も変化した。 パズルでは最後のピースにヒップドロップをした時点でフィニッシュが確定し、それ以降は移動できず攻撃を喰らってもダメージを受けなくなった。 最終面ではスイッチの高さがなくなり、キャラの位置に合わせてカメラワークも変化するようになった。 |
ハッスルバッティング | パーフェクト時に風船が飛ぶ演出がなくなった。(パーフェクトの通知はされる) |
まめのきジャンプ | BGMが7のものに変更。 |
スケートレース | カメラ視点が各プレイヤーに集中するようになった。 |
おちついてもムリなのだ | BGMが6のものに変更。制限時間が10秒に延ばされた。 |
ころころペッタン | BGMが4のものに変更。 ステージの絵柄がマリオの横顔で固定になった。 ステージの大きさが12マス四方から10マス四方に狭まった。 |
ゆきやまチェイス | 1人側が岩や切りかぶを破壊したとき、少し反動を受けるようになった。 |
ひろっておてがみ | 後半に降ってくるラブレターの枚数が2枚に増えている。 |
ウッキーシャッフル | BGMが4のものに変更。 |
ぐるぐるでガッハッハ! | 部屋が狭くなった。 |
パニックボックス | 1人側の操作が3DSのジャイロ機能を用いたものになった。 |
うみぞいドライビング | サブキャラがヘイホーからキノピオ・キノピコに変更。 味方の攻撃を受けた際のダメージが軽減された。 |
リールをまわせ | いくつかの絵柄が変更されている。 |
つなげてブロック | 2人用において、ブロックの上昇速度がかなり遅くなった。 下方向のレンガブロックの出現個数が減少した。 |
おちるな!たにぞこバトル | フィールドが少し広くなった。 攻撃による吹っ飛ばし距離が短くなった。 |
れんだでサンボ | サンボの体1つを飛ばすのに必要な連打回数が5回から3回に減らされている。 |
ハードルジャンプ! | BGMが6のものに変更。 |
マイクでフーフーフー | 風船を割ったプレイヤー1人が脱落するのを3回繰り返し、最後に残ったプレイヤーが勝利するというルールに変更されている。 |
マイクでまとあて | マトの大きさが全て同じになっており、50点のマトに当てやすくなった。 |
タルジャンプきょうそう | ドンキーコングの強さを3段階で選べるようになった。 (つたのぼりきょうそうも同様) |
まわしてハタあげ | タッチペンで下画面のハンドルを回す操作に変更された。 |
ふわふわ風船あつめ | プレイヤーの入った泡同士がぶつかった際の反動が小さくなっている。 |
ボタンでクライミング | BGMが4のものに変更。 |
かっ飛びキラージェット | 障害物や加速パネルの配置が変更されている。 |
連続ジグソーパズル | BGMが3のものに変更。 お題の絵が一部変更されている。また1枚目のお題はノコノコで固定になっている。 |
クリボーボウリング | コウラの滑る速度が少し遅くなった。 |
トライをきめろ! | BGMが4のものに変更。 |
ハイ、ポーズ! | BGMが4のものに変更。 背景の画像は「カウント1・2・3」「アイスキャッチ」「れんだでサンボ」から選ばれている。 |
キラキラストーンパズル | 2人用が一発勝負になっている。 |
エンジョイ!バドミントン | 決着までのポイントを7, 14, 21点の中から選択できるようになった。 |
ゲームモード
- ミニゲーム100
- 100種類のミニゲームを自由に遊べるモード。次に遊ぶミニゲームをおまかせで選んでくれる機能も搭載。
- ミニゲームアイランド
- ミニゲームをクリアしながらステージを進んでいく1人用モード。隠しミニゲームのアンロックもこのモードで行う。
3位以上だと勝ちになり、負けても先に進めるのでクリア難易度はかなり易しくなっている。一度クリアするとハードモードが選べるようになり、1位を取らないと先に進めないいつものミニゲームアイランドになる。 - ミニゲームマッチ
- ボードマップでスターを取り合う昔ながらのモード。ルールはスターラッシュのものをベースとしている。
マップは1種類しかないが、ミニゲームが主体の今作においてボードゲームはあくまでおまけモードという位置づけなので仕方ないか。 - かちぬきバトル
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ミニゲームを3or5試合し、勝ち数が一番多いプレイヤーが優勝。
ルール上仕方ないとはいえ同点優勝が結構な頻度で発生する
選ばれるミニゲームは事前に決めることができる。もちろんランダムで選ぶことも可能。 - デカスロン
- 数種類のミニゲームで対戦し、各ミニゲームの記録に応じてつけられる得点の合計点を競う。10種類のミニゲームで競う「デカスロン」と、5種類の「デカスロンハーフ」がある。両方で採用されているミニゲームは全く異なっている。
デカスロン | デカスロンハーフ |
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関連商品
関連項目
外部リンク
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