弥生賞ディープインパクト記念とは、JRA(日本中央競馬会)が開催する中山競馬場の3歳限定重賞、芝2000mの競走である。毎年3月上旬に施行される。格付けはGⅡ。(皐月賞トライアル)の副題が付いている。
概要
創設は1964年で芝1600mで始まり、1972年から芝1800mに距離が延び、1982年から皐月賞の優先出走権を5着まで付与するようになった。
1972年は馬インフルエンザの影響で延期されて5月に弥生賞が行われた。
1984年にグレード制度導入時にG3に格付され芝2000mに変更、1987年にG2に格上げになった。
1991年に若葉ステークスにも優先出走権を付与することになった事から、弥生賞の優先出走権は3着までに変更された。
2020年からこのレースで初重賞勝利し、その後競走馬として種牡馬としても大きな功績を残したディープインパクトを称えて、弥生賞ディープインパクト記念と改称となる。
このレースの勝ち馬からは、キーストン、アサデンコウ、アサカオー、ワイルドモア、タニノムーティエ、ロングエース、ハイセイコー、カブラヤオー、クライムカイザー、ラッキールーラ、ファンタスト、ミスターシービー、シンボリルドルフ、サクラスターオー、サクラチヨノオー、メジロライアン、イブキマイカグラ、ウイニングチケット、フジキセキ、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク、ナリタトップロード、アグネスタキオン、エイシンチャンプ、コスモバルク、ディープインパクト、アドマイヤムーン、ロジユニヴァース、ヴィクトワールピサ、サダムパテック、サトノクラウン、マカヒキ、ダノンプレミアム、タイトルホルダー、アスクビクターモア、タスティエーラ等が、
複勝圏内ではメジロアサマ、ランドプリンス、コーネルランサー、カネミノブ、プレストウコウ、サクラショウリ、ダイナコスモス、ニッポーテイオー、サッカーボーイ、リンドシェーバー、ナリタタイシン、イシノサンデー、サニーブライアン、セイウンスカイ、キングヘイロー、アドマイヤベガ、エアシャカール、メイショウボーラー、ドリームジャーニー、エイシンアポロン、ワンアンドオンリー、リオンディーズ、ワグネリアン、ダノンザキッド、シュネルマイスター、ドウデュース等62頭がG1級/G1を勝利していた、のちに勝利することになる。(2023年5月現在)
ただし近年はなぜか勝ち馬が皐月賞ではなくダービー・菊花賞で活躍することが多く、弥生賞を経て皐月賞を勝った馬は2010年のヴィクトワールピサが最後となっている。
レース結果
年齢表記は2000年以前も現在の年齢で表記
第1回第5回は中山1600m、第2~4回は東京1600m、第6回は雪で東京ダート1400m、第7回は雪でダート1600m、第8~第20回は芝2000m、第25回は東京芝2000m
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- 3
- 0pt