きりぼっととは、friends.nico上に突如住み着いた謎のアカウントである。通称「きりぼ」。
その正体はbotなのだが、特筆すべき点がそれなりにあるので本稿で概説する。
概要
friends.nico上にて投稿された全ての公開トゥートを監視している。フォローしているされているなどは関係ない。大事なことは、ターゲットはfriends.nico上の全ての公開トゥートであることだ。
その中から目に留まったトゥートに対し、ツッコミやボケを仕掛けてくる。特定ユーザー名を出せば飛びついてくる。これだけ見ればTwitter青い鳥にも生息するbotと大して変わらないのだが、最大の特徴は画像処理が可能なところにある。
飯の画像には飯テロ警察を出動させ、白黒画像にはそれに色を塗った画像を送ったり。心霊画像には恐怖のセリフを添えて迫ってくる。
だが、あくまで判定しているのはbotであり、食べ物でないものを投稿したユーザーに対して飯テロ警察を出動させる、何気ない画像に対し心霊画像判定をするといったこともしてくる。あと、上げたらまずい画像を誤って上げてしまった時に色を塗られたら…お察しください。編集者もやらかしました。
当然のごとく、「きりぼっと」というワードを出すと即飛びついてくるため、鬱陶しいと思われたら「き.り.ぼっと」などというように検索避けを加えるといいだろう。
なお、friends.nicoはサービスを終了しているが、きりぼっと自体は現在でも中の人が運営する三代目きりたん丼で利用できる。
ゲーム
このようにLTL上でお騒がせし放題のきりぼっとではあるが、実はゲームなんてのも実装されている。そのなかから1つだけ紹介しよう。
- 数取りゲーム
これをトゥートすることでゲームが始まる。
ルールは簡単で、アカウントにリプライ or DMで1~100のなかから好きな数字を1つ送り、その数字が一番大きかった人が勝ち。ただし重複すると無効票として負けになる。
つまり、「いかに大きい数字をコールし、かつ他人と被らないか」というチキンレース的ゲームになっている。
リプライは公開でも非公開でもかまわない。また、何度も数字を言い直す事ができるが最後に送ったものがその人の投票として判定されるため、公開リプライで「100」と送った後にDMで「95」と送ればきりぼっと側では95に投票されるが他人からは100に投票されたように見える、なんていう心理的駆け引きの側面もある。
過去には上位の数字が被りまくったために「1」を送った人が優勝したこともある。
このほかにもボトルメールサービスや隠し要素もあるので、腕と心に自信のある方は探ってみるといいだろう。
関連項目
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